WORLD ONE BRIDE GENESIS   作:マリービィ

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第9章 三学期 温泉旅行編
1話 親


 

 

 

 

始業式が終わり、三学期が始まり、一月も半ば差し掛かろうとしていた明くる日のこと。

瑛人は三玖を連れて町をぶらりとデートしていた。

適当に歩き回った後の夜・・・

 

 

 

三玖「いい匂い・・・」

 

 

 

三玖は何処からかのお店の匂いを匂う。

 

 

 

瑛人「ちょっと買っていく?」

 

三玖「うん、一つ買って二人で分かれば大丈夫。」

 

瑛人「オッケー。」

 

 

 

そう言って二人は屋台の店主に、六個入りのたこ焼きを一つ注文した。

 

 

 

三玖「はい、エイト。」

 

 

 

三玖は値段の半分の金額を瑛人に渡そうとするが、

 

 

 

瑛人「いいよこれぐらい。俺が買うから。」

 

三玖「で、でも・・・」

 

瑛人「あのアパートに引っ越してから、お金は少しでも貯めた方がいいって。あの時に俺もその一端を担ってしまったんだから、こういうところは俺に出させてよ。」

 

三玖「・・・・・・わかった。ごめんね、いつも出してもらって。」

 

瑛人「気にしなくていいよ。その分三玖とこうして過ごせるだけで、充分お返しになってるから。」

 

 

 

三玖は申し訳無さと瑛人の優しさに嬉しい気持ちがあった。

その光景を見た店主は、瑛人の優しさに感動をし、ご褒美としてたこ焼きを追加をしたのであった。

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

瑛人と三玖はその店を後にし、帰路へつこうとする。

 

 

 

瑛人「・・・ん?」

 

 

 

瑛人はそこで何かに気づき、足を止める。

 

 

 

三玖「ん?どうしたの?」

 

瑛人「ねぇ、三玖。」

 

 

 

瑛人はとある店に指を指しながら言う。

 

 

 

瑛人「彼処にいるの、五月じゃない?」

 

三玖「え?」

 

 

 

瑛人が指を指した先に三玖は見る。

その店の中には五月と見慣れない男性の姿があった。

その男性に三玖は気づく。

 

 

 

三玖「あれって─────お父さん?」

 

瑛人「え?ということは、あの人がマルオさん?」

 

三玖「うん。」

 

 

 

見た感じ、少し不穏な感じがしたのでこっそりとその店の中に入る。

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

中に入ると見慣れた青年が一人と少女が二人がいた。

 

 

 

四葉「あ、朝山さん。」

 

二乃「朝山・・・」

 

風太郎「お前等・・・何で此処に?」

 

瑛人「お前等こそ、こんな所で何をしているんだ?」

 

 

 

何故か五月とマルオとは視線逆方向に向いて飲んでいる三人に、二人は疑問に思った。

 

 

 

マルオ「すみません。サンドウィッチを全種ください。」

 

店員「はい。かしこまりました。」

 

 

 

マルオは店員に注文をした。

 

 

 

五月「あ、ああ!お気遣いなく!」

 

 

 

マルオの注文に五月は慌てるが、

 

 

 

マルオ「いらないのかい?」

 

五月「・・・・・・」

 

 

 

問いだされた為、結局いただきます・・・と受けることになった。

 

 

 

マルオ「いい子だ。五月君は物わかりがいい。賢さというのはそういうとこを察すのだ。」

 

五月「・・・・・・」

 

 

 

マルオは五月の行動に称賛をした。

しかし、五月は複雑な表情をしていた。

一体、二人は何の話しをするのだろうか・・・?

 

 

 

 

 

TO BE CONTINUE・・・・・・

 

 

 

 

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