【カオ転三次】とある転生者の日記   作:幻 幽鬼

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日記:たまの休みに思う

 

 ■月■日

 

 ダークサマナーの捕縛から翌日。

下位式神で監視しているダークサマナーの女と話し合った結果。

ダークサマナーの女を仲魔にして魂の保証をする代わりに、ばら蒔いた呪物によって発生した異界の攻略や7人の覚醒者への技術指導を行うなど言うことを聞いている間は殺さない契約をガイア連合製の契約式神に署名させることで自分の殺人童貞を捨てるのを保留した。

 

 彼女たちがダークサマナーに教えられる事に難色を示したが。

スキルを、それも俺が開発した戦闘にも使える固有の物を覚えさせたんだから、お前らも一般的なオカルト知識を学んでメシア教の天使の尻拭いや異界の攻略を手伝えるようになれと言って押しきった。

 

 自分も、何時までもお前たちに構ってばかりでなく自分だけの時間が欲しんだよ。わかれ。

 

 

 

 ■月■日

 

 今日は、随分と久し振りに休む事が出来た。

異界の間引きや彼女たちへの指導は仲魔のダークサマナーに任せ。

ガイア連合の方は俺の事情を把握している働きすぎな子供を休ませたい運営部や事務員にと俺を活躍させたくないメシアン嫌悪組の思惑が部分的に一致した結果、塩漬け依頼が全て受注済みで無くなるというある意味奇跡が起き。

専用式神も定期的なメンテナンスに出してる最中なので休みになった。

 

 なので今日は自分の生まれ育った町を見て回ってた。

戦後からやって来たメシア教の天使が運営する事によって長い間管理されて来た町、■■町。

人口の約八割が二代以上の世代に渡って天使によるメシア教への教化が施され、外から引っ越してきた者や、わざと教化されなかった者が残りの二割を占め、占星術で調べた限り教会の人間を含めて俺と7人以外誰一人覚醒した者が居ない歪な町。

 

 二世メシアンの両親の子供として生まれ。

けれど、天使に教化されない上、前世の記憶を持つが故に子供らしくないと食べ物と寝床、そして学校へ通わせる以外只の一度も名前さえ呼んでくれたことの無い両親の居るこの町を好きになったことは今まで無いし、これからも予定は無い。

 

 だから俺がこの町を出ていく為にも、彼女たちには一刻も早くダークサマナーから学びを得て独り立ちをして欲しいと改めてそう思った。

 

 

 

 ■月■日

 

 ダークサマナーを仲魔にしてから■■日。

一学期の終業式が終わったので忙しくなる。

ここ最近はダークサマナーの女が7人を引き連れて異界に潜ったり仕事を教えてるからガイア連合からの依頼に集中出来て大分楽になっている。

 

 ちなみにメシア教嫌悪組の俺への嫌がらせ目的にやっていた塩漬け依頼を先に受注する行為だが。

ショボい報酬に罠依頼、自称名家から移籍の強要に加えて根願寺から更に大量の依頼が舞い込んで来るのに堪えられない者が続出して美味しい依頼に流れていって計画が頓挫している。

まだ数人ほど頑張ってるみたいだけど、何時まで持つやら。

 

 

 


 

外道 Lv14 ダークサマナー

 

魔法型 銃撃・電撃弱点 呪殺・魔力・神経・精神耐性 物理・破魔無効

 

スキル ジオ 幻術系 サバトマ

 

仲魔 夜魔アルプLv5

 

 主人公の仲魔になったダークサマナーの女。

戦後から代々続く悪魔混じりの外法により、死ぬまで悪夢を見続ける呪いによって肉体と精神を蝕まれて悪魔化仕掛けているが。

主人公と契約してから悪夢を見なくなり悪魔化が進行しなくなった事に気付いてからは意外と忠誠心が高い。

天使に支配されているこの町の本来の管理者の一族だが、天使達にあらぬ濡れ衣を着せられ霊能力者の殆どを殺された事を悪夢の中で追体験するという形で知っている為、今回の結界の消失時に死を覚悟して呪物をばら蒔いた。

彼女の覚えている幻術は悪夢を追体験した時に習得したものである。

 

 

 




 皆さん良い御年を。
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