■月■日
先週に来たゴールドカードを見せびらかしに来た俺たちのお気に入りがまた来た。
すわ俺たちに泣き付いて御礼参りに来たのかと内心身構えていたがそうではなく。
今日こそ魔法を全部避けてやると息巻いていたので、先週の魔法避けの修行と称した的当てを本気で修行だと思っている様でちょっと居たたまれなくて回避のコツを手解きした。
まあ、コツを教えただけで全ての攻撃を避けられる訳が無いので、今回は初撃を避けれただけで二発目からは避けれ無かったが。
本人は悔しがっていたが格上の攻撃を初撃だけとは言え避けれるのは凄いと思うんだがな。
言ったら助長するから本人には言わんけど。
■月■日
野良の覚醒者がマグネタイト操作を覚えたから『卒業おめでとう』とか『これから頑張ってね』と言いながら記念に自作した指輪型の霊装を渡したら『捨てないでっ!』と言われながら泣き付かれた。
何で?
何故か天使たちも覚醒者の女を擁護し出すしさ。
俺は事前にマグネタイト操作を覚えたら、もう面倒は見ないと言って了承を得た筈なんだがなぁ。
そんなに此所に居たけりゃ俺たちから気に入られてゴールドカードを貰えばいいのに。
身内じゃない奴をゴールドにする手続きが面倒臭いから、俺は孤児院の院長や子供たち以外に手続きをやるつもりは今のところ無いけど。
■月■日
何か魔法避けを受けに来る金札が俺たちを同伴して来た。
何でも俺が金札に提供している魔法避けの修行方法を聞いた俺たちが騙されているんじゃないかと危惧して付いてきたそうだ。
最初の一回目は騙したのは事実だけど二回目からは此方も真面目にやってるよとは争いの元になるので言わなかった。
で、金札が実際に修行を受ける所を見て本人達にも修行を受けてもらうことで誤解は解けた。
一部簡単そうと余裕かましている奴には本人に許可をとって俺が直接指揮して攻撃を避ける難易度を上げたりして遊んだ。
■月■日
文化祭が明日に迫っている。
正直面倒だから派出所か星霊神社の修行用異界で修行するか短期の地方依頼を受けてたい。
うちのクラスの文化祭でする出し物はコ●ダ風逆広告詐欺喫茶。
入店時に広告よりもデカイ商品をお出しする事を警告し同意を得てから注文を受け付けるうちの喫茶店で、前に修行の一環で旨い料理が作れる事を同い年の孤児経由でバレてしまい気になったクラスメイトに作らされたのが絶賛され今回俺は調理を担当する事になっている。
専用式神に挿しているニスロク由来の料理スキルカードを俺にブッ挿すか、専用式神に俺へ変化させてバックレたい。