WORLD ONE BRIDE GENESIS   作:マリービィ

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8話 迫る黒い影

 

 

 

 

二乃「出来上がりよ!」

 

瑛人「出来上がりだ!」

 

 

 

前回に参照。

瑛人と二乃は喧嘩をした末路、料理対決をすることとなった。

そして今、勝敗決まろうとする。

 

 

 

五月「お、美味しそうです!」

 

三玖「いい香り。」

 

風太郎「どちらも美味そうだな。」

 

 

 

出来上がった料理。

二乃の料理は、旬の野菜と生ハムのダッチベイビー。

瑛人の料理は、オムライスであった。

 

 

 

五月「た、食べてみましょう・・・」

 

三玖「そうだね。」

 

風太郎「よし。」

 

風太郎・三玖・五月「いただきます!」

 

 

 

三人はそれぞれ出された料理を一口食べる。

まずは二乃。

その次に瑛人。

そしてまた二乃。

更にまた瑛人。

その結果が・・・

 

 

 

風太郎「・・・瑛人の方が美味くね?」

 

五月「め、めちゃくちゃ美味しいです・・・」

 

三玖「これがエイトの料理・・・美味しい。」

 

二乃「はぁぁぁぁ??!!」

 

 

 

予想外の結果に、二乃は納得にいかなかった様子であった。

 

 

 

二乃「そんなわけ無い!此奴の美味しくないわけ・・・」

 

 

 

そう言いながら二乃は瑛人の料理を食べる。

そして・・・

 

 

 

二乃「・・・お、美味しい・・・」

 

 

 

結果的に圧倒的な美味しさであった。

とろけるような卵焼きの味。

そして、ケチャップとたきたきのご飯の味。

二乃はその美味しさに圧倒された。

 

 

 

瑛人「どうだ、俺の料理は?」

 

二乃「くっ・・・認めたくないけど、美味しかったわよ。」

 

瑛人「それはどうも。」

 

 

 

二人は再び睨み合い、火花を散る。

 

 

 

二乃「つまらなかったから部屋に戻るわ。」

 

風太郎「あ!おい!」

 

 

 

二乃はそう吐き捨て、自室へと戻って行った。

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

三玖「二人共、御免ね。二乃が・・・」

 

瑛人「いいよ、別に。」

 

風太郎「ま、お前と二乃の喧嘩はやばかったけどな。」

 

瑛人「彼奴から喧嘩売ってきたんだ。だったら買うしかないだろ。」

 

五月「あははは・・・」

 

 

 

風太郎は呆れ、五月は苦笑いをしていた。

 

 

 

三玖「二乃のことは私達に任せて。」

 

瑛人「うん、分かった。頼んだよ。」

 

五月「では、お疲れ様でした。」

 

風太郎「じゃ、また明日。」

 

 

 

二人はPENTAGONから出て、それぞれ帰路につこうとするが、

 

 

 

風太郎「あ!やべ、財布忘れてた。」

 

瑛人「何やってるんだ。取ってこい。」

 

風太郎「すまん、先に帰ってってくれ。」

 

瑛人「ああ、またな。」

 

風太郎「また。」

 

 

 

風太郎は忘れ物を取りに行き、瑛人はそのまま帰路へとついた。

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

店員「ありがとうございました〜!」

 

 

 

コンビニから出た瑛人はそのまま、帰宅しようとするが、

 

 

 

〜〜〜〜〜♪

 

瑛人「ん?」

 

 

 

携帯から着信が鳴った。

そこには《中野三玖》と表示されていた。

何かあったのだろうか?と思い、瑛人は電話に出る。

 

 

 

三玖『エイト!大変なの!フータローが!フータローが!』

 

 

 

三玖は慌てた様子で瑛人に訴えかける。

 

 

 

瑛人「お、落ち着いて!取り敢えず向かうからそこで!」

 

三玖『分かった!』

 

 

 

瑛人は風太郎に何かあったらしく、急いでPENTAGONへと向かった。

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

PENTAGONに着き、瑛人は彼女達がいる部屋にインターホンを鳴らす。

 

 

 

ピンポーン・・・

 

三玖『エイト!来てくれた?!』

 

 

 

インターホンに出てきたのは、三玖であった。

それも慌てた様子である。

 

 

 

瑛人「お邪魔するね?」

 

三玖『いいよ?』

 

 

 

瑛人は彼女がいる部屋に入る。

するとその光景は・・・

 

 

 

瑛人「な、何だこれ?」

 

 

 

そこには、五月と二乃が風太郎を睨み、一花は裁判長のような格好、そしてその緊張感の空間の中に眠る四葉の光景であった。

 

 

 

三玖「今から、裁判するの。」

 

瑛人「へ?裁判?」

 

 

 

三玖から説明を聞くとこうだ。

忘れ物を取りに入ってきた風太郎が、二乃を押し倒したとのことだった。

しかも、その時の二乃の格好はバスタオル一枚である。

それを五月が目撃をした後に写真を撮り、証拠を残したということであった。

 

 

 

瑛人(ま、負けたら三玖と一緒にいられなくなる・・・)

 

 

 

彼にとって重要なのはそこであった。

勿論、幼馴染である風太郎も助けたいがそれ以前に、三玖と過ごす時間がなくなるということだ。

だから・・・

 

 

 

瑛人「よし、俺も参戦しよう。」

 

三玖「!!・・・ありがとう、エイト。」

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

一花「ではこれより、《上杉風太郎君痴漢裁判》を始めます。」

 

 

 

と、裁判長こと一花が開廷の宣言をした。

 

 

 

一花「でははじめに、検事は被告の罪状と、証拠の掲示をお願いします。」

 

五月「はい。」

 

 

 

五月が返事をして立ち上がった。

 

 

 

五月「裁判長、ご覧ください。」

 

 

 

そう言って五月は、風太郎が二乃を押し倒している動かぬ証拠の画像を皆に見せた。

彼と彼女の周りには、本が散らばっている。

 

 

 

瑛人(アウトじゃん・・・)

 

五月「被告は家庭教師という立場にありながら、ピチピチの女子高生を目の前に欲望を爆発させてしまった・・・」

 

 

 

五月が罪状を読み上げながら風太郎へと体を向け、彼に画像を確認させる。

 

 

 

五月「この写真は上杉被告で間違いありませんね。」

 

 

 

風太郎は証拠の画像を前に、目を逸らしてしまう。

そして顔を青くしながら、小さな声で呟くだけだった。

 

 

 

風太郎「え・・・冤罪だ・・・」

 

瑛人(し、しっかりしてくれよ!お前が勝たないと立場が危ないし、何よりも三玖と一緒に過ごす時間がなくなる!)

 

二乃「裁判長。」

 

一花「はい、原告の二乃くん。」

 

 

 

二乃はチャンスと言わんばかりに、更に風太郎にたたみかけようとする。

 

 

 

二乃「この男はマンションから出たと見せかけて私のお風呂上がりを待っていました。悪質極まりない犯行に、我々はこいつと、そこにいるもう1人の男を今後の出入り禁止を要求します。」

 

風太郎「お、おい!瑛人は何もしてないだろ?!」

 

瑛人(いやいや、お前がクビになったら俺もそうなるんだって・・・)

 

一花「たいへんけしからんですなぁ」

 

 

 

と一花が笑いながら口を挟む。

 

 

 

風太郎「一花、俺は財布を忘れて・・・」

 

一花「・・・・・・」

 

 

 

一花はぷーんと、顔を膨らませて顔を逸らしてしまう。

 

 

 

風太郎「・・・・・・さ、裁判長。」

 

 

 

そう聞いた一花は顔をにっこりとさせた。

ここで、弁護側の三玖から手が挙がる。

 

 

 

三玖「異議あり。」

 

 

 

全員が三玖へと注目する。

 

 

 

風太郎(三玖!)

 

三玖「フータローは悪人顔してるけどこれは無罪。」

 

風太郎「・・・・・・」

 

 

 

さりげなく毒を吐く三玖に、風太郎は怪訝な顔をする。

 

 

 

三玖「私がインターホンで通した。録音もある。これは不慮の事故。」

 

風太郎「三玖〜。」

 

 

 

まるで救世主を見るかのような目で三玖を拝む風太郎。

ちなみに三玖の心の中はこうである。

 

 

 

三玖(風太郎がクビになったら瑛人と一緒にいる時間がなくなっちゃう・・・!)

 

 

 

と言っていた。

やはり三玖も瑛人と同じ考えと一緒にいたい為に、風太郎を庇っていた。

 

 

 

瑛人(風太郎、三玖に感謝しろよ?)

 

 

 

と心の中でドヤっていた。

 

 

 

瑛人「俺もいいすか?裁判長?」

 

一花「どうぞ、証人の朝山君。」

 

瑛人「風太郎と俺はマンションを出てすぐに、財布を忘れたのに気づきました。それはオートロックのドアが閉まりきった後です。普通最初から盗撮する気なら、オートロックのドアを通る前に忘れ物したと嘘をついて戻ります。しかも風太郎はオートロックが苦手なんで開けんのに時間がかかります。これから盗撮する奴が、そんなややこしい真似するわけないと思いますが?」

 

一花「ふむふむ、なるほど。」

 

風太郎「え、瑛人〜。」

 

 

 

風太郎は三玖の時と同様、救世主を見るかのような目で瑛人を拝む。

 

 

 

瑛人(幼馴染として風太郎を助けたいが、さっきも言った通り俺はただ単に三玖と一緒にいたい・・・御免、風太郎よ。)

 

 

 

と風太郎への謝罪しながら、庇う動機を言う。

 

 

 

二乃「三玖、アンタそいつ等の味方する気?此奴はハッキリ、『撮りに来た』と言ったわよ!」

 

三玖「『忘れ物を取りに来た』、でしょ?」

 

 

 

三玖の返しで二乃は黙り込む。

すると、二乃は不敵な笑みをした。

 

 

 

二乃「裁判長〜、三玖はそいつと一緒にいたい為に庇ってます〜。」

 

三玖「?!ち、ちが・・・!」

 

 

 

三玖は顔を紅くして黙り込む。

しかし・・・

 

 

 

瑛人「だったら何だ?」

 

二乃「何よ?」

 

 

 

瑛人は彼女の代わりに言い返す。

 

 

 

瑛人「もし、それが本当の話だとしたら《この話》と《その話》、どうなったらそう繫がるんだ?今は《風太郎がお前を痴漢についての裁判》をしている。そうなんだろう?ほら、答えてみろよ?」

 

 

 

と瑛人は二乃に煽るような言い方をする。

そして暫く黙り込む二乃だが、何かが閃いたようだ。

 

 

 

二乃「・・・・・・三玖、あんたインターホン出た後、お風呂に入ったわよね?」

 

三玖「・・・・・・それが何?」

 

二乃「それ、コイツに言った?」

 

 

 

二乃は風太郎を指差す。

 

 

 

三玖「言ったけど?」

 

二乃「・・・決まりね。謎は全て解けたわ!」

 

 

 

二乃は探偵かのように、瑛人を指差しながら言った。

 

 

 

二乃「アンタは三玖の裸を見るために、上杉を使ってお風呂場を盗撮させようとした!つまり、この事件は上杉とそこの黒髪の男の共謀。実行犯は上杉、そしてその首謀者は・・・朝山瑛人、アンタよ!!!!」

 

瑛人「・・・・・・・・・は?・・・・・・はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ???!!!」

 

 

 

瑛人はあまりの唐突に意味不明な推理に驚き、彼の中に何かがプチン、と切れていた。

 

 

 

瑛人「おいふざけたこと言ってんじゃねぇぞてめぇ!!!どう推理したらそうなるんだ??!!お前の頭は脳味噌詰まってるのか??!!流石赤点ギリギリの女だな!!!本当にお前は三玖の姉妹なのかって疑うわ!!!」

 

二乃「何よ??!!アンタこそどうせ三玖狙いで来たくせに生意気なこと言ってんじゃないわよ!!!」

 

瑛人「ああそうですか!!!俺のことそう見えてるんですね!!!だったらそれを証明をしてもらいましょうかね!!!おい!!!《上杉風太郎痴漢裁判》中止だ!!!今から《俺と此奴の裁判》をする!!!」

 

二乃「上等よ!!!かかってきなさい!!!」

 

瑛人「望むところだコラァ!!!」

 

 

 

二人の怒鳴り声だけがリビングに響き渡る。

それをオロオロした五月は止めに入る。

 

 

 

五月「お、落ち着いて下さい・・・」

 

 

 

しかし二人はそれを届かず、

 

 

 

瑛人「うるせぇ!!!お前は黙ってろ!!!」

 

二乃「てかアンタもその写真を消しなさいよ!!!」

 

五月「ひっ?!」

 

 

 

二人の怒鳴り声に五月は怯え、一花の元へと逃げる。

 

 

 

五月「ヒック・・・裁判長〜・・・」

 

一花「よしよし。よく頑張ったね。だけど、もし二人の言う事が本当だとしたら、こういう体制になるかな?」

 

二乃「一花!やはりアンタとは話が合うわ!コイツは突然私に覆い被さってきたのよ!」

 

 

 

瑛人との喧嘩の勢いで、二乃は風太郎に指差しながら言った。

 

 

 

瑛人「躓いて転んだ可能性ってのがあるだろうが!!!いい加減に引っ込めろや馬鹿!!!」

 

二乃「引っ込めるのはそっちよ!!!アンタが大人しく引っ込めればこんなことにならないのよ!!!」

 

瑛人「本当にお前は責任転嫁ばっかだな!!!さっきも言ったけど本当にお前は三玖の姉妹なのか??!!DNA検査したいぐらいだわ!!!」

 

二乃「顔が似てる!!!それが何よりよ!!!」

 

瑛人「顔が全てだと思うなドアホ!!!少しは三玖を見習え間抜けが!!!それこそ姉なのかお前は??!!」

 

二乃「五月蝿いわよ!!!どんだけ悪口言うのよ!!!」

 

瑛人「お前のせいだろうが!!!」

 

 

 

二人の言い合いはまだ続いていた。

 

 

 

風太郎(そろそろ俺が・・・)

 

 

 

と風太郎は本当のことを言おうとしたが、

 

 

 

五月「・・・・・・棚から落ちた本から二乃を守った?」

 

風太郎・一花・三玖「え?」

 

 

 

瑛人と二乃が喧嘩している間、五月がそう言っていた。

 

 

 

一花「どういうことなの五月ちゃん?」

 

五月「いえ、2人の周りに、本がいっぱい落ちているんです。それが気になって・・・」

 

 

 

そう言って再度画像を皆に見せる。

 

 

 

三玖「・・・確かに。」

 

一花「こ、これは・・・」

 

五月は「よく見ればそうとも受け取れますが・・・違いますか?」

 

 

 

五月が写真から風太郎へと目を移して問いかける。

 

 

 

風太郎「そ、その通りだ!ありがとな、五月!」

 

 

 

風太郎は真実を代わりに明らかにしてくれた五月に礼を言った。

その礼を言われた彼女は、ムスッとした表情のままだが・・・

 

 

 

五月「・・・お礼を言われる筋合いはありません。あくまで可能性の一つを提示したまでです。」

 

一花「やっぱりフータロー君にそんな度胸はないよねー。」

 

二乃「ちょっと?!アタシと此奴が喧嘩している間に、何解決しようとしてんのよ?!」

 

 

 

そこで瑛人と喧嘩中であった二乃が何やら解決しそうな雰囲気を感じ、割り込んで来た。

 

 

 

三玖「二乃、しつこい。」

 

二乃「しつこいって、アンタねぇ・・・・・・!」

 

瑛人「三玖の言う通りだ。お前はもう俺等と同じ高校生だろう?そうやってしつこくするのは子供。お前はそのレベルの脳味噌なのか?いい加減に頭を使え。」

 

二乃「・・・ッ・・・」

 

 

 

瑛人からキツい言葉を浴びれ、二乃は小さく舌打ちをする。

そしてそのまま、彼女は部屋から飛び出した。

 

 

 

風太郎「あ、おい!」

 

瑛人「放っておいた方がいい。」

 

 

 

追いかけようとする風太郎だが、瑛人はそれを制止した。

 

 

 

風太郎「瑛人・・・」

 

瑛人「さて、俺等も本当に帰るか。じゃあね、三玖。」

 

三玖「うん、またね。」

 

 

 

二人はそう言って、瑛人は風太郎と一緒にその部屋から後にした。

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

風太郎と瑛人は外に出たが、玄関前に二乃がいた。

 

 

 

二乃「あ!」

 

 

 

二乃は二人の扉が開いた途端、入れるチャンスと思い入ろうとするが扉が早くも閉じてしまった。

 

 

 

二乃「チッ。使えないわね。」

 

 

 

と風太郎と瑛人に向けながら言った。

 

 

 

風太郎「すまん、瑛人。先に帰ってってくれ。」

 

瑛人「分かった。俺はこの後用事があるし、助かる。」

 

 

 

瑛人は用事がある為、そのまま帰路へとついた。

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

???「あの女の居場所は見つけた・・・」

 

 

 

とある木の陰。

そこに男が一人、そう呟いていた。

 

 

 

???「《あの方》にご報告だ・・・・・・」

 

シュン!

 

 

 

そして、その男はその場から姿を消した。

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

瑛人は帰路へとついたら、何かの気配を感じた。

 

 

 

瑛人「・・・何者だ。」

 

 

 

瑛人がそう言うと、電柱の陰から男がぬらりと現れた。

 

 

 

男「ついに、《あのお方》の目覚めが近い。」

 

瑛人「《あのお方》?」

 

男「貴様のところにいる青いヘッドフォンをつけたあの女だ。あの女は《鍵》である。」

 

 

 

青いヘッドフォンをつけた女・・・恐らく三玖のことだろう。

 

 

 

瑛人「三玖が《鍵》?何を言っているんだ?」

 

男「貴様には話さぬ。必ずあの女を捕獲する。また来るであろう。」

 

 

 

そう言って男は姿を消した。

 

 

 

瑛人(何だったんだ・・・あの男は・・・それに、三玖が《鍵》って一体・・・)

 

 

 

瑛人は胸騒ぎを感じながら帰宅をする。

 

 

 

 

 

────────────────────────

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

   Chapter1 END

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 






これにて第1章は終。
本当は花火大会にも入れようかなと思いましたが、やはり分けることにしました。
そして、所々にオマージュしている部分もあります。
それでは、また次回。
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