WORLD ONE BRIDE GENESIS   作:マリービィ

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本作初めて、瑛人が登場しない回となります。
そして此処からが円の明るみが段々と出てきます。
それでは、本編へどうぞ。




2話 森谷一樹の本名

 

 

 

 

時は遡り──────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

円「ん?何だろうこれ?」

 

 

 

円は階段にあった謎の扉に目が入った。

 

 

 

勝也「ん?どうした?一柳。」

 

円「これって前からありましたっけ?」

 

 

 

円は謎の扉に指を指しながら言った。

 

 

 

勝也「ん〜?あったっけ?」

 

円「学校の怪談──────謎の扉・・・・・・なんちゃって。」

 

勝也「お、おいおい!怪談はやめてくれ!」

 

円「ジョークですよジョーク。」

 

 

 

円は謎の扉を触れて引っ張ると、少し扉が開かれた。

 

 

 

円「ん?空いてますよ?」

 

勝也「お、おいおい!入るのか?!大丈夫なのか?!」

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

扉を開けるとそこには、学校には似つかわしくない近未来風の研究室であった。

 

 

 

円「何ですか、此処は?」

 

勝也「し、知らん・・・」

 

 

 

円はとあるカプセルを見つけた。

 

 

 

円「ん?何だろうこれ?」

 

 

 

カプセルの中には、幼い子供のような《モノ》が入っていた。

 

 

 

勝也「おい!勝手に触ったら駄目だろ?!」

 

 

 

円は勝也の言う事を聞かず、カプセルを触った。

その瞬間だった──────

 

 

 

円「?!!」

 

 

 

彼の脳内に《誰か》の記憶が流れてきた。

この時─────彼は今の仕事であった教師を辞め、新たな人生を歩むこととなった・・・

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

それから数日後─────

学校にあった研究室で、勝也と円は会話をしていた。

 

 

 

勝也「おい一柳。お前、教師を辞めるってどういうことだ?教えろ。」

 

円「そうですね。教師を辞めた理由は《やらないといけないこと》がありました。」

 

勝也「《やらないといけないこと》?」

 

円「はい。」

 

 

 

円は《とあること》をする為に辞めたそうだ。

 

 

 

円「あの時──────見知らぬ魂が僕に命じて来たんです。瑛人を救ってくれと。」

 

 

 

聞いたことのない名であった。

 

 

 

勝也「瑛人って誰だ?」

 

円「このカプセルの中に入った男の子らしいです。今はどうやら、十歳。マギア・ヒューマノイドという人間に似たロボットのようです。」

 

勝也「そうなのか?」

 

円「はい。そして先生、勝手な身で申し訳ないのですが──────」

 

 

 

円は次の言ったことに、勝也は衝撃を受ける。

 

 

 

円「─────また、十歳の子供に戻ります。」

 

勝也「・・・・・・は?」

 

 

 

円は構わず続ける。

 

 

 

円「僕はこれから十歳に戻り、瑛人と共に過ごします。彼は十三歳になった時、神託の盾魔導騎士団(オラクルまどうきしだん)という軍に入隊するそうです。」

 

勝也「お、神託の盾魔導騎士団?」

 

 

 

聞いたことのない団体名を聞き、勝也は思わず聞き返す。

 

 

 

円「世界に認められている特殊組織です。彼はその軍に入隊する予定、僕もその組織に入隊します。この《彼》から手に入れた魔法の力で。そして、このことは誰にも言わないでください。」

 

 

 

円はそんなオカルト的な話をする。

しかし勝也は円の顔を見てみると、彼は真剣なことを言っていることが分かった。

 

 

 

勝也「──────分かった。約束する。お前のことは誰にも喋らない。」

 

円「ええ、お願いします。」

 

 

 

 

 

────────────────────────

 

 

 

 

 

一樹(ということがあって、こんなことになってるんだよね・・・)

 

 

 

一樹は研究室でスマホを眺める。

そこには、瑛人と三玖が甘々でイチャイチャしていた。

 

 

 

一樹(瑛人──────御免ね。)

 

 

 

一樹、改めて円は彼への色んなことで謝罪をしていた。

 

 

 

 

 

TO BE CONTINUE・・・・・・

 

 

 

 

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