WORLD ONE BRIDE GENESIS 作:マリービィ
神楽達五人はソルセリア帝国にあった図書館だと思われる建物へと入って行った。
神楽「此処に原因があったら、呼んでくれ。」
紫音「分かりました。」
風太郎・一花・四葉(こ、此処がこの帝国の図書館・・・)
見上げると、宗教画が描かれた天井がはるか頭上にあった。
ボロボロになっているが、ずっと見つめていると、絵の中の世界に吸い込まれそうになる。
図書館というよりも、《博物館》のようなものだった。
もし、此処の建物自体を修理して本を収めるとしたら、ここにいったい何冊の蔵書が収められているのだろう。
万?それとも億?
考えるだけで意識が遠くにいったまま帰って来なくなりそうなほど広大な空間だ。
神楽「見ているとこにいいが、今は原因を探す時だ。」
四葉「あ!す、すみません・・・」
紫音「行きましょう。」
五人はそのまま、その図書館の奥へと進む。
瑛人達の方では元々、病院だと思われる建物へと入って行った。
瑛人「何だ此処?此処にゾンビとかいるのか?」
円「瑛人、バイオハザードじゃないんだから。バレンタインとか出てこないから。」
瑛人「何かそれっぽい建物だしな〜。」
などと、何故か某ホラーサバイバルゲームの話をする二人。
瑛人はホラーゲームも結構やり込んでいる為、こういう廃墟の建物を見ていると、そう思い浮かんでくるらしい。
円「ほら、バイオハザードとか下らないこと言ってないで。」
瑛人「下らないだと?!」
円に自分の好きなホラーゲームに否定されたことを、瑛人はイラッとした。
それを見た三玖と五月は苦笑いをし、二乃は溜息をした。
グォォォォ・・・
五人「?!!」
─────その時だった。
奥の方から、とてつもない唸り声が聞こえた。
それを聞いた三玖は瑛人の陰に隠れ、五月は円の陰に隠れる。
瑛人「?!来るぞ!」
瑛人の合図で瑛人は三玖を守り、円は五月と二乃を守りながら避けた。
そこには、巨大の
瑛人「彼奴は・・・?!」
円「何時の間にかこの帝国に潜んでいたのか!」
瑛人「つまり、彼奴が漁師の被害を相次いでいた犯人か?!」
円「そうみたいだね!行こう!瑛人!」
瑛人「ああ!」
そう言って、二人は戦闘を始めた。
瑛人「
円「レイジレーザー!」
二人は攻撃を仕掛けたが、
二人は避けた後に
メラン「ギャアァァァァァァ!!!」
瑛人「くっ・・・なかなか倒せないぞ此奴!」
円「どうすれば・・・!」
するとそこで─────
???「ふぅ・・・なるほどね。」
五人「?!!」
現れたのはかなりの高身長で紺色の髪をした男だった。
その男に瑛人と円は見覚えがあった為、警戒をした。
瑛人(あの男は・・・!)
円(あの時の・・・!)
そう─────あの呪いの水道事件でいた男だった。
その男はそのまま、
男「さて─────これを食らってもらうか。」
男は指をパチン!と鳴らした。
すると突然、
円「い、今のは・・・?」
瑛人「何の能力だ・・・?」
男「─────大切な人を守る為、魔法で戦う。子供に力を与えるなど─────無価値なことだと再認識できたよ。」
男はそのまま振り向かず、独り言を呟いていた。
それに痺れを切らした瑛人は、男の背中に手をかざす。
瑛人「─────質問に答えろ。何の能力だ?」
男「─────
円「瑛人!!!」
男は振り返ったと思ったら、そのまま流れで瑛人に攻撃しようとした─────その時。
シュン!
男「?!」
紫音「危ないところでした。」
紫音が彼を瞬間移動させた。
その同時に、神楽や風太郎、一花と四葉が駆けつけてきた。
神楽「大丈夫か?瑛人。」
瑛人「総長!」
紫音「瑛人君達の方からとてつもない爆発音が聞こえていたので、駆けつけて来ました。そして────」
神楽と紫音はさっき、瑛人に攻撃しようとしてきた男に睨んだ。
男「これはこれは。白鷺さんに酒澤さん。相変わらずのご様子で。」
男はどうやら、この二人と知り合いのようだった。
そして、神楽が口を開いた。
神楽「・・・・・・まさか、こんなところで会うとはな──────
《高町》と呼ばれた男は、ニヤリと口角を上げ、不気味に笑っていた。
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Next Time
最悪の魔法使い
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