前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
なんというか 悠長にワカモとレスバしているレプリカ立花博士を注意して見つつ左腿に巻いてあるホルスターからグロック17を抜き、しっかりと構えて引き金を引いて レプリカ立花博士の右肩を撃ち抜く
「あれ? 眉間を狙ったつもりだったんだけどなぁ」
「ぐっ・・・小娘、なんで貴様は拳銃を扱える?!
「やれやれ、そんな事も分からぬとは所詮は
「く・・・骨をやられたか・・・腕が上がらん・・・」
いつもなら外す事の無い狙いがズレてしまい、首を傾げていると レプリカ立花博士は驚愕した様子で上下2連散弾銃を落とし血を流しながら叫ぶ様に言い、ワカモが呆れた様子で言う
あらゆるチートが無効になると言うのは、どう言う事だろう? 反響定位が使えない事や 外す筈の無い狙いが外れてしまった事と関係が有るのだろうか?
「ねぇワカモ? 対満世界? がどんな術式か分かる?」
「あぁ知っておるよ、何せ シャルロットが教えてくれたからな」
「そうなんだ」
レプリカ立花博士は右肩から血を流し痛みで動けない様子で僕達を恨めしそうに見てくるだけで動かない
まぁより正確に言うなら、僕がグロック17を向けたままだから警戒して動けないのかも知れないけれど
「対満世界は、あらゆるチート や 異能を含む超常のチカラを全て無にする術式だ、魔法も超能力も異能も人の枠を超える身体能力も神の奇跡すらもな? だから吾の身体能力も 一般婦女子と変わらぬ程に落ちておる」
「じゃぁ僕が いつもなら外さない狙いを外したのも?」
「うむ、主は身体強化の魔法すら使わぬ事が多いからな、気付きにくいとは思うが目減りしていたのだろうな」
「なるほど、なるほど」
ワカモの説明を何となく理解する、確かに対満世界は対チート 及び 対転生者用の術式だと思う
大抵の転生者は、神様から貰った
だから、ベースになる部分が転生前の水準になってしまうと 戸惑い 隙になって、そこをレプリカ立花博士は手に持った上下2連散弾銃で撃ち倒すと言う やり方をしているのだろう
あらゆるチートを無効にするなら、不死性や超再生も無効化されているだろうから、ここで死ねば 普通に死ぬ事になる と予想が出来る
「さて・・・僕が何故 対満世界の中で拳銃を扱えるか? だっけ? 単純にチートに頼らず 地道にコツコツと訓練してきたから、だよ? 」
「約3年 毎日訓練を欠かさずに続けておれば、元より魔法や異能で身体強化をしていない主は多少 身体能力が目減りしても拳銃は扱えるだろうな? しかも9㎜弾を使用するグロック17であればな? 子供も扱える訳だし」
「全く・・・誤算だったな、腕が上がらん以上は術式を解除する為に手印も組めない」
「そっか、なら仕方ないね」
レプリカ立花博士が呟いた疑問へ答えると、彼女は悔しそうにしつつ諦めた様子で言う
それを見て、警戒をしつつ躊躇わずにマガジンが空になるまで彼女へと9㎜弾を撃ち込み、すぐにマガジンを替えて 油断せずにレプリカ立花博士へと銃口を向けると、運良くクリティカルが入ったのか対満世界が解除されて 元のアリーナへと戻る
「主よ、念の為にフロッティで死体撃ちをしておくと良い」
「確かに そうだね」
僕はすぐにローレライとフロッティを再展開してレプリカ立花博士へ岩塩バックショットを遠慮なく3発程 撃ち込んで死体撃ちをしておく
念には念を入れていた方が良いしね? 特にレプリカとはいえ立花博士だから、勝つ為には何をするか分からないからね、うん
そんな訳で念入りに死亡確認して確実にレプリカ立花博士を撃破した事を確認し、パーティメンバーがどうなっているか確認する事にする
苦戦していたら応援に行かないとね?