WORLD ONE BRIDE GENESIS 作:マリービィ
神楽「うむ・・・・・・久しぶりの会議だな。神託の盾魔導騎士団の諸君。」
そう言って神楽はコツコツと階段を降りて、奥にある玉座へと向かう。
ただ、コツコツと歩いているだけ。
だがしかし、彼等にとってはドスンドスンと一歩一歩が大きく聞こえていた。
三玖(あ、あの人が・・・神託の盾魔導騎士団の総長・・・)
そして神楽は玉座をゆっくりと座り、
神楽「うむ・・・座れ。楽にしてもいい。」
神託の盾兵士軍「は!」
神楽の言う事を従い、神託の盾兵士軍は全員着席した。
三玖も彼等と同じ席に着席する。
神楽「今回お前達を収集してもらったのは他でもない。瑛人の恋人である三玖少女・・・彼女の護衛についての会議を始める。」
神託の盾兵士軍「は!」
そして神楽は足を組み、左肘を置手につけ手を顎に当てる。
神楽「最近、第一師団部隊の隊長・朝山瑛人が恋人と付き合ったことを分かっておるな?」
神託の盾兵士軍「は!」
神楽「その恋人である三玖少女をこれからどう護衛するか、我々で話し合っていく。」
神託の盾兵士達は「どうする?」「いや、どうするか・・・」「我々ができること・・・」など、悩んでいた。
するとそんな中、一人が手を挙げる。
皇である。
皇「閣下。」
神楽「どうした?」
皇「瑛人を彼女の家に泊まらせるっていうのは如何でしょうか?」
瑛人「俺を?」
皇は言う。
皇「瑛人を彼女達の家で泊まり、そのまま護衛をする・・・私としてはいいじゃないかと。」
デール「ふむ・・・なかなかいいと思いますよ。私は。」
セルディク「成程な。奴をその女の家に泊まらせたら、それはいいな。」
皇「如何でしょう?」
神楽「うむ・・・」
神楽は手を顎に当て、考える。
暫く考えた末、
神楽「うむ・・・そうするとしよう。瑛人、三玖少女。それでいいか?」
瑛人「お、俺は三玖がいいんなら・・・」
三玖「私はいいよ。」
瑛人「え?いいの?」
三玖「うん。」
返事はあっさりOKと言った。
神楽「なら、決まりだ。そして・・・三玖少女の話ではないのだが、実は最近、《子供達の神隠し》についてのことだ。」
神託の盾兵士軍はざわつく。
神楽「《子供達の神隠し》・・・その名の通り、一時期子供が行方不明になっていることが多い。しかし、暫く経つと子供達が生還する。そしてその子供達がこう言う。『
五神将「?!!」
神託の盾兵士軍「?!!」
神楽「小学生だけではない・・・中学生も高校生もだ。」
神楽はそう話していく。
しかし、三玖はいまいち何の話か呑み込めていないようだった。
そんな彼女を置いてけぼりにし、話を続ける。
皇「それって・・・」
神楽「ああ・・・恐らく《異世界》のことだろう。」
デール「もしかして・・・《奴等》の仕業でしょうか?」
神楽「多分な。《奴等》ならやりかねん。」
話しはどんどんと深刻になってゆく。
デール「そうなると、早く手を打たねなければ・・・」
皇「だが、どうする?」
セルディク「そこが問題だろ・・・」
神楽「うむ・・・」
そして神楽は暫く考えた後、
神楽「瑛人、一樹。」
一樹「はい?」
瑛人「何でしょう?」
神楽は瑛人と一樹を呼ぶ。
神楽「お前達に命じる。三玖少女を守りながら、《異世界》の調査を頼んだ。」
瑛人「俺達に・・・ですか?」
神楽「ああ、お前達なら行ったことあるだろう?」
一樹「まぁ・・・はい。」
神楽「なら、話が早い。頼めるか?」
神楽からの命令。
勿論二人は「はい」と答えた。
神楽「ならば、判決をしよう。」
神楽は玉座から立ち上がり、大きな声を上げた。
神楽「瑛人と一樹!三玖少女を守りながら、《異世界》の調査を任命する!」
瑛人・一樹「は!」
二人は拳を胸に当て、敬礼する。
神楽「なら短い時間だが・・・これにて、神託の盾魔導騎士団会議はお開きとする。諸君、任務に戻りといい。」
神託の盾兵士軍「は!」
神託の盾兵士軍はぞろぞろと任務へと戻ってゆく。
神楽「瑛人。」
瑛人「はい。」
神楽は一呼吸した後、言う。
神楽「・・・・・・期待しているぞ。」
神楽はそう微笑みながら言った。
瑛人「・・・仰せのままに。」
瑛人は拳を胸に当て、敬礼をした。
そして神楽は立ち上がり、ゆっくりと自室へと戻って行った。
三玖「・・・・・・」
三玖は思ってしまう。
自分のせいで此処まで大事してしまったと、思っていた。
三玖(エイト・・・)
瑛人「三玖。」
三玖「?!ど、どうしたの?」
瑛人「ちょっと、ついてきて。」
三玖「え?」
瑛人は三玖を連れて、何処かへと連れて行った。
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瑛人は三玖を連れてきた場所は、城の大きなベランダであった。
三玖「此処は・・・?」
連れてこられた三玖は瑛人に尋ねる。
瑛人「俺のお気に入りの場所だよ。」
瑛人は三玖にとあることを話すことにした。
二人は月に照らされながら、会話をする。
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Next Time
ファンファーレ
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いよいよ次回か、そのまた次回ぐらいで第5章も終。
その後はまた原作に戻ります。
それでは、また次回。