前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
レプリカ立花博士を死体撃ちして確実に撃破した事を確認してから、シャルロットとナズナを担当して貰った4人の内、先にシャルロット担当であるティアリー & フラムベルグの方を見ると、壮絶な光景が目に入る
「うわぁ〜 すごーい」
「随分と派手だな」
「なんだか持ち前のパワーでゴリ押ししてる印象があるなぁ」
「広範囲殲滅系統の魔法を使わない理性は有る様だな? それに長杖を使っている時点で本来のチカラは使えぬな」
「そうなんだ」
アニメや映画に出てきそうなぐらい派手で見栄えの良い魔法を使うシャルロットに対して氷や炎を使い防御や攻撃に転じるティアリーとフラムベルグを見て圧巻過ぎて脳死な感想が口から出てきてしまう
確かに派手で見応えの有る戦闘ではあるけど、なんというか持ち前の魔力量によるパワーでゴリ押ししている印象を抱く
確かに我が母と比べても魔力量も出力も多いとは思うけど、繊細さが感じられない とにかく魔法による弾幕で相対している様に見える
「お母さんなら、舐めプしてない限りは2手3手先まで考えて魔法を使うから、設置型の遅延発動魔法とかバインドとか置くものだけど・・・兎に角 弾幕でティアリーとフラムベルグを近寄らせない様にしているね」
「まだ余裕がありそうではあるが、この後に元凶を叩かねばならぬしな 手を貸す事にしよう」
「そうだね? ん? アレ?
「む? そういえば そうだな」
感想を述べているとワカモが そんな事を言ってきたので同意した後、遊撃支援をしている筈の紗夜とヘンリの姿が見えない事に気付き、呟くとワカモも不思議そうにする
僕の反響定位に反応が無いと言う事は、リスポーンしているか 範囲外へ動いているか と言う事だけど、2人が何も報告してこないなんてね?
「ハミングバードからイーグルアイ、プレジデントとプリンセスは何処に?」
「イーグルアイからハミングバード、プレジデント及びプリンセスは現在 レプリカシャルロットが召喚した召喚獣とアリーナ外で戦闘中」
「なるほど、アリーナの外かぁ、 ありがとう」
「いえ、それが私の仕事ですので」
考えても分からないので
さてシャルロットの召喚獣という事は、1度会った事のある あの僕を睨み続けてきた使い魔だろうか? 確か名前はレヴィだったかな?
彼女が相手だと、確かに手こずりそうだなぁ 特にヘンリ は 本気で戦ったら周りが更地になっちゃうから 全力が出せないんだよね確か
「ハミングバードよりイーグルアイ、ブルーバードによる支援砲撃を要請、対象はレプリカシャルロット」
「イーグルアイ了解、精密射撃によるピンポイント砲撃を敢行する。ティアリー 及び フラムベルグ両名は退避を推奨」
「フラムベルグ、退くわよ」
「あぁ」
「あら? あらあら?」
アリーナの外で戦闘を行っている紗夜とヘンリ へ加勢しに行く事は可能ではあるが、行けば消耗する事は確実だ
なら召喚主であるレプリカシャルロットを撃破しレヴィを送還した方が相対的に消耗を抑えられる筈なので、ブルーバードによる砲撃支援を依頼する
この砲撃でレプリカシャルロットを撃破しようとは思っていない、ほんの数秒 そう5秒ぐらい隙が産まれてくれるだけで良い、そうすれば僕がどうにか出来る筈だ
ブルーバードによる砲撃支援で秒間2発発の砲撃がレプリカシャルロットへ降り注いでいる内に僕はフロッティにキュクノスがくれた秘密兵器1号である特殊弾を装填し、膝立ちになって姿勢を安定させ深呼吸をして集中する
キュクノスによれば立花博士に通じるとの事だったので、シャルロットにも通じる筈だ
ダメならダメでまた考えれば良いし、その時に考えよう