日記:家の悪魔と臭いメシアン、或は公園での修行
■月■日
■回目の富士山覚醒体験オフ会に参加し、最終日の今日に覚醒する事が出来た。
掲示板で他の覚醒者が言ってた覚醒したら世界が広がる的な書き込みの意味を、言語化は自分じゃ難しいが頭ではなく魂で理解した。
まあ、覚醒スキルは持って無いし明日から学校もあるからこれ今はこれ以上■■神社に居れなかったせいで新しくスキルの修得も出来なかったのは残念だ。
なので、また■■神社に来れる様になるまでは独学で遣り繰りする必要があるのだが、問題がある。
それは、家の中に悪魔が住み着いている事だ。
スキル無し、武器も無し、アナライズも覚えてないから種族も不明で内々尽くしで嫌になる。
前途多難とはこの事か?クソッタレ。
■月■日
覚醒してから日記■日目。
悪魔の感知能力が低いのか、それとも取るに足らないと思われているのかは分からないが、今はまだ行動を起こす様子は見られない。
俺も下手に行動して悪魔を刺激したくないので、敷地内で悪魔関連は見ざる・聞かざる・言わざるを徹底していて行い、ネットカフェや図書館で悪魔の対処法について掲示板や本を呼んで調べている。
マグネタイト操作については現在、念能力の四大行を真似する事で修行もどきを行っている。
勿論家の中ではなく、何故か何時行っても人がいない森林に近い荒れ果てた公園でブルーシートを敷いてからやっている。
自分の調べた限りでは、あの公園で事件や事故があったり噂話なんかも聞いたことないんだが、何故誰も居ないんだろうか?
結界が張ってある訳でも無さそうなのに、勿体ない。
■月■日
覚醒してから■週間目。
今日は最悪な事に、俺は知らなかったが学年で一番の美人と有名らしいクラスメイトのメシアンから放課後に学校の中庭に呼び出され、愛の告白と言う名のメシア教への勧誘をされた。
あの時は正直、今まで特に交流もない悪魔の残り香を堂々と漂わせる気色の悪い女に吐き気と殺意を覚えたが、殺意に任せ彼処で手を出すと後々面倒な事になるのは分かりきっていたので、理性を振り絞って玉虫色の回答をして帰ってきた。
だが、更に運の悪い事に俺の嫌悪の感情からできたマグネタイトに反応し家に居る悪魔に目を付けられ、家の中で付かず離れずの距離で観察され初めた。
今日は本当についてない日だな。
■月■日
覚醒してから■ヶ月。
今日も家では悪魔に監視され、学校では積極的に悪魔臭い女に粘着される地獄の様な日々を送っている。
家族やクラスメイトはオカルトに知見の無い未覚醒者な為力になってくれないばかりか、クラスメイトに関しては裏の事情を知らないからか何時の間にか女を袖にする悪いやつ認定を受けてて疎まれる始末だ。
あほくさ。
現状、唯一良い事と言えば四大行を物にして、応用にも手を出し始めた事ぐらいだろうか。
応用を修得するまでに洗脳や襲われたりしなければ良いのだが、これは望み薄か?
■月■日
覚醒してから■ヶ月と■日目。
──。
★ Lv1 ■■■■
■■型 破魔無効(服着用時)
スキル なし
この日記を書いているor書いた誰か。
何回目かのオフ会最終日に覚醒し、学生のなけなしのお小遣いで神主からこの書いた人物の個人情報を保護してくれる日記を買った覚醒スキルを持っていない転生者。
現在彼あるいは彼女はアナライズを覚えていないため、自身のステータスが虫食いの様になっている。
この作品は『カオス転生ごちゃまぜサマナー』の三次創作です。
設定及び登場人物はフリー素材なのでご自由にご利用していただいて構いません。
あと、序でいいので感想や評価、お気に入りとしおりに加えて誤字報告もくれると嬉しいです。