WORLD ONE BRIDE GENESIS 作:マリービィ
今回初めて、SUMIKAさんの楽曲を使わせていただきました。
後書きで楽曲コードついてるのでご安心ください!
それでは、本編へどうぞ!
前回に参照。
瑛人は三玖を連れて、城の大きなベランダへと連れてきた。
瑛人「前の話の続きなんだけど・・・」
三玖「うん。」
瑛人「俺は・・・人間じゃないって言ってたこと覚えてる?」
三玖「うん、覚えているよ?」
瑛人は一呼吸してから言う。
瑛人「俺は・・・人間じゃなくて、作られた《マギア・ヒューマノイド》っていうんだ。」
三玖「え?」
聞いたことのない単語を、三玖は聞き返す。
瑛人「マギア・ヒューマノイドと言って、魔法を使えるヒューマノイド。まぁ所謂、アンドロイドみたいなやつかな?俺にとって、《父親》のような男性が俺を作ってくれたんだ。そしてその男性はこの世界の為に、俺達を作った。この世界を、明るい世界の為に・・・」
三玖「・・・そして、その男性はどうしちゃったの?」
瑛人「・・・亡くなったんだ。」
三玖「え?」
瑛人は悲しそうな顔をして、言う。
瑛人「丁度、5月5日かな。その日にドクターは・・・」
三玖「・・・・・・」
5月5日。
その日は、三玖と残りの五つ子の誕生日である。
自分達がそう幸せそうな日になってる間、瑛人は辛いことが起きたと罪悪感を感じた。
瑛人も、それに気づく。
瑛人「御免・・・5月5日は君の誕生日なのに・・・」
三玖「大丈夫だよ。私だって、色々と辛いことがあったから。」
瑛人「え?」
三玖が今度、話し出す。
三玖「前までの私は姉妹の中で落ちこぼれだと思ったの・・・自分のできることは姉妹にもできる。そう思っていたんだ・・・」
瑛人「・・・・・・」
三玖「だけど、エイトと出会ってから変わった。エイトはこんな私を見捨てずに、恋人同士になったんだから。全部、あなたのおかげ。」
瑛人は三玖から言われた言葉に、幸せを感じた。
ああドクター・・・この幸せはドクターとの過ごした日々ぐらい幸せだよ・・・三玖と出会ってから、また幸せな時間が出てきた。
瑛人(この子は絶対に・・・俺が守らないと・・・)
瑛人は彼女を抱きしめる。
三玖「エイト?」
瑛人「三玖・・・愛してる。」
その言葉は何度も言っている。
だが、彼等にとっては幸せを感じる。
三玖「・・・・・・エイト、私もあなたが好き。ずっと、一緒にいよう?」
瑛人「勿論だよ。絶対に離れないさ。君の辛さも心の痛さも・・・俺が迎えに行くよ。三玖。」
瑛人は続ける。
瑛人「どんな闇の中でも、どんな雨の中でも・・・絶対に、君を迎えに行く。必ずね。」
三玖「?!」
三玖は涙を流す。
悲しい涙ではなかった。
ああ・・・こんなに幸せなんだ。
こんな自分を愛してくれる人がいるんだ。
この人に全てを捧げたい。
愛も幸せも、全て・・・
三玖「エイト・・・」
瑛人「三玖・・・」
二人は林間学校の時のように、再び唇を交わす。
そして、お互いに微笑み合う。
三玖「愛している。」
瑛人「俺も、愛している。」
林間学校の時のように、再び二人はそう言い合う。
二人はその幸せな空間に包まれていた。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
隊長「申し訳ございません。」
???「いえいえ。確かに最終的には失敗しましたが、次がありますので大丈夫です。これからも、失敗しないことを期待していますよ?」
隊長「は!」
GENESIS...It is a story of destiny determined by the past and future...
The story has only just begun...
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
Chapter5 END
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
これにて、第5章も終。
怒涛の展開だらけでしたが、次回からはまた原作に戻っていきます。
そして同時に、此処で第1部となる《朝山瑛人と中野三玖の絆編》が終了します!
次章からが第2部となる《ドクターの秘密編》が始まります!
これからも、GENESISの小説をお楽しみください!
それでは、また次回。