WORLD ONE BRIDE GENESIS 作:マリービィ
神楽「
皇「はい。」
神楽は玉座に座りながら、皇から聞かされた話に顔をしかめる。
神楽「ならば、そろそろ俺達も奴の元に向かわないといけないようだな。」
皇「では、セルディクとデールにも呼びます。」
神楽「ああ、頼む。」
二人はその部屋を後にした。
冬馬「俺達は《因縁の決着》をつける為に、日本に帰ってきた。」
彰人「先日まで、僕達は海外にいたからね。依頼の為に。」
五月「そうなんですか・・・」
探偵達・アーニャ探偵社が本筋を戻す。
冬馬「最近、この日本でとんでもないことが起きていることと聞いている。」
四葉「とんでもないこと?」
冬馬はそうだ、と返事をする。
冬馬「近頃、この日本で
五月「
瑛人と三玖を除く五人は首を傾げる。
すると、それを聞いた風太郎は拳に力を入れた。
風太郎「
風太郎はこれまで以上に怒りをこもっていた。
自身の母親が一護の手によって、
瑛人「風太郎・・・気持ちは分かるが今は落ち着け。」
風太郎「・・・ッ・・・」
冬馬「続けるぞ。」
冬馬は話を続けた。
冬馬「
四葉「それが
冬馬「一護だけじゃない。他にも、奴の仲間かその上も生み出しているだろう。そして─────そいつは人間にも
冬馬は重い口を開きながら、言った。
冬馬「陰なら聞いたんだが、奴が言うには人間の負の感情によって、その闇に取り込まれる。そして─────
五月「ひ、酷い・・・」
四葉「じゃ、じゃあ・・・上杉さんのお母さんがもう亡くなっているってことなんですか?!」
四葉が助けを求めるように周囲を見回す。
だが、その問いに解答を与えられる者がいない。
もう戻ってこない風太郎の母親・愛美。
その人がもうこの世界に《いない》と考えるだけで、どこか心にぽっかりと穴が空いたような─────虚ろな気持ちになる。
四葉「酒澤先生!なんとか──────」
紫音「ごめんなさい。」
その一言で四葉は察しをついた。
彼女の顔には玩具を取り上げられた子供のような顔になった。
瑛人「──────なぁ、皆。」
そんな重たい沈黙の空気の中、瑛人が口火を切った。
瑛人「─────一護を止めるぞ。」
TO BE CONTINUE・・・・・・