WORLD ONE BRIDE GENESIS 作:マリービィ
瑛人と三玖は晩御飯の材料を買う為、ショッピングモールへと向かう。
瑛人「そういえば、今日は何を作るの?」
三玖「カレーを作るみたい。」
瑛人「そうなんだね。」
瑛人と三玖はそんな風に何気ない会話をしながら、ショッピングモールへと向かう途中、瑛人は何故か足を止める。
三玖「ん?どうしたの?」
瑛人はキョロキョロと挙動不審をしていた。
彼の顔は、警戒をしているようだった。
その時だった─────
瑛人「?!避けて!!」
三玖「え?きゃあ?!」
瑛人は三玖を押して避ける。
すると、二人がいたところに何か大きな物がドスウゥゥゥゥゥゥ!!!と落ちてきた。
否、《物》ではなかった。
???「─────お前が噂の《黒獅子瑛人》か。」
落ちてきたのは、巨大の身体をした大柄な男であった。
髪は無造作で厳つい顔をした男である。
瑛人「お前は・・・誰だ?!」
瑛人は男に問いかける。
???「俺の名は《ラルゴ》。お前の隣にいるその女を連れ去りに来た。」
男・ラルゴは瑛人にそう言う。
三玖はあまりの恐怖に瑛人の陰に隠れる。
瑛人「お前も三玖を連れ去りに来たのか・・・!」
ラルゴ「そうだ─────と言いたいところだが、それだけじゃつまんないだろ?だから、俺とタイマンをしろ。」
ラルゴは狂気な笑みで瑛人にそう言った。
男は所謂、戦闘狂というやつだろうか。
瑛人はそんな風に見えていた。
ラルゴ「お前があの
三玖「ひっ?!」
ラルゴの大きな声な三玖は怯む。
瑛人はこの男に怒りを覚える。
瑛人「─────三玖を怖がらせる奴は許せねぇな・・・」
ラルゴ「あぁ?」
瑛人「三玖を怖がらせる奴は許せねぇつってんだよ!!」
瑛人はラルゴに怒鳴った。
瑛人「何の計画は知らんが・・・三玖を泣かせようとするやつは─────潰す。」
瑛人はそう言ってラルゴに睨む。
しかし、ラルゴは先程と同じ狂気な笑みで瑛人を見る。
ラルゴ「そうか─────じゃあ、そろそろ
瑛人とラルゴの戦闘が始まる─────
???「待て。」
瑛人・ラルゴ「?!」
─────のだが、そこで声がした。
現れたのは青髪をした青年であった。
ラルゴ「何だ《レイア》?面白くなるって思ったのによぉ・・・」
レイア「一人で計画を始めようとするな、ラルゴ。計画は今日の夜にする話だっただろう?」
ラルゴ「・・・チッ。」
レイアの引き止めでラルゴは大きく舌打ちをした。
レイア「早く行くぞ。」
ラルゴ「・・・仕方ねぇ。というわけでお預けだ。」
そう言って二人は去ってゆく。
瑛人「待て!」
ラルゴ「今日の夜・・・楽しみだな・・・ククク・・・」
ラルゴは狂気の笑みをしながら、そのまま去っていった。
三玖「な、何・・・あの人達・・・(震々)」
瑛人「御免ね。」
瑛人は三玖を優しく抱き締める。
三玖は彼に抱締められたことで、安心感を持った。
三玖「─────大丈夫。ありがとう、エイト。」
三玖は優しい笑みで瑛人に向けた。
瑛人(そういえば、奴等は夜に襲撃するって言ってたな・・・)
先程、彼等の言葉を思い出す。
そして、彼は決意をする。
瑛人(何があっても・・・三玖だけは守らないと!)
瑛人は拳を力強く締めながら、心の中でそう言った。
TO BE CONTINUE・・・・・・