前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信   作:銭湯妖精 島風

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869. オペレーション レリック コンテイン 臨戦

 

 

キュクノスから秘密兵器の取り扱い説明をしてもらい、ついでにキュクノスが末代にならないか少し心配をする

 

僕? 僕は僕が末代だよ、大丈夫 五月七日(つゆり)家の系譜は大鷹(おい)小鳩(めい)の2人に任せるから

 

そんなこんなでオスプレイに揺られる事 数十分で目的地周辺まで到達し

 

 

「此方ストーク、イーグルアイ 着陸地点の確保は出来ているか?」

 

「イーグルアイよりストーク、レギンレイヴ隊 及び グレイズ隊により確保が完了しているので安心して着陸すると良い」

 

「ストーク了解、タッチダウンまで2分」

 

「イーグルアイ了解」

 

 

どうやら冬彩(かずさ)と見知らぬUAV部隊が頑張ってくれたらしく、着陸地点の確保が完了しているとの事で、キュクノスとアイコンタクトを取り オスプレイから降りる準備をする様にパーティメンバーへ伝達する

 

 

「主よ、吾の 御守りを渡しておこう」

 

「え? 良いの?」

 

「構わぬ、先程 忌々しい4バカが現れたのでな? 念の為に主へ渡しておく、魔や邪といった(よこしま)なモノを寄せ付けぬチカラがある」

 

「分かったよ、有り難く貰うね」

 

「うむ、首から下げておれば効果を発揮するのでな」

 

「うん」

 

 

ワカモが僕へ麻紐で結ってある黄緑色の勾玉を渡してきたので、彼女に従いネックレスの様に首から下げて、ローレライの首元から内側へ入れる

 

 

「ストークよりイーグルアイ、タッチダウン完了 ハミングバードを送り出す」

 

「イーグルアイよりストーク、了解した ハミングバードの武運を祈る」

 

 

戦闘の音が轟く中、オスプレイは やや乱暴に着陸し後部ハッチが開いて僕達は降りる、さぁ ここからが本番だ

 

 

「頑張れよカナリア」

 

「うん、行ってくるねキュクノス」

 

 

僕達が全員降りると、キュクノスが声を掛けてきて返事を返した次の瞬間には離陸して飛んでいってしまう、まぁ こんな戦場のど真ん中で無防備に駐車はしていられないだろうしね? 仕方ない

 

 

「さぁ 行こう・・・リベンジだ」

 

「そうね」

 

Diesmal werden wir gewinnen.(今回は勝ちます)

 

「今回は吾も本気だ、万が一にも負けはない」

 

「ん、負けない」

 

「やってやるぜ」

 

「ふふふ、ヤル気充分ね」

 

「あぁ」

 

 

殺る気満々に士気を高めて隊列を組み、目的地であるアリーナへと突入する

 

僕達パーティが唯一 黒星を飾ってしまった因縁の相手、劣化複製体(レプリカ)とはいえ そのチカラは強大で 今の僕達でも正直 ギリギリかも知れない相手だ

 

 

「ふむ・・・性懲りも無く挑むとはな」

 

「珍しく弱音か?カヅキ、お前らしくない」

 

「何を言っているんだ ナズナ? 頭でも湧いたか?」

 

「お前程ではないさ」

 

「あ?」

 

「もう・・・喧嘩しないで頂戴、お客さんが呆れているわ」

 

「呆れさせておけ、そんなナメた事が出来るのも今だけだからな」

 

「その通りだぞ、シャル」

 

「はぁ・・・全く・・・」

 

 

前回と同様に槍を携えた立花博士、剣を帯びるナズナ、魔導杖を持つシャルロットが流暢に会話を交わしているのを見て、一気に警戒度を上げる

 

会話をする知性を持っているという事は、前回より性能が上がっている事は間違いない、これは難易度が更に上がったな

 

 

「ガリュー、ユウキ君、レプリカ ナズナをお願い、ティアリーとフラムベルグはレプリカシャルロットを、紗夜(さや)ちゃん とヘンリさんは状況を見て牽制を、ワカモ 僕と立花博士を・・・みんな覚悟を決めて欲しい!」

 

Mein Herr(我が主の)Wie Sie möchten(御心のままに)

 

「任せてください!」

 

「任せて頂戴」

 

「あぁ」

 

「任せてちょうだい」

 

「ん、任せて」

 

「任せてくれ、主よ」

 

 

3人の様子を伺いながらパーティメンバーに指示を出して1対複数の図を作り出す

 

数的有利は此方にあるから、どうにかなる筈だ

 

大丈夫、僕にはワカモがいるからね

 

 

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