WORLD ONE BRIDE GENESIS   作:マリービィ

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2話 日の出祭への準備 前編

 

 

 

 

円「─────彩、僕は幸せになったんだ。」

 

 

 

円は彩の墓がある霊園へとやって来た。

彼は彼女に今の自分のことを話していた。

 

 

 

円「恋人できたんだ─────五月といってね、珍しい五つ子の末っ子なんだ。その子は食べるのが大好きな可愛い女の子で─────努力家なんだ。」

 

 

 

円は今度、五月のこと話していた。

 

 

 

円「─────彼女は末っ子なのに、五つ子の中でも大人びていて姉達の面倒を見ようとしている、健気な女の子─────守りたいんだ。」

 

 

 

円は彩にそう話を続けた。

彼の顔は本当に幸せそうだった。

 

 

 

円「だから、彩が願っていた『幸せ』─────叶えることができたよ。」

 

 

 

・・・・・・幸せになって良かった。

 

 

 

すると円はふと、そんな声が聞こえた。

その声は続いた。

 

 

 

・・・・・・これからも幸せになってね─────お兄ちゃん。

 

 

 

誰の声か、円は分かっていた。

その声は円の知っている─────否、ずっとそばにいた自身の妹だ。

 

 

 

円「ああ─────幸せになるよ。」

 

 

 

そう言って円は学校へと向かう。

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

二学期に入ってから、学校では色々とあった。

何故なら─────この二学期で旭高校にある大イベントがあるからだ。

 

 

 

風太郎「いよいよ二学期も入ったので、この二学期にあるイベントについて、話していきたいと思います。」

 

四葉「去年と一昨年も経験しているので、分かる方もいるでしょう。そう─────《()出祭(でまつり)》です!」

 

 

 

日の出祭─────それは9月28日にて、この旭高校で行う文化祭である。  

その文化祭の出し物について、今から話し合うことにした。

 

 

 

風太郎「これが─────去年の日の出祭で人気あったメニューだ。」

 

 

 

風太郎が喋っている時に、四葉は風太郎が喋っている内容を書いていた。

去年の日の出祭の人気メニューで第一位になっていたのは、たこ焼きだとのことだった。

 

 

 

四葉「他にも出したい物がある方は是非、教えてください。」

 

 

 

そんな中、二乃が手を上げた。

 

 

 

二乃「アタシはたこ焼きに一票にするわ。」

 

前田「じゃあ、俺にも任せろ!」

 

武田「うん、楽しそうだしね。」

 

 

 

二乃に続き、男性陣が次々とたこ焼きに候補をしていった。

だが、女性陣の方ではう〜ん・・・と納得いかないようだった。

 

 

 

風太郎「─────瑛人。三玖。何かあるか?」

 

 

 

瑛人が最初に言った。

 

 

 

瑛人「・・・・・・じゃあ俺は、三玖とのイチャイチャシーンを文化祭にくるであろう、非リアの男共に見せつけて─────」

 

勝也「何だそのムカつく出し物は?!」

 

瑛人「え?もしかして先生、非リア?」

 

勝也「結婚してるわ!!」

 

 

 

と二人がそう言い争っている横目に、三玖が言った。

 

 

 

三玖「─────パンケーキ。」

 

 

 

パンケーキと聞いた風太郎と四葉は、去年の日の出祭のデータを調べた。

 

 

 

四葉「えっと・・・去年のデータにはないですね。」

 

風太郎「だがありかもな。ナイスアイデアだ。」

 

 

 

風太郎がそう言った後、女性陣は三玖の方へと行き、『三玖ちゃんありがとう!』や『私も良いと思ってた!』などと、称賛をしていた。

 

 

 

男子「絶対にたこ焼きだろ・・・」

 

男子「パンケーキって、有り得ないぜ・・・」

 

瑛人「そうそう、俺と三玖のイチャイチャシーンを見せようと思ったのにな・・・」

 

勝也「まだそれを言うか?!!」

 

 

 

しかし、男性陣は不服そうに女性陣を見ながら、そう言っていた。

因みに瑛人は勿論、勝也によって取り消された。

 

 

 

風太郎「今日はこれまで。後日、また話し合おう。」

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

一護「─────もうすぐですね。」

 

 

 

一護は研究室でジャック、リグレットと話していた。

 

 

 

一護「もうすぐ、セレーネ様が此方にいらっしゃいます。分かっていますね、ジャックにリグレット。」

 

ジャック「ええ─────分かっていますよ。」

 

リグレット「勿論です。この天才、リグレット様にお任せを。」

 

一護「期待、してますよ?クックック・・・」

 

 

 

 

 

TO BE CONTINUE・・・・・・

 

 

 

 

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