前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
障壁をバイポットの代用にして更に安定させ、レプリカシャルロットに砲弾が降り注ぎ 爆煙が巻き上がる中、集中し狙いを定め 引き金を引く
特殊弾は爆煙を裂きレプリカシャルロットが反応して障壁を展開するが、それを貫通しヘッドショットが直撃する
「よし、当たった」
「今のはキュクノスが作った秘密兵器か?」
「うん、特殊弾だね」
「カレン由来の素材を使っているやつだな?」
「そうそう」
ハンドガードを操作しショットシェルを排莢しながらワカモの質問に答え、爆煙が晴れるのを待つ 反応を欺瞞して死んだフリをしている可能性もあるからね
「どうやったかは分からないけど、岩塩スラグショットにカレン由来の素材でコーティングしたらしいよ? 例え障壁で阻まれても 表層を犠牲に突破して本命の岩塩スラグショットを届けるって感じだね」
「あのカレン由来だからな、突破力は折り紙付きだろう」
「そうだね」
レプリカシャルロットの方を注視しながらワカモ へ 説明をすると 彼女はウンウンと頷き言う
「イーグルアイよりハミングバード、レプリカシャルロットの召喚獣消滅を確認」
「ハミングバード了解、お疲れ様」
「引き続き作戦行動を遂行する」
「うん、お願いね」
ブルーバードによる砲撃で舞い上がった爆煙が晴れ、ボコボコの地面とバラバラになって魔力素子へと還って行くレプリカシャルロットを目視していると、イーグルアイから報告を受け お礼を言い ユウキとガリューが頑張っている方へ目を向ける
「これで2人、あとはレプリカナズナだけだね」
「そうだな?」
「2人掛かりなら どうにかなると思ったけど、予想より時間掛かってるみたいだね」
「ふむ、確かにな? ユウキとガリューのレベルから考えると 少々 時間を費やし過ぎている様に感じるな?」
「ふふ、良い所をカナリアちゃんに持って行かれてしまったわね? フラムベルグ」
「勝てば良いだろう? ティアリー」
「そうね? 」
なぜなら、転生者である立花博士やシャルロットとは違い ナズナは純粋なリューネ人だからだ
彼は立花博士の様に搦手を使う訳でもなく、シャルロットの様に無尽蔵の魔力による高火力魔法の乱射と言う無茶苦茶をする訳でもない、純粋に剣と魔法で戦ってくるのだから
「・・・いや 逆か、だからユウキ君とガリューが決め切れないんだ」
「幾らレベルがユウキやガリューの方が上だろうが、レプリカとはいえ立花やシャルロットの様に自身のスペックによるゴリ押しをせずに経験に裏打ちされた地力で対処しているのだからな、主も そのタイプであろう?」
「僕の場合は、信仰の割合が原因なのか元々 戦闘向きのステータスでは無いからね? 戦うには地力を鍛えないとダメだったからだよ」
「理由はなんであれ、優れた才に溺れずに地道に鍛えてきた故に 先程の対満世界に屈する事なく立花を撃破出来た訳だからな、素直に喜ぶと良い」
「うん、ありがとうワカモ。でも 今は レプリカナズナを如何にして倒すかを考えなきゃ」
「ん? そう難しくは無いだろう? 吾が足止めをし、ユウキとガリューでトドメを刺せばよい」
「あぁ、なるほど」
ユウキとガリューがレプリカナズナ へ 致命の一撃を与えられていない理由を考察していると、急にワカモが褒めてきたので 露骨に話を逸らすと解決策を提示してきたので相槌を打つ
確かに レプリカナズナで有れば レプリカ立花博士やレプリカシャルロットの様にワカモの足止めを回避する事は難しいだろうし、ワカモならユウキとガリューを巻き込まずに レプリカナズナを足止めできるぐらい器用な筈だからね?
まぁ どうやって足止めするかは分からないけども