WORLD ONE BRIDE GENESIS   作:マリービィ

146 / 172
第14章 夏休み編
1話 夏休みの始まり


 

 

 

 

三年生に入ってから四ヶ月も経過をし、一学期の幕を降ろした。

その同時に、学生にとっての最高の楽園のような季節に入っていく。

その名は─────

 

 

 

瑛人「夏休みだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

 

 

そう─────夏休み。

夏休みというのは、学生にとって楽園の季節。

七月の下旬から八月が終わるまで、ずっと休みである。

瑛人が叫んでいるのは、ただ単に夏休みだからではない。

それは─────

 

 

 

瑛人「三玖と一緒にプールだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

 

 

そう。

彼は以前、五つ子に風太郎と円と一緒にプールに行こうという話をしていた。

この夏休みの時に。

しかも、明日に行く予定である。

 

 

 

瑛人「♪三玖と一緒にプール〜三玖と一緒にプール〜。」

 

 

 

瑛人の気分はルンルン気分であった。

その為、今日の夜は眠れないかもしれないと思っていた。

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

一花「ふぅ・・・暑いねぇ〜。」

 

二乃「だけど、プールよ!今度こそフー君に・・・!」

 

四葉「皆で楽しもうね!」

 

 

 

プールに行く日。

五つ子は風太郎や瑛人、円よりも先にプールへとやって来た。

─────が、三玖は何かの看板を見ていた。

 

 

 

五月「?どうかしましたか?」

 

 

 

すると三玖は今度、二乃をジーッと見ていた。

 

 

 

二乃「な、何よ?」

 

三玖「二乃─────だめだよ。」

 

二乃「しないわよ!」

 

 

 

三玖が見ていたが看板とは、入れ墨注意!という忠告看板であった。

それを知った二乃はツッコむ。

 

 

 

一花「だけど、案外してるかもよ〜?例えば、愛する人の名前の頭文字とか。」

 

四葉「確かに!」

 

三玖「あり得る。」

 

二乃「アンタたち!アタシを何だと思ってるのよ?!」

 

 

 

一花と四葉、三玖の言いたい放題に二乃は更に大きくツッコんだ。

 

 

 

二乃「だけど─────愛する人の名前の頭文字を自身の身体に入れるのは─────いいわね。」

 

 

 

と結局、二乃はなんだかんだそう思い始めた。

 

 

 

二乃「けど!しないわよ!痛いし。」

 

五月「当たり前です!そんなことしたら不良です!」

 

一花「五月ちゃんは真面目だね〜。」

 

 

 

そんな感じで五つ子は会話をしながら、暑い炎天下の中、プールへと向かって行った。

 

 

 

三玖(早く・・・エイトに会いたい・・・)

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

瑛人「ふわ〜・・・ねっむ。」

 

 

 

─────一方、瑛人と円、風太郎の方では五つ子が先に行っていると聞いて、少し急ぎ足でやって来た。

 

 

 

円「大丈夫かい?瑛人。」

 

風太郎「眠れなかったのか?」

 

瑛人「当たり前だ。なんたって今日は、三玖と一緒にプールだからなぁ〜。」

 

 

 

結局、瑛人は昨日の夜に眠れなかったようだ。

それは、どれほど三玖とプールに行くという興奮を持っていたのか、恐らく誰も分からないと思う。

 

 

 

風太郎「あれ?あれは五月じゃないか?」

 

 

 

風太郎の言葉に瑛人と円はそちらを見る。

 

 

 

瑛人「みたいだな。」

 

円「本当だね。」

 

 

 

風太郎の言う通り、そこには水着格好の赤髪のロングヘアーをした少女がいた。

三人はその少女・五月の元へと向かう。

 

 

 

風太郎「お前、ついにそこまで来たか・・・」

 

瑛人「まあ、お前なら余裕だろ。」

 

円「ま、まぁ・・・」

 

 

 

三人は五月が持っている物を見ながら、瑛人と風太郎はそう呟いていており、円は苦笑いをした。

 

 

 

五月「う、上杉君?!それに朝山君に森谷君も、来てたのですか!?ち、違います!これはみんなで食べる分で・・・あ、朝山君。三玖がとても会いたがっていましたよ。」

 

瑛人「マジ?俺も早く会いたいから連れてってくれ。」

 

 

 

そうして三人は五月についていくこととなった。

瑛人は早く三玖に会いたいという思いから、足取りは早くなっており、円は皆でプールに入るのが楽しみなのか、微笑んでいた。

そして、風太郎も久しぶりに姉妹に会いたいのかキョロキョロしている。

 

 

 

風太郎(そろそろ──────俺も答えを出さなければな・・・)

 

 

 

彼等の夏休みが──────始まる。

 

 

 

 

 

TO BE CONTINUE・・・・・・

 

 

 

 






ようやく、原作主人公組が再登場して、五等分の花嫁の世界観に戻ってきたって感じがします。

今回から夏休み編が始動します!
前回の言ってた通り、本章はとにかく甘々な展開になりますので、ブラックコーヒーを飲みながら読んでください。

そして更に本章からいよいよ、物語の終盤へと入っていき、最終章への足掛かりとなっていきます。

それでは、また次回。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。