WORLD ONE BRIDE GENESIS 作:マリービィ
哉汰「圭は細かすぎんだよなぁ・・・」
遥「あははは・・・まぁな。だけど、哉汰も結構適当だと思うよ?」
哉汰「そうか?」
哉汰と遥はそう会話をしながら、コスモス城の廊下を歩いていた。
二人と圭は昔からの幼馴染であり、仲は良い方なのだが、圭の細かさに哉汰は溜息をする。
だが、明らかに哉汰の適当さが悪いのだが。
遥「まぁ、彼奴は真面目だからな。他人に厳しく、自分も厳しい。だけど、それもこれも国民の為だからな。」
哉汰「そうだけど・・・」
廊下で歩きながら、二人はそう会話をしていた。
ネビュラ「う〜ん・・・」
ネビュラは未だに、陣を描いていた。
彼女はセレーネを覆す為に、必死に研究をしている。
うんうんと唸りながら作業をしていると、
???「お疲れ様です。ネビュラ所長。」
???「お疲れ様です。」
そこで一人の女性研究員と一人の男性研究員が入ってきて、ネビュラがいた机に珈琲が入った缶を置いた。
ネビュラ「ありがとう。《ミーティア》、《シリウス》。」
女性・ミーティアと男性・シリウス。
彼等はネビュラの右腕として、共に国民の為に作業をしていた人物達である。
ミーティアとシリウスは作業をしている彼女の隣に座り、手伝っていた。
ネビュラ「もう帰ってもいいのよ、二人共?」
ミーティア「大丈夫ですよ、ネビュラ所長。」
シリウス「僕達も国民の為なら、この仕事はやり甲斐あるので。」
ネビュラ「ありがとうね、二人共。」
それから三人は先程の作業を続行した。
圭「お前なぁ!何回言ったら分かるんだ?!」
哉汰「良いじゃねぇか別に!」
そんなある日、二人は喧嘩をしていた。
途中から入って来た遥と心愛が、喧嘩の様子を見ていた蛍に尋ねる。
心愛「ど、どうしたの?」
遥「何かあった?」
蛍「いや・・・何時ものやつだよ。哉汰がまた・・・」
そう、何時ものというのは哉汰が作業を抜いていたことである。
その言葉だけで、二人は「あ〜」と腑に落ちた。
蛍「前向きはいいんだけど、抜いてるからね哉汰は・・・」
遥「相変わらずだな。」
心愛「うんうん。」
相変わらずの光景である為、三人は苦笑いをする。
蛍「それにもうすぐ儀式が始まるから圭が余計に張り切ってるんだ。」
遥「だからか。」
五人の中で圭が一番、その儀式に張り切ってるようだった。
彼は誰よりも国民の為に、尽くしているからだ。
圭「前向きなのはいいんだが、もっと頑張ってくれ・・・」
哉汰「最短でやったほうがいいだろ?」
圭「そういう問題じゃない!」
心愛「まぁまぁ、落ち着きなよ。9月28日まで、もうすぐなんだから。」
いよいよ来週・9月28日に行う、セレーネの封印の儀式。
それを聞いた圭は、少し落ち着こうとした。
???「9月28日までもうすぐか・・・」
とある青年は街中に歩いていた。
その青年はそうポツリと、呟いていた。
???「破壊神の封印を解く─────それが僕だ。」
TO BE CONTINUE・・・・・・
この過去編で登場している人物達の名前や異名の由来は、ご存知の方はいるかもしれませんが、全員、惑星や星座などといった宇宙関連の単語からとってます。
宇宙は僕は好きなので、この過去編で登場している人物達の名前や異名に宇宙関連の言葉を、命名しました。
さて、いよいよ過去編も終わりそうな雰囲気出てきていますが、この章はまだまだ続きます。
前半は選ばれし五人の話で、後半は
それでは、また次回。