WORLD ONE BRIDE GENESIS   作:マリービィ

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2話 三玖の想い

 

 

 

 

三玖は瑛人を連れて屋上へとやって来た。

 

 

 

瑛人「どうしたの、三玖?此処で何かやるの?」

 

三玖「うん。此処じゃないとみんなに迷惑をかけちゃうから。」

 

 

 

屋上への扉前に来ると、争い声が聞こえた。

扉を開けると、そこには男女二人が喧嘩していた。

 

 

 

男子「俺達のこと嘲笑っているからこうしたんだろ?!」

 

女子「だから違うって言ってるでしょ?!男子が元々起こした事故じゃない!!」

 

男子「何だと?!」

 

女子「何よ?!」

 

 

 

どうやら屋台で何かトラブルがあったようだ。

二人の喧嘩を見ていた瑛人は苦笑いをする。

 

 

 

瑛人「確かに此処だと迷惑にはならないけど・・・」

 

三玖「違う。」

 

瑛人「え?」

 

 

 

三玖がそう否定して、二人の元へと向かう。

 

 

 

三玖「迷惑をかけるのは─────私の方。」

 

 

 

近づいてきた三玖に気づいた二人は、彼女に不思議そうに視線を移す。

 

 

 

男子「中野さん?」

 

女子「三玖ちゃん、これってどういう─────」

 

三玖「・・・して・・・」

 

男子・女子「え?」

 

 

 

女子が聞こうとしてきた時、三玖が何か言っていた。

しかし、当然二人は聞こえてなかったのでもう一度聞いたが─────

 

 

 

三玖「仲!!良く!!して!!」

 

三人「?!!」

 

 

 

三玖がこれまでより、大きな声でそう言った。

驚いていた二人の横目に三玖がまだ大きな声で続いていた。

 

 

 

三玖「男の子も女の子も!子供みたいに意地はってて・・・来年、私達はもう大学生なんだよ?!もう子供じゃないだよ?!たこ焼きもパンケーキも美味しくて勝ち負けなんてない・・・性別だって・・・何でそれを認められないの?!何で仲良くなろうとしないの?!」

 

 

 

三玖の言葉に二人は顔を俯いた。

二人の表情は、かなり申し訳無さそうに見えていた。

 

 

 

三玖「皆で協力しよう?」

 

男子・女子「え?」

 

三玖「大丈夫、私に任せて?」

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

それからトラブルが終わった後に、瑛人と三玖が会話をする。

 

 

 

瑛人「三玖があんなに声を出すの・・・初めてな気がするよ。」

 

三玖「そうかな?」

 

 

 

三玖が恥ずかしそうに、そう言った。

すると、三玖が思い出したかのように言う。

 

 

 

三玖「そういえば今日、エイトの誕生日だよね?」

 

瑛人「そうだね。」

 

 

 

そう─────今日、9月28日は学園祭だけではなく、瑛人の誕生日でもある。

 

 

 

三玖「エイト。私、エイトと出会えて本当に良かった。」

 

 

 

三玖は笑顔でそう言った。

 

 

 

瑛人「─────俺もだよ。三玖。三玖に出会えて本当に良かったと思うよ。」

 

 

 

二人は暫く、見つめ合っていた。

すると、瑛人は時間を見てギョッとした。

 

 

 

瑛人「あ!ごめんね三玖!14時には集合予定だから!」

 

三玖「え?誰と?」

 

 

 

三玖が瑛人に訪ねる。

瑛人は言う。

 

 

 

瑛人「─────総長と待ち合わせなんだ。」

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

瑛人は旭高校から抜け出し、総長がいるPENTAGONの屋上へとやって来た。

そこで、神託の盾魔法騎士団もいた。

 

 

 

瑛人「お待たせしました!」

 

神楽「・・・・・・いや、気にすることではない。それに─────来たぞ。」

 

全員「?!!」

 

 

 

神楽にそう言われ、一同は空を見上げる。

見上げたそこには、快晴の空にポツンと赤い光が見えた。

その光がどんどんと大きくなって、此方に近づく。

 

 

 

 

 

────────────────────────

 

 

 

 

 

瑛人・円「隕石が落ちてくる?!!」

 

 

 

─────時が少し遡り。

あの時、神楽から聞かされた話に二人が驚いていた。

 

 

 

神楽「ああ─────しかも、かなりの巨大なものだ。恐竜時代の隕石よりは小さいが、あの大きさは日本全土は滅びるだろう。」

 

 

 

神楽はそう言った。

彼の表情はかなり深刻そうだった。

 

 

 

瑛人「それだったら事前にニュースで流れるはずなんですが・・・」

 

神楽「それは俺が止めた。」

 

円「それは何故?」

 

 

 

円が彼にそう問うのだが─────

 

 

 

神楽「それについては隕石が破壊し終わった後に言う。今は兎に角、緊急事態だ。」

 

 

 

 

 

────────────────────────

 

 

 

 

 

瑛人「まさか、自分の誕生日の日に隕石だとはな・・・運がついてないな。」

 

 

 

瑛人がそう呑気なこと言っている横目に神楽が大きいな声で号令する。

 

 

 

神楽「これより、隕石破壊作戦を実行する!開始せよ!」

 

 

 

 

 

TO BE CONTINUE・・・・・・

 

 

 

 

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