WORLD ONE BRIDE GENESIS   作:マリービィ

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24話 3399日後の未来(みく)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは─────遠い未来のこと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真っ白な天井。

 

真っ白な壁。

 

虹色に輝く、ギリシア風のガラス。

 

純白のタキシードを着た男性は、応接室で眠っていた。

 

 

 

スタッフ「新郎さん。もうすぐ、始まります。」

 

 

 

スタッフが呼び起こしてきた。

 

 

 

男性「は〜い・・・もうすぐかぁ・・・」

 

 

 

男性は起きる。

 

そして、そのスタッフの隣にアホ毛が2本ある黒髪の男性が話しかけてきた。

 

 

 

男性「お前、ここでも寝るのかよ。」

 

男性「お前だけは言われたくないね。お前も結婚式が始まる前は、寝てたくせに。」

 

男性「ぐっ・・・そ、そうなんだが・・・」

 

 

 

男性二人はそう会話をしていた。

 

 

 

男性「にしても・・・あれから結構経つな・・・」

 

男性「そうだな・・・」

 

 

 

二人は高校時代のことを話していた。

 

片方の男性の相手は、幼い頃に会っていた女の子。

 

その女の子とは、高校で再会をすることができ、無事、結婚することができた。

 

もう片方の男性は、高校で会った女の子とこの日、結婚式を挙げる。

 

男性は高校の時から、女の子のことを守ると誓っている為、プロポーズをし、この通り結婚式に迎えた。

 

そして・・・二人は高校時代での経験には、もう一つあった。

 

 

 

男性「あの出来事・・・未だに信じられねぇよな。」

 

男性「まぁな。《色々》とあったからな。」

 

 

 

男性二人は、高校時代で起きていた《色々》について話していた。

 

高校時代、結婚相手と共に二人は現実離れをしたとんでもない経験が、あったのだ。

 

そんなことに、二人は未だに信じられなかった。

 

 

 

男性「よし・・・そろそろ行って来い!花嫁のところにな!」

 

男性「ああ・・・行ってくる!」

 

 

 

男性はそこで、別れることにした。

 

 

 

 

 

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男性は結婚式の舞台に立つ。

 

ギリシア風のガラスの前に、純白の結婚式場。

 

そして、その男性と結婚相手の女性の親戚や友人が席に座っていた。

 

 

 

女性「もうじき・・・始まるね。」

 

男性「うん─────そうだね。」

 

 

 

男性の友人だと思われる男性と、その男性の結婚した相手と思われる女性がそう話していた。

 

男性の方は妹を亡くしてしまい、一時期孤独にいたが、女性が男性を支えてくれたお陰で、こうして幸せになっていた。

 

女性の方は五つ子姉妹の末であり、元々は敬語で話していたのだが、今は結婚して敬語を外すようになった。

 

それから暫くして、舞台に立っている男性の結婚相手となる純白のウエディングドレスを着た女性が父と共に、入場してきた。

 

女性はゆっくりと男性のところへと歩いていく。

 

やがて到着をし、男性の隣に立つ。

 

 

 

神父「貴方方は─────その健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命ある限り、真心を尽くす ことを誓いますか?」

 

 

 

神父の問いかけに、二人は首を縦に振った。

そして、二人は答える。

 

 

 

男性・女性「はい─────誓います。」

 

 

 

二人の答えに、神父は言った。

 

 

 

神父「では─────誓いのキスを。」

 

 

 

二人は見つめ合い、女性が先に男性に話した。

 

 

 

女性「私のこと─────大切にしてくれて、ありがとう。私のこと─────守ってくれて、ありがとう。」

 

 

 

女性の御礼の言葉に、男性は言った。

 

 

 

男性「これからも─────君のことを守るよ。」

 

 

 

二人はゆっくりと誓いのキスをする。

 

二人の誓いのキスに、拍手が包まれていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは─────一人の青年がたった一人の愛する少女を守るお話。

 

そして─────その愛する少女を守る為に、全てを巻き込んでゆく。

 

二人の物語は、まだまだ続く─────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

   Chapter10 END

 

 

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いよいよ第10章も終、100話に到達しました!
此処までこれたのも、皆様のお陰です!
此処で第2部の《ドクターの秘密編》も終わり、次章からは第3部の《中野家 五つ子編》へ入っていきます。

そして、以前も言いましたが、次章からが物語の後半戦となる、三年生編という新章が始まります。
この三年生編でいよいよ、この物語の全ての始まりとなるきっかけは何なのか?という新展開があります。
どんな展開なのか、心の中で予想しながらお楽しみください。

これからもGENESISシリーズも宜しくお願いします!

それでは、また次回。

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