WORLD ONE BRIDE GENESIS 作:マリービィ
三玖「一花、ありがとう。」
一花「全然いいよ。よかったね、朝山君に喜んでもらえて。」
三玖は二乃にチョコの作り方を教えてもらい、見事完成させて瑛人にチョコをあげることができたのだ。
それも、一花が二乃を呼んでくれたおかげである。
だが、三玖には気になることが一つ。
三玖「一花は、フータローにチョコあげないの?」
三玖は、一花が風太郎に好意を寄せていることを知っている。
だから一花もあげるのだと思っていたのだ
が─────
一花「うん・・・いいんだ。でも─────私は決めた。この学年末試験で五人の中で一番の成績を取ったら─────フータロー君に告白するんだ。」
三玖「(・・・・・・フラグ・・・)応援してるよ。」
一花「ありがと、三玖。」
三玖「でも私も負けるつもりはない。」
一花「勝負だよ、三玖。」
二人の間にバチバチと稲妻が走っている。
だが二人は互いに、特に三玖は頑張ってほしいと思っている。
二人は姉妹でもあり、
一花「絶対勝って、三玖と朝山君みたいにイチャイチャしてやるんだから。」
三玖「・・・・・・フータローがするとは思えないけど・・・」
一花「うっ・・・でも!三玖と朝山君見てたら羨ましくなるんだもん!」
三玖「応援してる。」
試験は終わり、姉妹と瑛人と風太郎は風太郎のバイト先のケーキ屋に集まっていた。
五月「四葉、やりましたね!一番危なかったのに!」
三玖「おめでとう。」
四葉「えへへ。」
瑛人「良かったな。」
風太郎「ふぅ・・・」
最初に集まっていた五人は、お互いの健闘を称えていた。
四葉「私史上一番の得点です。まさか合計200点越えるなんて!」
五月「私は計245点。社会だけまだ30点台ですが、次も油断しないようにしなければなりませんね。三玖はどうでした?」
三玖「私は・・・」
三玖が自分の得点を言おうとしたとき、店のドアが開いて一花が入ってきた。
四葉「あ、一花も来たよ。二乃はまだかな?」
五月「一花もどうでした?」
一花「前回に引き続き、赤点回避できたよ。」
四葉「やったー!合計何点だった?」
四葉がそう聞いた瞬間、三玖と一花の間にバチバチと稲妻が走る。
一花の後ろには燃え上がる炎のオーラが、三玖の後ろには青い炎のオーラが出ている。
四葉「なんか・・・二人ともすごい気迫だね。」
五月「始めて見るかもしれませんね・・・」
瑛人「ど、どうしたんだ・・・?」
風太郎「さ、さぁ・・・?」
三玖「いざ・・・」
一花「勝負!」
中野一花:試験結果
国語:48点
数学:72点
英語:50点
理科:44点
社会:47点
五計:261点
一花「合計、261点・・・」
三玖「合計311点・・・」
六人「・・・・・・」
その場にいた六人は暫く数秒程、黙った。
そして、一花が膝から崩れ落ちる。
一花「ま・・・負けたぁぁぁーーー!!」
一花は悔しそうにそう言った。
そして、一花は立ち上がって三玖を指差す。
一花「次は負けないからね!三玖!」
瑛人「ちょうど50点離れてるけど大丈夫か?」
一花「・・・・・・」
瑛人にそう言われて、一花は暫く黙ってしまった。
TO BE CONTINUE・・・・・・
次回は二乃回となります。
恐らく、前編後編分けそうになるかと思います。
それでは、また次回。