前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
障壁術を用いた感知する事が難しい筈の障壁アンカーとバインドを避けられた事に少し驚愕してしまう
目が良いとか そう言うレベルの話では無いのである
「主よ、確殺コンボを避けられてショックなのは理解出来るが 気にする必要は無い、立花は魔力感知に長けておるだけだ。彼奴はメガネをしているだろう? アレは弱視だからだ」
「そりゃぁメガネをしているから目が悪いのは理解出来るけど・・・そんなに?」
「彼奴は
「だったら何だと言うんだ? よもや私が弱視だからと勝機があるとでも言いたいのか?」
困惑している僕をワカモが気を引き締める様に言い、タネを説明してくれ レプリカ立花博士は あからさまに不機嫌そうな表情をし依然として空中浮遊して僕達を睨む様に言ってくる
確かに彼女が弱視だからと言って、僕達の勝機が増える訳ではないのかも知れない、その状態で僕の攻撃を躱している訳だしね?
「忌々しい女狐を相手する為に小娘を先に始末する つもりだったが致し方な・・・少々 分が悪いが、分の悪い掛けは嫌いではない」
「来るぞ? 主よ」
「分かってるよ、ワカモ」
フワリと空中浮遊を辞めて地面に足をつけて不敵な笑みを浮かべてい言う、これは間違いなく何かする気だと理解し ワカモの言葉に相槌を打ちながらレプリカ立花博士を警戒しフロッティと銃剣を握り直す
僕が警戒している事を見て、更に笑みを深め自身が持つ槍を地面へ突き立てて手印を組み
「領域展開
「なるほど、こんなにも早く切り札を切ってくるとはな?」
「ここならば、貴様も好き勝手は出来ないだろう?」
「フロッティが・・・消えた?」
レプリカ立花博士が そう呟くと世界が塗り変わり ただただ広い白い石畳の部屋?へと立っていて、先程まで握り締めていたフロッティが消えている上に、ローレライも解除され 家を出た時の私服を身に纏っている事に気付く
先程 レプリカ立花博士が呟いた領域展開が間違いなく関係している事は理解出来るけど、
そんな事を考えつつ少し困惑しながらレプリカ立花博士を見ると、なんか上機嫌な悪役スマイルを浮かべ、上下2連散弾銃を少々 重そうに持っているのが見える
「主、すまないが吾は
「え? あぁそうなの? なんかシンドそうだけど大丈夫?」
「吾の心配は後で良い、今は自分の心配をしてくれ」
「なんだ? お優しい主様ではないか? 甘えたらどうだ? 女狐」
「五月蝿いぞ この性悪が・・・全く忌々しいにも程がある、対チート用の術式とはな」
「ははは、貴様の様なチート転生者を確実に屠る為の術式だからな? 存分に味わってくれ」
レプリカ立花博士も だけれど、ワカモも何だか体調が急に悪くなった様子で少し苦しそうなのは何故だろう?
多分、対チート転生者用術式と違うのが関係していると思うのだけど、僕は今の所 ピンピンしてる、なんでかな?
確かに僕は転生者ではある、けれど イオン様とヴェスタ神から頂いた祝福は 『 楽しい人生(意訳) 』 だから、それが関係しているのかな?もしかして
そういえば反響定位が使えず、ヘイローも消えていて アイテムバッグ 及び リコリスが消失しているけど、私服や髪留め そしてサイドアームは消失していない 何だ? 何を基準にしているのだろう?
ひとまずサイドアームが残っているのは不幸中の幸いだ、流石に丸腰の状態で散弾銃を持った相手に挑みたく無い
とはいえ、サイドアームも予備のマガジンが2本しか無いからね、短期決戦で決める他ない
さてさて、どう隙を見つけるべきかな?