WORLD ONE BRIDE GENESIS   作:マリービィ

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4話 超漆黒の魔獣(レイドメランベスティア)

 

 

 

 

神楽「漆黒の魔獣(メランベスティア)の主が動き始めた?」

 

皇「はい。」

 

 

 

神楽は玉座に座りながら、皇から聞かされた話に顔をしかめる。

 

 

 

神楽「ならば、そろそろ俺達も奴の元に向かわないといけないようだな。」

 

皇「では、セルディクとデールにも呼びます。」

 

神楽「ああ、頼む。」

 

 

 

二人はその部屋を後にした。

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

冬馬「俺達は《因縁の決着》をつける為に、日本に帰ってきた。」

 

彰人「先日まで、僕達は海外にいたからね。依頼の為に。」

 

五月「そうなんですか・・・」

 

 

 

探偵達・アーニャ探偵社が本筋を戻す。

 

 

 

冬馬「最近、この日本でとんでもないことが起きていることと聞いている。」

 

四葉「とんでもないこと?」

 

 

 

冬馬はそうだ、と返事をする。

 

 

 

冬馬「近頃、この日本で漆黒の魔獣(メランベスティア)と呼ばれる怪物が動き回っているようだ。」

 

五月「漆黒の魔獣(メランベスティア)?」

 

 

 

瑛人と三玖を除く五人は首を傾げる。

すると、それを聞いた風太郎は拳に力を入れた。

 

 

 

風太郎「一護(あいつ)が許せねぇ・・・俺のお袋を殺した彼奴を許せねぇ・・・」

 

 

 

風太郎はこれまで以上に怒りをこもっていた。

自身の母親が一護の手によって、超漆黒の魔獣(レイドメランベスティア)になってしまったからである。

 

 

 

瑛人「風太郎・・・気持ちは分かるが今は落ち着け。」

 

風太郎「・・・ッ・・・」

 

冬馬「続けるぞ。」

 

 

 

冬馬は話を続けた。

 

 

 

冬馬「漆黒の魔獣(メランベスティア)とは、その一護という男が生み出した魔物(モンスター)だ。」

 

四葉「それが漆黒の魔獣(メランベスティア)・・・」

 

冬馬「一護だけじゃない。他にも、奴の仲間かその上も生み出しているだろう。そして─────そいつは人間にも漆黒の魔獣(メランベスティア)にさせることができる。その名が─────超漆黒の魔獣(レイドメランベスティア)だ。」

 

 

 

冬馬は重い口を開きながら、言った。

 

 

 

冬馬「陰なら聞いたんだが、奴が言うには人間の負の感情によって、その闇に取り込まれる。そして─────漆黒の魔獣(メランベスティア)になった人間は元に戻らず、死んでしまうらしい。此奴の母親もその一人だ。」

 

五月「ひ、酷い・・・」

 

四葉「じゃ、じゃあ・・・上杉さんのお母さんがもう亡くなっているってことなんですか?!」

 

 

 

四葉が助けを求めるように周囲を見回す。

だが、その問いに解答を与えられる者がいない。

もう戻ってこない風太郎の母親・愛美。

その人がもうこの世界に《いない》と考えるだけで、どこか心にぽっかりと穴が空いたような─────虚ろな気持ちになる。

 

 

 

四葉「酒澤先生!なんとか──────」

 

紫音「ごめんなさい。」

 

 

 

その一言で四葉は察しをついた。

彼女の顔には玩具を取り上げられた子供のような顔になった。

 

 

 

瑛人「──────なぁ、皆。」

 

 

 

そんな重たい沈黙の空気の中、瑛人が口火を切った。

 

 

 

瑛人「─────一護を止めるぞ。」

 

 

 

 

 

TO BE CONTINUE・・・・・・

 

 

 

 

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