WORLD ONE BRIDE GENESIS   作:マリービィ

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6話 最悪の魔法使い

 

 

 

 

男「これはこれは。白鷺さんに酒澤さん。相変わらずのご様子で。」

 

 

 

男はどうやら、この二人と知り合いのようだった。

そして、神楽が口を開いた。

 

 

 

神楽「・・・・・・まさか、こんなところで会うとはな──────()()。」

 

 

 

《高町》と呼ばれた男は、ニヤリと口角を上げ、不気味に笑っていた。

 

 

 

男「未来の子供達を救うプロジェクト─────《プロジェクトコネクト》─────そんな幻想に縛られて─────貴方方も可哀想な人だ。」

 

 

 

《高町》と呼ばれた男にそう冷たく言い放たれた二人は、更に彼を睨む。

 

 

 

円「・・・総長、あの男と知り合いですか?」

 

神楽「─────《高町(たかまち)理人(りひと)》─────俺と紫音の元同僚だ。」

 

瑛人「元同僚?」

 

紫音「私達と同じ、ドクターに作られたマギア・ヒューマノイドよ。」

 

 

 

それを聞いた瑛人達八人は理人を見た。

しかし、彼が開いた口は否定の言葉だった。

 

 

 

理人「御冗談を─────貴方方も既にご存知でしょう?あんな組織など─────個人のエゴの口実だということを。」

 

神楽・紫音「─────」

 

理人「それぞれが自分の私欲の為に─────この組織を立ち上げた。奴は未来の子供達を救おうなんて、一ミリもそんなこと思っていませんよ?そこにいる、瑛人というガキを生み出すこと自体が奴にとってのプロジェクトコネクト─────我々全員、騙されましたね。」

 

 

 

理人は言いたいことを言って、喋るのをやめた。

暫く間、沈黙を訪れていたが、紫音が先に口火を切る。

 

 

 

紫音「─────いいえ。この子達を、瑛人君達を救うことは─────私が望んだ、使命です。」

 

 

 

彼女に続いて、神楽も口を開いた。

 

 

 

神楽「それに、途中でプロジェクトコネクトから抜け出したお前に、青木を語るな。彼奴は、青木は瑛人達を救う為にこの組織を立ち上げたんだ。決して、自分の私欲の為にやったんじゃなあい。」

 

 

 

神楽はそう理人に冷たく言い放った。

しかし、理人は動揺するどころか表情を変えずに言う。

 

 

 

理人「─────答弁はおしまいだ。もうじき始まる。終焉の月と月野楓の子孫との戦いを─────外から眺めさせてもらうよ。」

 

 

 

そう言って理人は、移転(ガトム)を使って去った。

そしたら突如、地震が起こった。

 

 

 

瑛人「まずい!」

 

円「もうすぐ沈む!」

 

神楽「俺の手に掴め!」

 

 

 

瑛人達は神楽の手に掴まり、移転(ガトム)を使う。

そして、源一郎の家の前まで戻ってきた。

 

 

 

風太郎「何とか戻って来れたな。」

 

二乃「あれ?三玖は?!」

 

瑛人「本当だ!いないぞ?!」

 

理人「探しているのは、この女かな?」

 

 

 

理人の声が聞こえた瑛人達はそちらに振り向く。

そこには、三玖の首根っこを掴んだ理人がいた。

 

 

 

神楽「?!高町!」

 

紫音「三玖さんを離しなさい!」

 

理人「嫌だね。この女を返してほしければ・・・」

 

ドカァァァァァァン!!!

 

神楽達「?!!」

 

 

 

爆発した方向に神楽達は見た。

そこには、金髪の髪になった瑛人がいた。

 

 

 

理人「な、何?!」

 

瑛人【高町!!!三玖を離せ!!!】

 

 

 

 

 

TO BE CONTINUE・・・・・・

 

 

 

 

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