WORLD ONE BRIDE GENESIS   作:マリービィ

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8話 円と五月(まどいつ)の映画館デート

 

 

 

 

あの事件から日が立ち、五つ子はアパートが解体されると聞いてPENTAGONへと戻ってきた。

再び、PENTAGONでの日常に戻ってきたとある日の土曜日。

五月はこの日、とてもルンルン気分であった。

その為か、彼女は部屋でお洒落な洋服を選んでいた。

 

 

 

五月「うん!これでいこう!」

 

 

 

五月はそのスキップしそうや足取りで、部屋を出る。

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

五月はリビングへと降りてきた。

彼女がやけにルンルン気分に不思議に思ったのか、姉達は訪ねる。

 

 

 

一花「おやおや〜?五月ちゃん、何処かに行くの?」

 

四葉「結構楽しそうだね!もしかして、彼氏いるの?」

 

 

 

恋大好きコンビが五月にそう聞いてきた。

五月は笑顔で言う。

 

 

 

五月「はい!これから円君とデートに行くんです!」

 

一花「へぇー!そうなんだ!じゃあ行ってらっしゃーい!」

 

四葉「また感想を聞くねー!」

 

 

 

五月は円と付き合ってから二ヶ月経過する。

彼と付き合ってると姉達に報告すると、あの恋愛に不純と言ってた五月ちゃんが?!と驚いていた。

それもそうだ。

学生の恋愛は不順だと言ってた彼女が、円と付き合ってると聞いたら驚く人は多い。

五月は勿論恥ずかしがっていたが、恋愛はいいものだと思い始めた。

五月はPENTAGONに出て、想いの人へと向かって行った。

 

 

 

 

 

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五月「あ、円君!」

 

 

 

五月は高身長の青年を見つけた。

その青年は彼女を見て、優しい笑顔で迎えた。

 

 

 

五月「お待たせ、待った?」

 

円「全然、さっき僕も来たところだから。」

 

 

 

そう言って二人はデートを始める。

彼等が向かう先は、映画館であった。

二人が見る映画は、とある純愛をテーマにした映画であった。

 

 

 

五月「う、うぅ・・・やっぱり恥ずかしいよ・・・」

 

円「だけど、結構人気らしいよ。無理だったらいいけど・・・」

 

五月「だ、大丈夫だよ!見に行こう!」

 

 

 

五月はそう言って円の手を引っ張る。

 

 

 

円(やっぱり、五月は可愛いな・・・)

 

 

 

笑ったり、怒ったり、恥ずかしがったりとサイコロが回るかのように、表情を豊かにコロコロと変わっていた。

それを見た円は更に、五月を愛おしく感じていた。

 

 

 

 

 

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不良『大丈夫だ・・・お前のことは・・・俺が絶対に守るからな!』

 

少女『みー君・・・』

 

 

 

あらすじはざっと、こんな感じだ。

不良で明け暮れていた青年が、心臓病を持つ少女と恋に落ちていく純愛ストーリー。

青年は彼女に恋に落ちたこと切っ掛けに不良をやめた。

だが、最終的には少女は余命よりも早く亡くなってしまう。

しかし、青年は彼女の為に真っ当に生きることになり、彼女を一途に想っていくという映画であった。

 

 

 

五月「うぐ・・・ひっく・・・」

 

 

 

五月はそれを悲しく思い始め、泣いていた。

それを見た円は愛おしく感じ、彼女の小さな手を優しく握った。

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

二人は映画館から出た。

すると、五月は円の袖を持つ。

 

 

 

円「五月?」

 

五月「離れたくない・・・」

 

円「え?」

 

五月「さっきの映画を見て、円君と離れたくない・・・」

 

 

 

円は五月が顔を下に向けていた為、どんな表情しているのか分からなかったが、嗚咽が聞こえた為、泣いているのが分かった。

そんな彼女に円は抱きしめた。

 

 

 

五月「?!ま、円君?!」

 

 

 

五月が泣いているのを打って変わって、真っ赤になった。

それを見た円は本当に、愛おしく感じた。

彼女の心臓が、早く聞こえるのが分かる。

 

 

 

円「大丈夫だよ、五月。絶対に離れないから。」

 

 

 

五月は円のその言葉を聞き、安心したのか彼の背中に腕を回した。

 

 

 

円・五月(もう少しだけ・・・このままでいたい・・・)

 

 

 

二人はそのまま、時間がかなり経つまで、抱きしめ合っていた。

 

 

 

 

 

TO BE CONTINUE・・・・・・

 

 

 

 

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