【カオ転三次】とある転生者の日記   作:幻 幽鬼

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日記:やメ糞

 

 ■月■日

 

 妻が帰ってきた。

どうやら鑑定系の依頼だったらしく命の危険は無さそうで安心した。

妻の一族は【メシア教】から徹底的に才能の持ち主を根切りにされているせいで最大レベルが1から上がらないから戦闘になると簡単に死んでしまうから依頼の度に気が気でならない日々を送っている。

 

 一応、見鬼術の才能があるから積極的に使わせて技術を磨かせてはいるが、これも何れだけ効果があるやら。

 

 ちなみにお土産の日記だが、それなりに喜んでくれた。

 

 

 

 ■月■日

 

 今日は今の拠点付近の不動産屋から調査依頼が来た。

依頼の内容は会社が謎の爆発で倒産して首が回らなくなった四人家族が一家心中した後の一軒家をオカルト的に調査して問題があるようなら解決してほしいと言う物だった。

 

 個人的に支払われる報酬の額も良いし霊装の試運転も出来そうだったので電話で受ける旨を伝えて現場に行ったら小娘が待ち構えていた。

その小娘、どうやら不動産屋の孫娘だったらしく偶然俺への依頼を聴いていた様でたかが調査に数千万も払うなんて可笑しいとか、どんな脅しを使ったんだなどピーチクパーチクと喚いて仕事の邪魔をしてくるのでスライムとディープキスさせて黙らせた。

 

見えない何かに唇を奪われたショックで茫然自失な小娘を無視して一軒家を調べたところ、土地に悪魔が憑いている様子も特に無かったので土地に軽く【ハマ】を掛け依頼主に電話で土地に問題が無いことと孫娘の回収をするよう伝え、指定した口座に振り込みがあることを確認してから拠点に帰ってきた。

 

 今日は大分楽な仕事だったな。

毎日こんなんばっかりならよかったのに。

 

 

 

 ■月■日

 

 今日は妻とデートした。

デート先は■■神社で、神主に頼んで妻に掛けられている呪いを解いてもらった。

 

 呪いを解くだけなら俺も可能だ。

だが、普段通りにただ呪いを解いてしまうと呪いを掛けた相手に知られてしまう為今までは解くことが出来なかったのだが、俺よりもより上位の霊格を持つ神主ならなんとか出来るかもと思い仲魔のスライムがシキガミになった日に相談したところ。

今日この日に解呪とその隠蔽の依頼を請け負ってくれた。

 

 正直、土下座して拝み倒したのはすまないとは思っているが、妻の呪いを解けるなら対価に調整中の修行用異界で悪魔の間引きをする事を提示されても、メシア教の天使に掛けられた不妊の呪いが解けるならそれを受けるのに躊躇う理由は無い。

 

 それで呪いの解除方法だが。

改めて俺の仲魔になった元スライムのシキガミを妻と魂を結び付けてバレない様に呪いを移すと言う方法だった。

言葉にすれば簡単に見えるし実際に神主は簡単にやって見せたが、それは神主が超越者だから出来た芸当で俺が同じ事をやろうとしても天使にバレるか失敗して妻が死ぬ未来しか見えない。

 

 これでやっと、妻と念願の子供を作れるようになれた。

神主には感謝してもしきれない恩が出来た。

 

 

 

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