WORLD ONE BRIDE GENESIS   作:マリービィ

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10話 瑛人と三玖(えいみく)のお泊りデート

 

 

 

 

とある日の土曜日。

三玖は自室で荷物をまとめていた。

瑛人の家に泊まるという約束をしているからである。

準備が終わって部屋を出ると、リビングには一花と四葉がいる。

 

 

 

四葉「あ!三玖どっかお出かけ?」

 

三玖「うん・・・」

 

 

 

三玖はこの二人でよかったと胸を撫で下ろす。

二乃だったら何を言われるかわからないし、行くのをやめさせられる。

この二人ならわかってくれるし、二乃にも黙っててくれるだろう。

三玖は階段を降りて二人に言う。

 

 

 

三玖「瑛人の家に行ってくるね。」

 

四葉「朝山さんのお家?お泊まりで?」

 

三玖「うん。」

 

一花「・・・・・・そっか。じゃあいってらっしゃい。二乃たちには私から言っておくから。」

 

三玖「ありがとう。行ってくるね。」

 

四葉「いってらっしゃい!三玖!」

 

 

 

玄関に向かう三玖を一花と四葉は見守った。

三玖はそのまま瑛人の家へと向かって行った。

 

 

 

 

 

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瑛人は公園で、ベンチに座って三玖を待っていた。

お互いの家が近いのでここで待ち合わせをすることとなったのだ。

待ち合わせ時間の五分前くらいに三玖の姿が見えたので、立ち上がって三玖のところへ行く。

三玖も瑛人の姿を見て、早歩きで向かってくる。

 

 

 

三玖「お待たせ。待った?」

 

瑛人「全然待ってないよ。荷物俺が持つね。」

 

 

 

そう言って三玖の荷物が入った青い大きなバッグを左手で持つ。

 

 

 

三玖「い、いいよ・・・!自分で持てる・・・」

 

瑛人「これくらいさせてよ。こういうのは彼氏の特権ってやつだからさ。」

 

 

 

瑛人の優しさに、三玖は顔を赤くしてうれしく思う。

瑛人は何時もふざけたり、担任教師までも弄っているのだが、優しい時は優しい。

そんな彼に三玖はますます好きになっていった。

 

 

 

瑛人「やっぱり、三玖は可愛いね。」

 

三玖「か、可愛いって・・・そんなことないよ・・・」

 

瑛人「自身を持ちなって。」

 

 

 

三玖は顔を俯きモジモジとしていた。

しかし、そんな彼女にも可愛いと思ってしまった。

 

 

 

瑛人「じゃあ、行こうか。」

 

三玖「う、うん・・・」

 

 

 

二人は互いに手を繋いで歩きだす。

指を絡ませて、優しく、それでいてがっちりと繋いでいて、瑛人の家につくまで離そうとはしなかった。

 

 

 

 

 

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二人が歩き始めて十分くらい経って、瑛人の家に到着する。

 

 

 

瑛人「どうぞ。先に入って。」

 

三玖「お、お邪魔します・・・」

 

瑛人「いらっしゃい、三玖。」

 

 

 

三玖が入ったあと自分も入りドアを閉める。

互いに靴を脱ぎ、リビングに連れていく。

 

 

 

瑛人「ここがお風呂と洗面所で、そのとなりがトイレだから遠慮なく使って。」

 

三玖「う、うん。」

 

 

 

移動しながら場所を教えてリビングに向かう。

リビングに到着し、三玖の荷物をソファに置く。

 

 

 

瑛人「荷物ここ置いとくね。俺ご飯の準備してくるから、適当なところに座ってゆっくりしてて。」

 

三玖「うん、ありがとう・・・」

 

 

 

瑛人が台所に行ったところで、三玖はリビングをキョロキョロ見回す。

前も来たが、やっぱり恋人の家と思うと、少しドキドキしてしまう。

 

 

 

 

 

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─────一時間後。

 

 

 

瑛人「お待たせ。できたよ。」

 

三玖「ありがとう、瑛人。」

 

 

 

瑛人が出した料理は和食を中心した、健康的なものだった。

 

 

 

瑛人「冷めないうちに早く食べよう。」

 

三玖「う、うん。いただきます・・・」

 

 

 

テーブルに向かい合って座り、あいさつをしてから料理に箸を持っていく。

 

 

 

三玖「・・・美味しい。」

 

瑛人「よかった。まだあるからたくさん食べて。」

 

 

 

二人は会話を交えながら、食事を進めていった。

 

 

 

 

 

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二人は食事を終わり、風呂へ入った後にベッドのところへと来た。

そう─────今から二人がやろうとしているのは勿論であった。

 

 

 

瑛人「三玖─────愛してるよ。これまでも、これからも、ずっと。」

 

三玖「エイト────大好き。私も、愛してる。」

 

 

 

二人は互いの背中に、腕を回して抱きしめ合い、再び口づけを交わす。

舌を絡め合う濃厚な口づけを。

 

 

 

瑛人「ん・・・ふっ・・・ちゅっ・・・ちゅる。」

 

三玖「んん・・・ちゅっ、ちゅ・・・れりゅ・・・」

 

 

 

唾液の混じる音と、舌を舐め合って強く繋げて絡め合う感触に、瑛人はその場で倒れそうになるが、それを抑えて、キスをしたままベッドへと歩いて行き、三玖を背中からゆっくりと押し倒した。

 

 

 

瑛人「─────いくよ。」

 

三玖「うん─────来て。」

 

 

 

三玖の両手が、瑛人の首へと回る。

瑛人は三玖の頬に軽くキスをして、三玖の青い瞳を見ながら囁いた。

 

 

 

瑛人「三玖─────愛してる。」

 

 

 

その言葉に、彼女も、瑛人の瞳を見ながら返す。

 

 

 

三玖「エイト─────愛してる。私も。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二人はこの夜─────本当の意味で愛を結ばれたのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

コンコン!

 

皇「失礼します!」

 

 

 

皇、セルディクとデールは神楽の部屋へと入ってきた。

三人はどうやら、かなり慌てた様子。

 

 

 

神楽「どうだった?」

 

皇「やはり、漆黒の魔獣(メランベスティア)の被害が大きく膨らんでます。」

 

デール「我々だけで何とか死傷者は出ていませんが・・・」

 

セルディク「このままだと、まずいぜ。」

 

 

 

四人はかなり深刻な状況に、沈黙が続く。

そんな中、神楽が先に口火を切る。

 

 

 

神楽「ひとまず引き続き、頼む。」

 

三人「はっ!!!」

 

 

 

三人はそのまま、神楽の部屋をします後にした。

神楽は一人でこう思い始めた。

 

 

 

神楽(何か─────悪い予感が起こるのか・・・?)

 

 

 

神楽は少しの悪寒を感じ始めた。

 

 

 

 

 

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日本とは思えない、鬱蒼と茂る、背の高いセコイアの樹々の間を抜け、細い小径を森の奥深くまで進んでいくと・・・明かりの灯った、小さな小さな小屋に行き当たる。

その小屋の主・源一郎は静かに目を瞑っていた。

 

 

 

源一郎「─────」

 

 

 

すると源一郎はゆっくりと目を開ける。

 

 

 

源一郎「そろそろ彼等にこれを送らなければならないようだ。」

 

 

 

源一郎は()()()()を見ながらそう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

源一郎「もうすぐ─────()が来る頃だ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

   Chapter15 END

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

 

 

 

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次章─────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

─────最終章

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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     Next Chapter

 

   ムーンライト・ヘヴン編

 

    Coming Soon・・・

 

 

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全てにおける最終決戦が─────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

─────今、始まる─────!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






これにて、レジェンド・ソルセリア編も終。
それぞれのイチャイチャパートを如何でしたか?
このふうよつ、まどいつ、えいみくのどれがイチャイチャパートの中で良かったか感想をお願いいたします。

さて、いよいよ次章は、このGENESISシリーズの物語の最終章へ入っていきます。
今回のそれぞれのカップリングイチャイチャパートを投稿していたのは、その理由です。

そしてついに、この最終章でラスボスが…?!

これまでの話はまた次回の後書きで話します。

それでは、また次回。

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