WORLD ONE BRIDE GENESIS 作:マリービィ
源一郎「─────」
瑛人・三玖「・・・・・・」
源一郎から聞かされた話に、二人は啞然としていた。
それもそうだった。
聞かされた内容が、とても信じ難い現実離れをした話だったからだ。
だが─────それも現実だと二人は受け止めた。
瑛人(俺達が生まれる前まで、そんなことがあったなんて・・・それに、あの子供がドクターの転生した姿・・・)
三玖(私の名前の由来は─────エイトの父親・ドクターからの由来だったの・・・?)
自分達が生まれる前まで、そんな現実には有り得ないような出来事が沢山あったようだ。
信じ難い話だが、もしそんな話を信じなかったら、何故現状、このようなことが起きているのか分からなくなる。
だから今の話が本当だとしたら、辻褄が合う。
源一郎「私からの話は以上だ─────信じてもいいし、信じなくてもいい。だが、これだけは言える。今年の夏の後のことだが─────気をつけたまえ。」
瑛人「こ、今年の夏の後・・・?」
源一郎「ああ。」
今年の夏の後に、何かあるのだろうか?
そう思っていたら、源一郎は口を開く。
源一郎「今年の夏の後─────セレーネが来るかもしれない。」
瑛人・三玖「?!!」
セレーネ─────先程、話を聞かされていた破壊神。
その破壊神が、この世界に来るという─────しかも、今年の夏の後に。
瑛人「そ、それって・・・本当なんですか?!」
源一郎「あくまで、可能性だ。だが─────確率は高い方だ。」
三玖「そ、そんな・・・」
全ての生物達に脅かす破壊神が、この世界に来ると聞いて、瑛人と三玖は緊張を走る。
瑛人「そうだとしたら・・・」
源一郎「ああ─────そして、奴は三玖君を狙っている。」
瑛人「え?」
三玖「わ、私・・・?」
源一郎が首を縦に振る。
源一郎「奴は、君を鍵とし、力を完全復活するつもりだ。恐らく、夜神一護という男も君を連れ去って、セレーネの力を完全にするつもりだろう────気をつけたほうがいい。」
その後、二人は源一郎の小屋を後にした。
二人は、背の高いセコイアの樹々の間を抜けていく。
そして、沈黙の中、三玖が先に口火を切る。
三玖「ねぇ・・・エイト。」
瑛人「ん?」
三玖は不安そうに、瑛人に声をかけた。
三玖「私達─────これからどうなるんだろう?」
瑛人「・・・・・・」
不安な気持ちいっぱいの三玖に、瑛人はなんて声をかければいいのか分からなかった。
一体どうなるか、分からない・・・そう思っていた矢先─────瑛人はとあることを気付いた。
瑛人(そういえば─────何で源一郎さんは知っていたんだ?)
明らかに不自然だった。
瑛人の誕生する前だけではなく、遥か遠い昔のことも。
何故、そのことをあの人が知っているのだろうか?
瑛人(源一郎さんのことも・・・調べた方がいいかもな。)
瑛人は源一郎へと不審に思い始めた。
そして─────決意をする。
瑛人(あの人の正体を─────暴く。)
瑛人は源一郎の正体を暴くことにした。
彼は一体何者なのか。
それは─────
─────《神のみぞ知る》。
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Chapter13 END
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これにて、過去編が終。
次回からが新章、夏休み編が始動します!
色々と謎が多かったので、この章でひとまずお口直しとします。
それと同時に、この章からいよいよ最終章に向けた物語の終盤戦へと入っていきます!
此処で事前予告です。
甘々にします。
めちゃくちゃ甘々にします。
もうとにかく甘々にします!
その為注意事項、ブラックコーヒーを用意してください。
そういえば話を変えますが、昨日ユニークアクセスを見てみたんですけど、21時のところがめちゃくちゃ凄かったです!
今までは最高で40〜50だったのに90近くまで倍近く行ってました!
何故?と僕はめちゃくちゃ思いました。
たまたまタイミングでそうなっただけなんでしょうか?
まぁどちらにせよ、この小説を読んでくださることは変わりないのでめちゃくちゃ有り難いです!
本当にありがとうございます!
それでは、また次回。