日記:地獄の第一回富士山覚醒体験オフ会
■月■日
間薙慎二 16歳
幼い頃から前世の記憶を認識していたが6年前の旅行中、交通事故に遭い両親が他界。
事故当時、両親に庇われたお陰で外傷は無かったが2ヶ月の間意識不明になり、目覚めると共に覚醒した。
覚醒後はメシア教と無関係な一神教の孤児院に預けられ、俺のマグネタイトに反応して悪魔が寄ってくる事に気付いてからは死に物狂いで制御方法を独学で学びHUNTER×HUNTERの念能力モドキにONE PIECEの覇気モドキを習得した。
今回デビルサマナーこと星霊神社の神主が主催した【富士山覚醒体験オフ会】に参加したのは、去年の春頃から突然現れては勝手に仲魔になってくる自称無所属・メシア教から離反した天使達をどう扱えば良いか聞くために天使達を悪魔カード化した状態で持ってきている。
あと、メシア教に拷問されて霊視能力に覚醒した偉丈夫な男が天使が仲魔に居ると聞いて俺に突っ掛かって来るのをどう対処すればいいのかも。
身の上話はこんなところだ。
神主から記念にこの日記を買ったものの、日記を書く習慣なんて無いからこんな内容でも良いのか分からない。
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■月■日
星霊神社に滞在して1週間。
酷い目にあった。
初日の日記を書いた後に神主が覚醒している転生者を集めていたので集合したら神主対【俺たち】で闘いを強いられて吹き飛ばされ。
2日目は神主の作った一反木綿型の式神から雑に凪払われ。
3日目はネコマタに、4日~最終日目までは藤原の四鬼が日替わりで闘わされて完膚なきまでに叩き潰された。
闘う前に俺たちと交流したり、対抗策を得るために書庫にある書物を読み漁ったり、最終的には諦めて縁側で日向ぼっこをしてた。
一応、闘いの最中に多少の学びはあったが、それ以上に外から来た神社以外の新鮮なマグネタイトを一方的に搾り取られたのが大半だったが。
ちなみに、オフ会初日に神主に渡した天使の悪魔カードは帰り際に返ってきた。
神主曰く、俺が仲魔にしている天使達は偶々俺の近くに連続で召喚されているだけであり。
思想も悪魔にしては随分とまともな感性をしているとのこと。
もし仲魔に天使が居るのが嫌なら此方で封印しておくけどと言われたが。
何となくそれだけでは駄目な予感がしたので提案を辞退し、代わりに手持ちの全財産を叩いて所持しているとエストマの効果を発動する使い捨ての御札を買える分だけ買い取った。
この行動に意味があったのかは分からないし、多分後で後悔するかもしれない。
でも、上位者からの提案を受け入れてただ流されるってのは間違っている気がした。
2人目は気が向いたらいつか・・・・・・