WORLD ONE BRIDE GENESIS   作:マリービィ

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3話 夢

 

 

 

 

暖かい。

 

 

 

窓から差し込む暖かい日差し。

子供部屋のような場所。

そこで幼い俺は魔法の力で近くにあるボールを浮かしていた。

 

 

 

瑛人「ふぅ・・・やっぱり難しいな・・・」

 

???「研究熱心だね。瑛人。」

 

 

 

そこで俺に声をかけたのは、銀髪をした男性であった。

その男性は優しい笑顔をしていた。

 

 

 

瑛人「《ドクター》!

 

 

 

ドクター。

その人は俺にとって父親のような男性であった。

その人は俺に優しい笑顔で向けていた。

 

 

 

ドクター「幼いのにこんな力を持っているなんて、僕は本当に驚くよ。」

 

 

 

ドクターはそう言いながら俺の頭に撫でた。

俺は父親のような男性であるドクターと、ずっと過ごしたいと思っていた。

 

 

 

ドクター「いいかい?瑛人。」

 

 

 

ドクターは俺にとあることを話した。

 

 

 

ドクター「君はこの先、XXなXのXXXXうんだ。そして、XXXのXXXXがXXXだ。」

 

 

 

俺は、ドクターから言われた約束を覚えていない。

何だったっけ・・・・・・

 

 

 

─────ト

 

 

 

─────イト

 

 

 

誰かの声が微かに聞こえる。

そして、俺は徐々に意識が戻り始める─────

 

 

 

 

 

────────────────────────

 

 

 

 

 

少女「エイト。」

 

 

 

暗闇から少女の声がした。

瑛人はそこでゆっくりと目を開ける。

瑛人は神楽の命令で、その少女の家で三日に一回過ごすこととなっている。

 

 

 

少女「おはよう、エイト。」

 

 

 

その少女・中野三玖は優しい笑顔で彼に挨拶をした。

瑛人は半分夢の世界に入りながらも、彼女に挨拶を返す。

 

 

 

瑛人「おはよう、三玖。」

 

 

 

先程は夢なのか。

と、瑛人は思った。

 

 

 

一花「おはよう〜三玖。朝山君も。」

 

三玖「一花が起きるなんて珍しい。」

 

四葉「おはよう三玖!おはようございます朝山さん!」

 

五月「おはようございます。三玖、朝山君。」

 

 

 

そこで三玖以外の五つ子が起きてきて、テーブルに集まってくる。

 

 

 

二乃「アンタ、本当に三日に一回此処で寝るのね。」

 

瑛人「総長からの命令だからな。それに、三玖を危険な目に遭わせたくない。」

 

 

 

瑛人は総長の命令を従うのは勿論だが、その前に三玖を守る為に此処にいる。

 

 

 

二乃「そういえば、アンタのところの総長ってイケメンなのね。」

 

瑛人「相変わらず面食いだな。まぁ、あの方は性格も良いんだけどな。」

 

 

 

瑛人は二乃の相変わらずの面食いっぷりを、再び引いていた。

 

 

 

二乃「アタシ、総長であるあの人と付き合ってみたいかも。」

 

瑛人「やめとけ。皇にど突かれるぞ。」

 

一花「皇って?」

 

瑛人「仕事仲間だ。」

 

 

 

それから暫く瑛人達はそんな風に喋っていた。

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

風太郎が来て七人は早速、こたつに集まり、勉強を始めようとするが・・・

 

 

 

一花「・・・・・・」

 

瑛人・風太郎「・・・・・・」

 

一花「・・・あ、御免・・・」

 

 

 

再び寝ようとしていた一花を風太郎が声をかけて起こす。

 

 

 

一花「これからは勉強に集中できるように、仕事をセーブさせてもらってるんだ。次こそ赤点回避して、お父さんをギャフンと言わせたいもんね。」

 

三玖「・・・うん。」

 

四葉「私も今度こそ・・・!」

 

五月「そうですね。全員で合格して、お父さんに上杉くんを認めさせましょう。」

 

 

 

とりあえず、みんなのやる気は満々である。

五人の決意を聞いた風太郎も意気込んでいく。

 

 

 

風太郎「ふん。赤点なんて低いハードルにこれほど苦しめられるとは思わなかった。しかし、三学期末こそ正真正銘のラストチャンス。さっそく始めよう!まずは俺と一緒に冬休みの課題を片付けるぞ!」

 

五月「え?」

 

風太郎「え?」

 

 

 

バン!と勢いよくノートをテーブルの上に置くが、五月の言葉におうむ返し。

他の姉妹も笑い始める。

 

 

 

四葉「ふふふ。」

 

一花「あはは。」

 

三玖「フータロー・・・」

 

二乃「アンタ、舐め過ぎ。課題なんてもうとっくに終わってるわ。」

 

 

 

今度は五人が、ばんっとノートをテーブルの上に置く。

少し固まっていた風太郎は、意外そうな感じで小さな声をだす。

 

 

 

風太郎「・・・あ・・・そう・・・じゃた、通常通りで・・・」

 

五月「逆にあなたは今まで何をやっていたのですか?」

 

風太郎「・・・・・・」

 

四葉「私達が手伝って上げましょうか?」

 

風太郎「う、うっせー!」

 

 

 

今回だけは彼女たちが風太郎より一枚上手だったよう。

風太郎は五人にいじられるのであった。

 

 

 

瑛人「ま、俺はしてないが。」

 

風太郎「何でしてないんだ?!お前もするべきだろ!」

 

瑛人「だって面倒臭いし、それよりも仕事を優先する。」

 

風太郎「早くしろぉぉぉ!!!」

 

 

 

瑛人は別の意味で風太郎をいじっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

???「今回はあなた方に任せたいと思います。」

 

 

 

何処かの研究室。

その中で一人の男が誰かに話していた。

その相手は男女十人程がいた。

そして、その団体のリーダーらしき男が喋る。

 

 

 

???「取り敢えず、この女のガキを生け捕りすりゃいいんだな?」

 

???「ええ、そうです。その女を生け捕りを・・・お願いいたします。」

 

 

 

男がそう言いながら不敵な笑みをする。

 

 

 

 

 

TO BE CONTINUE・・・・・・

 

 

 

 






次回から暫くシリアス展開が続くので今回は全体的にほのぼのとさせました。
新しい敵が登場しますが、果たしてどんな敵なのか・・・
それでは、また次回。

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