前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
たっぷり30分かけて規約を全て読んでからエルトラント共通語の筆記体で署名欄にサインをして、登録書に切り替わったので必須項目を埋めて行き クラスやレベル、保有魔力量等の部分が既に埋まっている事に気付く
どうやら、先程スキャンした時のデータが反映されている様だ、ステータスを見ながら記入するのは面倒くさかったので良かった
「終わったかな? それじゃあ30分ぐらい情報登録に時間かかるから、
「そうだな、行くぞカナリア」
「え? あ、うん」
話が
鷹樹の案内でショップエリアに辿り着き、少し疑問を感じたので鷹樹に尋ねる
「ねぇ鷹ちゃん、この建物さ? 外観以上に広くない?」
「そりゃあ空間拡張の魔法が使われてるからだな」
「空間拡張? それって超絶高難易度の魔法じゃ?」
「そうだな」
そうだな、じゃないが? と思いつつショップに並ぶ商品を眺める
剣や槍、斧に弓等 様々な武器や防具が並んでいて、見ているだけで楽しい。やはり刀とかロマンだよね
「へぇ、銃火器もあるんだね」
「そうだな、この区間にあるのはダンジョン産かダンジョン由来の素材で作られた物で、あっちの区間に有るのはダンジョン外の素材で作られた物だな。一般的にダンジョン産の方が性能が高めと言われている、だから値段もダンジョン産の方が割り増しだ」
目の前にあるボルトアクションライフルを手に取り安全装置や薬室、ボルトを触り弾が装填されていない事を確認してから、構えてみる
「結構重いかも」
「そりゃぁ お前には重いだろうな、ボルトアクションライフルなら・・・こっちだな、騎兵仕様の方」
「少し銃身が短いのか、なるほど・・・」
持っていたボルトアクションライフルを元有った場所に戻して、鷹樹から渡されたボルトアクションライフルを構えてみると、なかなか良い感じの重量と感じる
「探索者なり配信者なりになるなら必要だけど、今の所はなるつもりはないんだろ? なら最低限のにしとけ」
「そうだね、とりあえずゴブリンから獲得した棍棒と鉄剣で良いかな? 今日の目的は実験だし」
「確か、クラススキルの岩塩と聖水がダンジョンモンスターに有効か? の検証だったよな?」
「そうそう、
「三鶴がなぁ・・・アイツ、頭は良いしなぁ」
僕の言葉に鷹樹は思案顔で少し唸る、三鶴は知識も豊富で頭の回転も速い、なので彼の言った仮説は検証するに値する
仮に探索者をするなら、是非とも三鶴をパーティーに加えたいぐらいだ。頭脳係は必要だしね
「仮にダンジョンモンスター特効だったら、どうするんだ?」
「ん〜どーしよっかなー」
鷹樹の質問に対し、ボルトアクションライフルを元の場所に戻しつつ考える
探索者と言うのは、上手くいけば普通にバイトをするより時給が高い
仮に1時間でゴブリンを3体倒せた場合、魔石1つで500円としても3つで1500円にはなる
ゴブリンの場合、魔石は確定ドロップなので、+αの素材や武器類が入手できるので、下限でも2000円ぐらいは稼げる筈だ
まぁ全て上手く行けば、だけど
「まぁバイト先を探す手間はないし、お小遣い稼ぎに来るぐらいはアリ、かな?」
「まぁ良いんじゃね? 連絡くれたらスケジュール確認して空いてたら付き合ってやるよ」
「うん、ありがとう鷹ちゃん」
「構わんよ」
そう言いニッと笑み、鷹樹は僕の頭を撫でる。少々力が強い気もするが、まぁ仕方ない、鷹樹は三鶴と違いマッチョメンなのだ、パワーが有り余ってて仕方ない
それに僕は割と頑丈な方だから首は大丈夫だ、ただ髪の毛が乱れるから少しは手加減して欲しいとは思う