WORLD ONE BRIDE GENESIS   作:マリービィ

83 / 172
7話 出撃決行

 

 

 

 

出撃決行の日。

とうとう四月に入り、春になっていた。

空気は三月の後半から段々と暖かくなってきていた。

 

 

 

瑛人「─────全員、いるな?」

 

 

 

瑛人は全員いるかどうか、確かめていた。

メンバーは源一郎や紫音、一花と二乃に三玖、そしてアーニャ探偵社の三人。

メンバーを確認した瑛人は全員で、乗り込むことにした。

 

 

 

瑛人「源一郎さん。場所は分かりますね?」

 

源一郎「ああ─────この細道の先にあるようだ。」

 

 

 

源一郎は指を指した。

その先には、細い通路があった。

 

 

 

瑛人「よし、行─────」

 

???「俺達もついていこう」

 

瑛人達「?!!」

 

 

 

そこで、声がした方向に視線を移す。

するとそこには、神楽と皇、更にセルディクやデールに円がいた。

 

 

 

瑛人「総長!何故此処に・・・?!」

 

皇「閣下は最近、漆黒の魔獣(メランベスティア)にされている人間の調査をする為に、お前たちと一緒に行くこととなった。」

 

瑛人「そ、そうなのか・・・」

 

 

 

瑛人は安心感があった。

何故なら、この人達と一緒ならいける気がしたからだった。

 

 

 

神楽「さぁ、行くとしよう。」

 

瑛人達「はい!」

 

源一郎「ああ。」

 

三玖達「うん!」

 

 

 

瑛人達はその細い通路へと歩いて行った。

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

住宅街の細い路地に入っていくと、突然、開けた広場のような場所に出る。

その正面に、例の教会がぽつんと鎮座していた。

建物は、すぐにそれと特定できた。

陰鬱なエネルギーを放っていたからだ。

そのエネルギーが人を無意識に遠ざけるのか、教会の周囲に人影はなく、昼間だというのに、その空間だけは無音に等しかった。

 

 

 

瑛人「此処が・・・一護の根城・・・!」

 

 

 

ギイイイイイイイ・・・と不快なきしみを上げて、正面玄関の大きな蝶番の木戸が開いた。

誰もいないのに、ひとりでに開いたのだ。

まるで、こちらが乗り込んで来るのを待ち構えていたかのように。

 

 

 

三玖「これは・・・入っていいってことだよね?」

 

源一郎「どのみち、この道しかない。」

 

神楽「行くとしようか。」

 

瑛人「はい。行くぞ─────必ず、この戦いを制するんだ!」

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

一護「─────どうやら乗り込んで来たようですね。」

 

 

 

窓辺に立ち、外を見下ろす一護の眼鏡のレンズがギラリと輝いた。

天井から吊り下がるシャンデリアに明かりはなく、照明としての役目を果たしていない。

窓の外の光だけが照らし出す、薄暗い室内にーーーーひざまずく一つの影があった。

 

 

 

一護「行きましょうか─────ジャック。」

 

ジャック「そうですね、一護さん。《彼奴等》も来たみたいだし─────楽しくなりそうだ。」

 

 

 

 

 

TO BE CONTINUE・・・・・・

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。