戦闘が始まる。
先に動いたのは俺達だ。
推定邪神は怯んでまだ動けない。
「対格上戦闘だ」
『了解』
結界の維持で移動出来ない俺は【魔反鏡】を専用式神に使用する。
結界の外から俺の次に速いネコショウグンが【ランダマイザ】で邪神を動きを鈍らせる。
クダは【道具の知恵】で【物反鏡】を専用式神に使用させ。
イヌガミが【フォッグブレス】で視界を大幅に隠す。
専用式神は手番を放棄。
俺の手番に次に備えて【コンセントレイト】で魔法の威力を強化。
『何を魅せてくれるんです?』
悪魔はニヤニヤと笑っている。
『行きますよーアイタッ!?』
悪魔が殴りかかるが待機している専用式神の【聖騎士の精神】によりダメージは式神に流れ、仁王立ちの効果で威力が半減したダメージが【物反鏡】の効果で悪魔に返ってきた。
ダメージの隙を突いて近距離から強化された【アギバリオン】を撃ち込む。
『またそれ~?アジュッ』
ネコショウグンが【ランダマイザ】を掛けて悪魔の動きを鈍らせる。
クダは【道具の知恵】で式神に【物反鏡】を使う。
イヌガミが【フォッグブレス】で悪魔の視界を隠しきった。
専用式神は手番を放棄する。
俺は【魔反鏡】の効果が切れていないのを確認してから【コンセントレイト】を掛ける。
追加でネコショウグンが【ランダマイザ】で悪魔の能力を下げきった。
『なんだろう・・・・・・デバフ積むの止めてもらっていいです?』
悪魔は【デクンダ】を唱えた。
しかし、何も起きなかった。
『・・・・・・は?』
悪魔が呆けて手番が回る。
俺は悪魔へ強化された【アギバリオン】を撃ち込む。
『ちょっと~痛いんですけど~』
1MORE!
悪魔をダウンさせ追撃のチャンスを得たが、無視して自身に【コンセントレイト】を掛ける。
ネコショウグンが
専用式神はそれを受け入れた。
『え?』
クダが【道具の知恵】で【ラクンダストーン】を使用した。
イヌガミが専用式神に【ラクンダ】を掛けた。
専用式神はデバフを受け入れ手番を放棄した。
俺はダウンして無防備になっている悪魔へ強化した【アギバリオン】を撃ち込む。
『ホゲェ~』
ネコショウグンが専用式神に【ランダマイザ】を掛け防御力を最大まで下げきった。
弱点を突いて出来た隙にクダが【魔反鏡】を張り直す。
『どうして仲魔にデバフを掛けてるの?怖~』
悪魔は【不滅の黒】を唱えた。
しかし、何も起きなかった。
『また不発。スキルの使用禁止?いやでも、結界の中に居る人間はスキルを使ってるし・・・・・・』
悪魔がブツブツと独り言を呟いている。
俺は自身に【コンセントレイト】を掛ける。
ネコショウグンは悪魔に【挑発】を行い攻撃力を大幅に上げさせ、MPを小回復した。悪魔の防御はこれ以上下がらない!
『挑発で回復?他にも回復方法はある筈なのに?これ以上私の防御は下がらないし、ワザワザこっちの攻撃を上げる必要は・・・・・・いやまて、それが目的?』
クダが【道具の知恵】で【タルカジャストーン】を悪魔に使用した。
イヌガミが悪魔に【挑発】を行い攻撃力を大幅に上げさせ、MPを小回復した。悪魔の防御はこれ以上下がらない!
専用式神は手番を放棄する。
『ねえねえ~質問があるんだけど』
「・・・・・・なに」
『もしかして私、【詰み】になりかけてる?』
「そうだよ」
『そっか~。次の質問、何でスキルが使えないの?』
「それはね、結界の中では誰もスキルを使えないように封印されてるからだよ」
『へ~・・・・・・あれでも、それだと君がスキルを使えるのおかしくない?』
「だって俺のこれはスキルじゃなくて、ただの
『はあ~!?せっこ、ずるじゃん』
「失礼な、ルールの抜け道だよ」
『GMが積極的にルールの裏を突くクソムーブやめてくれる?』
「やだ。【コンセントレイト】【生玉】」
『チッ』
会話中に【コンセントレイト】が切れたから掛け直し、ついでに回復したら舌打ちされた。
何処が口か分からないけど。
「ムダ話は終りにしようか」
『最後にお願い。命乞いするから見逃して?』
「え、やだ。お前、見逃したら他の奴を襲うんだろ」
『うん、もちろんさ☆』
「じゃあ・・・・・・死のっか【トリスアギオン】」
『ぬわーーっっ!!』
虎の子の【トリスアギオン】で悪魔の上半身を消し飛ばし、張っていた結界を収束させて封印し。
俺は今生で初めて神殺しを成し遂げた。