WORLD ONE BRIDE GENESIS 作:マリービィ
瑛人「俺の名前は─────朝山瑛人!宜しく!」
その青年は青木三玖にそう自己紹介をした。
青木三玖の方は、見知らぬ青年に声をかけられ、困惑をしていた。
瑛人「えっと・・・大丈夫か?」
青年は心配そうに、青木三玖に声をかけた。
そして、緊張をしながら精一杯声を出す。
青木三玖「あの・・・瑛人さん?」
瑛人「ああ、そうだ。お前は何て言うんだ?」
朝山瑛人とという青年が青木三玖に訪ねる。
青木三玖はオロオロしながら、青年の質問に答える。
青木三玖「僕は・・・青木・・・三玖・・・です。」
瑛人「青木三玖な、よろしく!」
青木三玖がオロオロしているのを対照的に、青年は元気な感じで言う。
瑛人「こんなところでどうしたんだ?」
青木三玖「・・・・・・」
青木三玖は視線を落とした。
彼は人見知りであり、初対面である彼に目を合わせることができない。
瑛人「もしかして、人見知りか?」
青木三玖「・・・は・・・はい・・・」
青木三玖は力を振り絞るように声を出したが、出たのは蚊が鳴くぐらいの声であった。
瑛人「よし、じゃあ俺と一緒にやるぞ!」
青木三玖「え?ちょ?!」
瑛人に手を引っ張られ、そのまま二人は公園へと向かって行った。
瑛人「よし、ちょっと此処で待ってろ。」
青木三玖を連れて、ベンチで座らせていた。
瑛人は何処かに行って、数分経つと戻ってきた。
瑛人「二人でアイスでも食おうぜ。」
青木三玖「う、うん・・・」
青木三玖は緊張しながらも、瑛人と一緒にアイスを食べていた。
青木三玖「何で僕に声をかけたの?」
青木三玖はふと、瑛人にそう訪ねた。
瑛人「何か・・・ほっとけないからな。こうやって俺と喋っていたら、お前も人との関わりを持つようになってほしいと思いたいな。」
瑛人の話を聞いて、青木三玖は微笑む。
それから青木三玖は彼と遊ぶようになった。
それから青木三玖は瑛人のお陰で少しずつ、人との関わりを持つようになっていった。
青木三玖は瑛人と一緒に公園で遊ぶことが日常になっており、それを二年は続いていた。
そしてそんなある日、二人はとある会話をしていた。
瑛人「そういえば三玖。」
青木三玖「何?」
瑛人「将来何になるか、決まっている?」
青木三玖「・・・・・・」
青木三玖は考え始めた。
将来何になるか、決まっていなかった。
何にしようかと、悩んでいた。
そんな時だった─────
ブロロロロロロロ・・・!
瑛人「?!三玖!避けろ!」
青木三玖「え?」
瑛人は青木三玖を押して、そのまま突っ込んでくるトラックに轢かれた。
青木三玖「え・・・瑛人・・・兄ちゃん・・・?」
青木三玖は眼の前の光景に疑った。
自身を親しくしてくれた青年が、トラックに轢かれ、宙に浮かんでいる。
青木三玖「瑛人お兄ちゃん!」
青木三玖は走り、朱色に染まってしまった彼の身体を揺さぶる。
瑛人「三玖・・・良かった・・・」
青木三玖「良くないよ!お兄ちゃん!早く病院に!」
瑛人「もう無理だ・・・三玖・・・」
瑛人は言った。
瑛人「お前なら・・・大丈夫だ・・・幸せに・・・」
瑛人はそう言った後に、手をするりと落ちた。
青木三玖「瑛人お兄ちゃん!瑛人お兄ちゃん!瑛人お兄ちゃぁぁぁぁぁぁん!!!」
青木三玖はその後、ひとしきりと泣いていた。
この時、彼はとあることを決心したのであった。
TO BE CONTINUE・・・・・・
今回のサブタイトルの由来はいきものがかりさんの「ハルウタ」という楽曲からとりました。
それと、お待たせして申し訳ありません!
この季節に入ってから色々と忙しくなってしまい、書く余裕がありませんでした。
今日から暫く、2日か3日と4日、下手すれば週に一回になるかもしれませんが、余裕があれば明日か今日投稿します。
お楽しみいただいている皆さん、本当に申し訳ありません。
それでは、また次回。