WORLD ONE BRIDE GENESIS   作:マリービィ

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13話 ハルウタ⑥

 

 

 

 

勇也「なるほどな。」

 

マルオ「つまり、マギア・ヒューマノイド二つを作れたんだね。」

 

青木三玖「うん、何とかね。」

 

 

 

青木三玖はマギア・ヒューマノイドの二人を作れることができ、酒澤紫音は教師、白鷺神楽は古代からあった神託の盾(オラクル)魔法騎士団(まほうきしだん)の総長にさせることとなった。

理由は─────この後、もう一つのマギア・ヒューマノイドを作るからである。

 

 

 

マルオ「いよいよもう一つ─────《朝山瑛人》を作る時が来たんだね。」

 

青木三玖「─────うん。」

 

 

 

朝山瑛人。

青木三玖のかつての友人。

彼をモデルにしたマギア・ヒューマノイドを作ることが、目標であった。

 

 

 

青木三玖「この仕事は──────絶対に失敗しない。」

 

勇也「──────」

 

青木三玖「未来へ繋ぐ計画(プロジェクトコネクト)──────彼をこの世に生まれさせることが、僕の目標なんだから。」

 

 

 

青木三玖はそう言っていた。

彼をこの世にもう一度生まれるなら、それでいい。

源一郎の計画もそうだが、青木三玖にとってはそれも計画の一つであった。

 

 

 

青木三玖(朝山瑛人─────待ってて。君を強い戦士として、育てるから!)

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

青木三玖「これも駄目・・・あれも駄目・・・」

 

 

 

青木三玖は紫音や神楽の時と同様、再び朝山瑛人を完成するのに時間がとてつもなく、かかっていた。

作って没、作って没、あれじゃ駄目、これじゃ駄目と繰り返していた。

 

 

 

青木三玖「君を必ず─────強い戦士として育てるんだ!絶対に─────僕は諦めない!」

 

 

 

青木三玖は始祖五賢者に作られたマギア・ヒューマノイドなのか、とてつもない強い精神を持っていた。

今ので500回ぐらい作り込んでいたのに、それでも彼は諦めていなかった。

作って没、作って没、あれじゃ駄目、これじゃ駄目の繰り返しなのに、彼はそれでも続けていた。

 

 

 

青木三玖「僕は─────朝山瑛人という強い戦士として完成するまで、終わらない・・・!」

 

 

 

青木三玖はそのまま、ずっと続けていた。

朝山瑛人とというマギア・ヒューマノイドを完成するまで。

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

青木三玖「瑛人・・・」

 

 

 

青木三玖はようやく、完成したと思われた。

カプセルの中にいる少年を、ずっと見続けていた。

頼む・・・目を開けてほしい・・・そう思っていたら、ゆっくりと目を開けた。

青木三玖は安堵しながら、彼を優しく持ち上げた。

彼の温もりが、あの時、彼と似ていた。

 

 

 

青木三玖「久しぶり─────じゃないか。君とは、初めまして─────だよね?」

 

 

 

思わず青木三玖は、彼を見た瞬間に言ってしまったが、彼は何のことか分かっていなかった。

 

 

 

瑛人「えっと・・・」

 

 

 

青木三玖は彼に改めて、自己紹介をした。

 

 

 

青木三玖「僕の名前は《ドクター》─────君の友達だよ。」

 

 

 

これが─────この物語の主人公・朝山瑛人の誕生であった─────

 

 

 

 

 

TO BE CONTINUE・・・・・・

 

 

 

 






余裕がありましたので、もう一本投稿します。
さて、ようやく此処で、瑛人の過去編に繋がる訳となります。
ですが、今回は青木三玖の過去編というわけなので、瑛人の過去編とは違う形で進みます。

もうすぐこの章も終わりに近づきます。
その為、もう暫くお待ち下さい。

それでは、また次回。

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