WORLD ONE BRIDE GENESIS   作:マリービィ

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8話 風太郎の拒絶と瑛人の怒り

 

 

 

 

三玖(一花)「いいこと教えてあげる─────フータローが京都で会った子。」

風太郎「?!」

 

 

 

三玖(一花)がそう言うと、風太郎は気になったのか喰い付いてきた。

 

 

 

三玖(一花)「─────一花なんだよ。」

 

風太郎「っ!!!?」

 

 

 

─────この時、一花は言ってしまった。

三玖の格好でそう言う嘘をついてしまったことを。

しかも、その嘘は三玖だと思わせるようなことを。

 

 

 

三玖(一花)「─────嘘じゃないよ。」

 

 

 

風太郎は思った。

これは、おかしいと。

何故なら、三玖の瞳には光が無い。

まるで、誰かにマリオネットで操られているかのように。

その瞳が、風太郎は少し恐怖が出てきた。

─────その時であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

瑛人「騙されるなよ風太郎─────そいつは三玖じゃやい。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風太郎・三玖(一花)「?!」

 

 

 

風太郎の背後から声がした。

 

 

 

瑛人「そいつは三玖じゃない。俺は分かるからな。」

 

風太郎「てことは─────」

 

瑛人「偽物だ。・・・そうだよな?」

 

 

 

突然、瑛人の声が変わった。

その声は、ドスに効いた低い声であった。

その声でかなり怒りがこもっていることが分かる。

その声を聞いた三玖(一花)は身体をビクッとし、怯んだ。

 

 

 

瑛人「てめぇ・・・わかってるよな?俺の恋人を傷つけようとしたら、タダじゃおかない・・・分かってるのかコルァ。」

 

三玖(一花)「!!!」

 

 

 

とてつもない怒りに、三玖(一花)は怯んだ。

その隙に、風太郎は彼女のウィッグを取り、その正体が分かった。

 

 

 

風太郎「どういうことだ──────一花。」

 

一花「──────」

 

 

 

風太郎も一花に対して、怒りが出てきた。

彼女は嘘をつき、更に三玖を陥れようとしていた。

 

 

 

風太郎「もういい・・・お前のことは信用できない。残念だったよ。」

 

 

 

風太郎はそう冷たく言い放った後に、その場から去った。

そのタイミングで、瑛人は一花の胸ぐらを掴む。

 

 

 

一花「酷いなぁ、朝山君は・・・乙女にそんなことしていいの?」

 

 

 

こんな空気の中、そんな煽るように瑛人にそう言った。

だが──────

 

 

 

パチン!

 

一花「?!」

 

 

 

瑛人は一花にビンタをした。

そして、そのまま廊下に放り投げた。

 

 

 

一花「乙女の顔を叩くなんて・・・酷──────」

 

瑛人「黙れ。」

 

一花「ヒッ?!」

 

 

 

再び、とてつもない低い声に、一花は怯む。

 

 

 

瑛人「てめぇは・・・俺の幼馴染を騙そうとした・・・それだけじゃない。挙げ句の果てには、俺の恋人・三玖まで傷つけようとした。本当は、その顔面真正面にぶち込めたかった。だけどな、そんなことしたら三玖・・・否、お前の妹達が悲しむからだ。叩かれたぐらいで、感謝しろ。分かったか─────クソガキ女。」

 

 

 

そう言った後に、瑛人はその場を後にした。

一花はその場でただひたすら、呆然としていただけだった。

 

 

 

 

 

TO BE CONTINUE・・・・・・

 

 

 

 

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