WORLD ONE BRIDE GENESIS 作:マリービィ
二乃と五月が家出してから翌日が経った。
瑛人と三玖は二人を探しに行く為、街を歩いていた。
瑛人「どうするか・・・」
三玖「うん・・・フータローは?」
瑛人「風太郎は部活の助っ人として行った四葉のところに行った。」
三玖「そう・・・」
どうしようかと悩んだら、三玖がとあることを思いついた。
三玖「私の顔でやってみよう。」
瑛人「え?」
すると三玖は近くにいる大人達のところに行って、
三玖「すみません、こういう顔の人はいませんでしたか?」
瑛人「・・・・・・五つ子って・・・なんという便利でしょう。」
そう、彼女は自分の顔で自分と同じ顔の人を探すという作戦に出た。
まさしく、そのまま《便利》という言葉に当てはまる。
中年女性「あら?その子、高級なホテルで見かけたわ。」
瑛人・三玖「?!」
二人は早速、最初の作戦に成功をした。
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中年女性から教えてもらった場所へと向かう二人。
そこは、とても高級なホテルであった。
三玖がとあることをしてもらったお陰で、潜入することに成功をした。
コンコン
二乃「はーい。」
三玖「良かった、いた。」
二乃「あ、アンタ達?!ど、どうやって此処に入ったのよ?!」
二乃が驚く。
それもそう、普通ならカウンターでホテルマンに追い返されるはず。
三玖「私が忘れ物を取りに来たって行ったら入れた。」
二乃「ガバガバセキュリティ!」
二乃はこのホテルのスタッフ達に恨む。
そしてその矢先は瑛人と三玖に向けた。
二乃「出てって。もうアタシ達は赤の他人よ!」
そう言って二人を追い返した。
瑛人「二乃!お前が嫌いなのは俺だろ?!なにも三玖までそんな・・・」
二乃「五月蝿い!上杉もアンタも・・・来なければよかったのよ!!」
そう言って二乃は勢いで扉を閉めた。
二人はそのまま、帰ることにした。
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瑛人「今日は出直そう。」
三玖「そうだね・・・」
三玖は顔を俯く。
瑛人は彼女の両肩に優しく置いて言う。
瑛人「・・・・・・大丈夫。こうなったのは俺のせいだから。君が責めることはないよ。」
三玖「でも・・・」
三玖はそれでも思っていた。
あの時、自分は二人に対して許せなかった。
だけど、流石にやり過ぎたと思った。
瑛人「・・・あとは五月だね。」
三玖「何処に行ったのかな・・・」
瑛人「多分、何処かの高級ホテルでも泊まったんじゃ・・・」
三玖「あの子、財布を忘れたの。」
瑛人「・・・え?」
三玖は自分達の家に五月の財布があったらしい。
つまり、何処かで一人寂しく寝ているのだろう。
瑛人「・・・一刻も早く見つけないとな。」
三玖「・・・うん。」
ひとまず二人はそこで、解散することになった。
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夕方。
瑛人は一人で公園のベンチに座っていた。
瑛人(俺はどうすればいいんだ・・・)
???「あ、朝山君。」
瑛人「ん?」
すると、そんな彼に話しかけて来た人物がいた。
彼の副担任、酒澤紫音であった。
紫音「こんなところで、どうしたんですか?」
TO BE CONTINUE・・・・・・