前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
その後もトラブル無くリューネへ到着し、例に漏れず不満そうなユウカの先導で空港を出ると金獅子のエンブレムがついてる黒塗りの車の前に、クラシカルなメイド服を着ている金髪と赤髪の2名が待っていて迷わず 其方へ ヘンリは歩いて行く
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ヘンリが金髪のメイドさんと2〜3言会話すると、彼女達は無駄の無い所作でトランクとドアを開け、荷物を受け取り車載し車内へ誘われる、これがプロか
なんて感動していると車が走り出し
「まずはホテルにチェックインするつもりだけど、良いかな?」
「はい、大丈夫です」
「本当は ぼく の実家に案内したい所だけど、流石にカナリアも嫌がりそうだし、色々の都合が有ってねぇ」
「・・・そうなんですか」
本当危なかった様だ、ヘンリは何を考えてるか全く分からない、こう言ったらアレだけど知り合って
まぁそんなこんなでリューネ王都外れにある高そうなホテルへと到着し、下車して自分の荷物を運ぼうとしたらメイドさんに やんわり断られ、ヘンリに手を引かれ受付? へ連行され、リューネ語だったからサッパリ分からない会話を聞き流している内に高そうな部屋へ案内され
「もう少ししたらホテル内のレストランが開く筈だから、夕食を食べるならそこで食べたら良いよ、支配人には話通して 支払いは全て ぼく 宛てにしてあるから冷蔵庫の中身も自由にして構わないから」
「あ、ありがとうございます、ヘンリさん。でも支払いまでは・・・」
「良いの良いの、受けた恩は100倍返し、カヅキおばさんを習ってるだけだから」
「・・・は、はぁぁ」
これは僕が何を言っても折れなさそうだな、と思い長いものに巻かれる事にする
正直に言うと、飛行機代はともかく この部屋の宿泊費だけでも払えるか微妙な所だ、中免とz125proで貯金使ったしね、うん
多分、1泊ぐらいならギリいけるかもなレベルだと思う、多分
「それで悪いのだけれど、ぼく は今から お使いを完遂しに行かなくちゃいけないんだ、だから また明日の・・・現地時間10時ぐらい集合で良いかな?」
「それで構いません、ありがとうございます」
「集合場所は・・・ホテル最上階のカフェテラスにしようか、街並みが綺麗に見えるし」
「分かりました、その様に」
「ん、それじゃぁまた明日」
「はい、また明日」
名残惜しそうに軽く僕を抱きしめてヘンリ+αが帰って行き、室内には僕達 兄妹だけが残される
「・・・悪意は無いみたいだね」
「
「確かに、過ぎた善意も恐ろしい結果を生む可能性は有るからね」
「・・・ねぇ、不穏な事を言わないでくれないかな? 」
「ふふふ、ごめんごめん」
肩の力を抜き高級ソファーに寝そべってダラけると三鶴が呟いたので返答すると、そんな事を宣ったので軽く抗議すると、三鶴は僕の頭を軽く撫でて反省した様子は無い謝罪をしてくる
この三鶴と言う
だから、三鶴がヘンリに悪意が無い、と言ったのならヘンリは善意で僕達へ色々としてくれている事になる
嬉しいが、度が過ぎるんだよなぁ