WORLD ONE BRIDE GENESIS 作:マリービィ
圭「これからの作業と話すのは、終焉の月と呼ばれた破壊神・《セレーネ》について話す。」
先程の雰囲気とは打って変わって、四人は圭の方に視線を移す。
圭「このソルセリア帝国には、《セレーネ》という破壊神のこと知ってるな?」
哉汰「そんなの常識だろ。」
心愛「僕も知ってるよ。」
セレーネとは、このソルセリア・センチュリー帝国に封印されている、全ての生物達に脅かす破壊神。
その異名は、《終焉の月》と呼ばれている。
圭「大帝の大賢者様が封印して下さったお陰で、今の
圭は重い口を更に続ける。
圭「最高で千年。最低で五百年。大賢者様は今年で、もう百歳になられている。」
蛍「つまり、大賢者様の弟子である僕達の番になるってことだね。」
圭「そういうことだ。」
ソルセリア帝国の大帝は、代々受け継いで毎度、セレーネの封印をする儀式を行っていた。
セレーネを復活すると、この世界は終焉に向かってしまう。
彼等はそれだけは絶対に避けたいと思っていた。
この世界に住む人間を含む全ての動物達を守る為。
それが、彼等の宿命である。
遥「つまり、俺達がその破壊神をそろそろ封印する時が来たってことだよね?」
圭「ああ。儀式は毎年やった9月28日にて、行う。つまり、来週だ。それまで哉汰─────その作業を終わらせるぞ。」
哉汰「めんどくせぇ・・・」
圭「めんどくせぇ、とか言うな。」
圭に言われたことを、哉汰は顔面を目の前にあったテーブルつけた。
ネビュラ「なかなか無かったわね・・・」
研究員「美味しい〜!」
ようやくある程度の作業の一区切りとして終わらせたネビュラと女性研究員。
二人はこの王立魔法研究所にあった大きなヨーロッパ風食堂で、昼食をとっていた。
研究員「それにしても、あのセレーネを覆す方法ですかぁ・・・」
ネビュラ「ひとまず一区切り終わったけど、やはり物足りない・・・急がないと、世界は─────」
研究員「大丈夫ですって!代々受け継がれている大賢者様がなんとかしてくれますよぉ〜!」
ネビュラ「そうだけど・・・」
セレーネを封印する儀式。
代々受け継いでそれを毎度行っていたが、ネビュラは勿論、国のトップである彼等に信頼しているが、やはり不安があった。
研究員「もうすぐ9月28日ですし、今回も大丈夫ですって!」
ネビュラ「・・・・・・」
ネビュラは心配をしていた。
賢者五人いるから大丈夫だろうと思うが、何故か今回は復活しそうな予感をしていた。
そう─────彼女の予想は非情にも、的中してしまう。
とある青年がソルセリア帝国にやって来た。
その青年はフードを被って、この国に来訪をした。
そして、フードを被っている為、口しか見えない。
???「─────」
その口がニヤリと怪しく口角を上げていた。
TO BE CONTINUE・・・・・・