WORLD ONE BRIDE GENESIS 作:マリービィ
1話 夏休みの始まり
三年生に入ってから四ヶ月も経過をし、一学期の幕を降ろした。
その同時に、学生にとっての最高の楽園のような季節に入っていく。
その名は─────
瑛人「夏休みだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
そう─────夏休み。
夏休みというのは、学生にとって楽園の季節。
七月の下旬から八月が終わるまで、ずっと休みである。
瑛人が叫んでいるのは、ただ単に夏休みだからではない。
それは─────
瑛人「三玖と一緒にプールだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
そう。
彼は以前、五つ子に風太郎と円と一緒にプールに行こうという話をしていた。
この夏休みの時に。
しかも、明日に行く予定である。
瑛人「♪三玖と一緒にプール〜三玖と一緒にプール〜。」
瑛人の気分はルンルン気分であった。
その為、今日の夜は眠れないかもしれないと思っていた。
一花「ふぅ・・・暑いねぇ〜。」
二乃「だけど、プールよ!今度こそフー君に・・・!」
四葉「皆で楽しもうね!」
プールに行く日。
五つ子は風太郎や瑛人、円よりも先にプールへとやって来た。
─────が、三玖は何かの看板を見ていた。
五月「?どうかしましたか?」
すると三玖は今度、二乃をジーッと見ていた。
二乃「な、何よ?」
三玖「二乃─────だめだよ。」
二乃「しないわよ!」
三玖が見ていたが看板とは、入れ墨注意!という忠告看板であった。
それを知った二乃はツッコむ。
一花「だけど、案外してるかもよ〜?例えば、愛する人の名前の頭文字とか。」
四葉「確かに!」
三玖「あり得る。」
二乃「アンタたち!アタシを何だと思ってるのよ?!」
一花と四葉、三玖の言いたい放題に二乃は更に大きくツッコんだ。
二乃「だけど─────愛する人の名前の頭文字を自身の身体に入れるのは─────いいわね。」
と結局、二乃はなんだかんだそう思い始めた。
二乃「けど!しないわよ!痛いし。」
五月「当たり前です!そんなことしたら不良です!」
一花「五月ちゃんは真面目だね〜。」
そんな感じで五つ子は会話をしながら、暑い炎天下の中、プールへと向かって行った。
三玖(早く・・・エイトに会いたい・・・)
瑛人「ふわ〜・・・ねっむ。」
─────一方、瑛人と円、風太郎の方では五つ子が先に行っていると聞いて、少し急ぎ足でやって来た。
円「大丈夫かい?瑛人。」
風太郎「眠れなかったのか?」
瑛人「当たり前だ。なんたって今日は、三玖と一緒にプールだからなぁ〜。」
結局、瑛人は昨日の夜に眠れなかったようだ。
それは、どれほど三玖とプールに行くという興奮を持っていたのか、恐らく誰も分からないと思う。
風太郎「あれ?あれは五月じゃないか?」
風太郎の言葉に瑛人と円はそちらを見る。
瑛人「みたいだな。」
円「本当だね。」
風太郎の言う通り、そこには水着格好の赤髪のロングヘアーをした少女がいた。
三人はその少女・五月の元へと向かう。
風太郎「お前、ついにそこまで来たか・・・」
瑛人「まあ、お前なら余裕だろ。」
円「ま、まぁ・・・」
三人は五月が持っている物を見ながら、瑛人と風太郎はそう呟いていており、円は苦笑いをした。
五月「う、上杉君?!それに朝山君に森谷君も、来てたのですか!?ち、違います!これはみんなで食べる分で・・・あ、朝山君。三玖がとても会いたがっていましたよ。」
瑛人「マジ?俺も早く会いたいから連れてってくれ。」
そうして三人は五月についていくこととなった。
瑛人は早く三玖に会いたいという思いから、足取りは早くなっており、円は皆でプールに入るのが楽しみなのか、微笑んでいた。
そして、風太郎も久しぶりに姉妹に会いたいのかキョロキョロしている。
風太郎(そろそろ──────俺も答えを出さなければな・・・)
彼等の夏休みが──────始まる。
TO BE CONTINUE・・・・・・
ようやく、原作主人公組が再登場して、五等分の花嫁の世界観に戻ってきたって感じがします。
今回から夏休み編が始動します!
前回の言ってた通り、本章はとにかく甘々な展開になりますので、ブラックコーヒーを飲みながら読んでください。
そして更に本章からいよいよ、物語の終盤へと入っていき、最終章への足掛かりとなっていきます。
それでは、また次回。