WORLD ONE BRIDE GENESIS 作:マリービィ
本作初めて、瑛人が登場しない回となります。
そして此処からが円の明るみが段々と出てきます。
それでは、本編へどうぞ。
時は遡り──────
円「ん?何だろうこれ?」
円は階段にあった謎の扉に目が入った。
勝也「ん?どうした?一柳。」
円「これって前からありましたっけ?」
円は謎の扉に指を指しながら言った。
勝也「ん〜?あったっけ?」
円「学校の怪談──────謎の扉・・・・・・なんちゃって。」
勝也「お、おいおい!怪談はやめてくれ!」
円「ジョークですよジョーク。」
円は謎の扉を触れて引っ張ると、少し扉が開かれた。
円「ん?空いてますよ?」
勝也「お、おいおい!入るのか?!大丈夫なのか?!」
扉を開けるとそこには、学校には似つかわしくない近未来風の研究室であった。
円「何ですか、此処は?」
勝也「し、知らん・・・」
円はとあるカプセルを見つけた。
円「ん?何だろうこれ?」
カプセルの中には、幼い子供のような《モノ》が入っていた。
勝也「おい!勝手に触ったら駄目だろ?!」
円は勝也の言う事を聞かず、カプセルを触った。
その瞬間だった──────
円「?!!」
彼の脳内に《誰か》の記憶が流れてきた。
この時─────彼は今の仕事であった教師を辞め、新たな人生を歩むこととなった・・・
それから数日後─────
学校にあった研究室で、勝也と円は会話をしていた。
勝也「おい一柳。お前、教師を辞めるってどういうことだ?教えろ。」
円「そうですね。教師を辞めた理由は《やらないといけないこと》がありました。」
勝也「《やらないといけないこと》?」
円「はい。」
円は《とあること》をする為に辞めたそうだ。
円「あの時──────見知らぬ魂が僕に命じて来たんです。瑛人を救ってくれと。」
聞いたことのない名であった。
勝也「瑛人って誰だ?」
円「このカプセルの中に入った男の子らしいです。今はどうやら、十歳。マギア・ヒューマノイドという人間に似たロボットのようです。」
勝也「そうなのか?」
円「はい。そして先生、勝手な身で申し訳ないのですが──────」
円は次の言ったことに、勝也は衝撃を受ける。
円「─────また、十歳の子供に戻ります。」
勝也「・・・・・・は?」
円は構わず続ける。
円「僕はこれから十歳に戻り、瑛人と共に過ごします。彼は十三歳になった時、
勝也「お、神託の盾魔導騎士団?」
聞いたことのない団体名を聞き、勝也は思わず聞き返す。
円「世界に認められている特殊組織です。彼はその軍に入隊する予定、僕もその組織に入隊します。この《彼》から手に入れた魔法の力で。そして、このことは誰にも言わないでください。」
円はそんなオカルト的な話をする。
しかし勝也は円の顔を見てみると、彼は真剣なことを言っていることが分かった。
勝也「──────分かった。約束する。お前のことは誰にも喋らない。」
円「ええ、お願いします。」
一樹(ということがあって、こんなことになってるんだよね・・・)
一樹は研究室でスマホを眺める。
そこには、瑛人と三玖が甘々でイチャイチャしていた。
一樹(瑛人──────御免ね。)
一樹、改めて円は彼への色んなことで謝罪をしていた。
TO BE CONTINUE・・・・・・