WORLD ONE BRIDE GENESIS   作:マリービィ

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第2部 ドクターの秘密編            第6章 期末試験編
1話 再会と喧嘩


 

 

 

 

ソルセルリ・テオス城。

そこで三玖は総長である神楽からお泊りの許可をもらい、昨晩はそこで寝させてもらった。

そして、翌日。

彼等は地元へ帰る準備を始めた。

 

 

 

三玖「お、お世話になりました・・・」

 

神託の盾兵士「いえいえ。瑛人様の恋人様なら、何時でも大歓迎ですよ。」

 

神託の盾兵士「そうです。」

 

三玖「は、恥ずかしい・・・」

 

瑛人「お、お前等な・・・」

 

 

 

そして二人はタルタロスに乗り、地元へと戻って行った。

 

 

 

三玖「・・・・・・」

 

 

 

嵐のような突然出来事を、三玖はまだ、信じられない様子であった。

まるで・・・夢を見ているみたいだ、と。

 

 

 

瑛人「びっくりしたよね。色々とあったから。」

 

 

 

沈黙の中、瑛人がその空間を破る。

 

 

 

瑛人「もしかしたらこれから先、こういうことが起きるかもしれない。」

 

三玖「大丈夫だよ。エイトと一緒なら。」

 

 

 

三玖は笑顔で瑛人にそう言う。

 

 

 

瑛人「ありがとう。」

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

タルタロスをPENTAGON前に停め、瑛人と三玖はそこで降りる。

 

 

 

神託の盾兵士「瑛人様、ご苦労様でした!」

 

瑛人「ああ、これからもよろしく頼む。」

 

神託の盾兵士「は!」

 

 

 

タルタロスは再び飛び始め、ソルセルリ・テオス城へと戻って行った。

 

 

 

一花・二乃・四葉・五月・風太郎「三玖!」

 

 

 

そこで、三玖の元に一花や二乃、四葉に五月、風太郎がやって来た。

 

 

 

三玖「皆・・・!」

 

二乃「三玖!大丈夫?!」

 

一花・四葉「心配したよ!」

 

五月「怪我がないですか?!」

 

風太郎「お前、大丈夫か?!」

 

 

 

五人はそれぞれ、三玖に心配の顔をする。

そして、三玖は笑顔で言った。

 

 

 

三玖「・・・大丈夫だよ。ただいま。」

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

三玖が無事だと分かった五人は、瑛人と三玖をPENTAGONに連れ入った。

 

 

 

瑛人「すまなかった!」

 

 

 

突然、瑛人は六人に頭を下げた。

・・・否、土下座をした。

 

 

 

一花「あ、朝山君?!」

 

四葉「朝山さん?!」

 

 

 

何に対しての謝罪なのか、明白だった。

瑛人は土下座をしたまま、話を続ける。

 

 

 

瑛人「俺がほぼ巻き込んだようなものだ・・・許してくれとは言わない・・・だけど、家庭教師を続けさせてくれ!今回の責任は俺だ!風太郎は何も悪くないんだ!」

 

風太郎「瑛人・・・」

 

 

 

しかし、そんな彼でも二人は許せなかった人物がいた。

 

 

 

二乃「アンタのせいで・・・アンタのせいで・・・三玖がどれだけ苦労したのか・・・分かってるの?!」

 

五月「いくら朝山君でも酷すぎます!」

 

 

 

二乃と五月は瑛人に睨みながら怒り狂う。

 

 

 

瑛人「分かっている・・・こうなったのは俺だと分かっているんだ・・・」

 

二乃「それでも足りないわよ!」

 

五月「明日から来ないでください!」

 

 

 

二人からのキツい言葉を浴びる瑛人。

それでも彼は土下座をしていた。

 

 

 

パァン!パァン!

 

 

 

・・・乾いた音がした。

視線を移すと、三玖が二乃と五月の前にいた。

どうやら彼女は二人をビンタしたらしい。

 

 

 

三玖「・・・二乃、五月。エイトに謝って。」

 

五月「み、三玖・・・?」

 

二乃「アンタ・・・一体何すんのよ?!」

 

三玖「エイトは私のこと守ってくれたんだよ?なのに・・・そんなに頑張ってくれたエイトに・・・」

 

 

 

彼女の瞳には涙が溜まっていた。

そして、ポロポロと流れ出す。

 

 

 

四葉「三玖・・・」

 

二乃・五月「・・・・・・」

 

 

 

二人は顔を俯く。

そして、

 

 

 

二乃「三玖、アンタ・・・そいつの味方するの?」

 

三玖「・・・・・・」

 

二乃「分かった。アンタがどれだけそいつのことが好きなのか・・・こんな家、出てってやるわ。」

 

四人「?!!」

 

二乃「行きましょう、五月。こんなところにいると、アタシ達が腐る。」

 

五月「ええ。そうします。」

 

 

 

二人はそんな風に出ていこうとしていた。

 

 

 

四葉「お、落ち着いて二人共!」

 

一花「そ、そうだよ!」

 

風太郎「二人の言う通りだ!」

 

 

 

三人はそう二人に納得させようとするが、

 

 

 

二乃「五月蝿い!そもそも上杉・・・アンタが・・・アンタが此奴を連れてこなければ、こんな事にならなかったのよ!」

 

風太郎「?!」

 

五月「そうです!全部・・・全部上杉君が悪いんです!あなたが・・・あなたが来なければこんなことにならなかったんです!」

 

 

 

そうキツい言葉を言って二人は出ていってしまった。

 

 

 

瑛人・風太郎「・・・・・・」

 

四葉「上杉さん・・・」

 

一花「フータロー君・・・」

 

三玖「エイト・・・」

 

 

 

・・・それは、風太郎と瑛人、彼女達による悲劇の始まり。

彼等二人と彼女達五つ子は一体、どうなるのか・・・

 

 

 

 

 

TO BE CONTINUE・・・・・・

 

 

 

 






原作へ戻ってきました!
いよいよ二人が出ていってしまうシーンです・・・
原作に沿っていきますが、ところどころオリジナルシーンも含まれます。
そして丁度、この章から第2部の話となり、物語の中盤へと差し掛かっていく準備をしていきますので、宜しくお願いします。
それでは、また次回。

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