■月■日
文化祭二日目。
問題が発生した。
学校が異界化して閉じ込められた。
しかも、おそらく俺を狙い撃ちにして転移でアイドルグループとはぐれさせられた。
幸いなことに、転移する前にアイドルの一人が結界を張るのを確認出来たので向こうの安全は最低限確保出来ていると仮定し、装飾品に偽装した各種召喚器は問題なく使用できるので仲魔達を召喚しておいた。
俺が最初に転移させられた場所は学校の屋上だった。
下を見下ろしても空間が歪んでいて底が真っ暗で何も見えないし、上を見上げたら朝の筈なのに綺麗な夜空に三本線の入った満月が浮かんでいた。
下へと続く階段の扉が屋上にある筈なのに見当たらないしどうしたものか。
「上は夜、下は底なし、階段もないときたか」
仲魔は出したしトラエストも問題なく使えそうではあるけど、救助対象の一般人がいるしなぁ・・・・・・あっ。
「おい。【運命の支配者】は起動したか?」
『はい。確かに【運命の支配者】は発動し、運命への干渉を一度防ぎました』
てことは、最低でも2体以上の高位存在、或は同じ相手に二回連続で干渉されたってことか?
何処の誰だか知らないが、わざわざ俺個人に限定して干渉してくるとか何処の暇人なんだよ。
面倒な。
どうすっかなぁ・・・・・・せや!
「取り敢えず花火でも上げてみるか。
ネコショウグン、限界までラスタキャンディ」
『了解』
【ラスタキャディ】【ラスタキャディ】【ラスタキャディ】【ラスタキャディ】
【ラスタキャディ】【ラスタキャディ】【ラスタキャディ】【ラスタキャディ】
【コンセントレイト】
「メギドラオンでございます。てな」
日々の修行の成果によって強化を受けられる回数が8回まで増えている俺に最大まで強化が掛かる。
そこから更に陰陽術を使って魔法攻撃の威力を底上げした万能属性のメギドラオンを、
『■■■■■ォーーーー!?』
すると、なんと言うことでしょう。
月にメキドラオンが直撃したかと思うと。
突如として月が粉々に吹き飛び、雄叫びをあげながら悪魔が屋上に堕ちてきたではありませんか。
キッショ
「キッショ」
『突然の罵倒は酷くない!?』
あ、反応した。
でもキモいから攻撃しよう。
「取り敢えず見た目が邪神っぽいから焼くね【アギダイン】」
『ちょっとアジュッ!お願い話を聞いて!』
「やだ【アギバリオン】」
『やだ!?アッジュ!!!!』
見た目が
若干ギャグっぽい感じになったが、もしもの時用に準備していた俺を中心に封印を兼ねた結界も張り終わっている。
後はこのボスっぽいのを足止めしつつ外からの救援を待つとしよう、なので──
「──取り敢えずコレを
『こいつ
さ~て、それじゃあ俺とお前、どっちが先に