WORLD ONE BRIDE GENESIS 作:マリービィ
─────瑛人・・・
誰かの声がした。
気づくとそこには、自分はカプセルの中だった。
これって─────何時頃の記憶だ?
─────瑛人・・・
声がした方向に向けると、カプセルの外には、銀髪の髪をした若い男性の姿があった。
そして、カプセルの中から俺を出して、優しく持つ。
その男性は俺を見て、優しく笑っていた。
男性「久しぶり──────じゃないか。君とは、初めまして──────だよね?」
男性はそう言って、俺に優しい笑顔をしていた。
瑛人「えっと・・・」
ドクター「僕の名前は《ドクター》─────君の友達だよ。」
その男性・ドクターは自己紹介をしていた。
瑛人「そ、そうなんだ。だけど、大人なのに?」
あまりにも年齢が違うので、俺は少し疑った。
ドクター「あははは・・・痛いところ突くね。だけど、年齢は関係ないよ。」
瑛人「そうなんだ。」
ドクターは俺の答えに微笑んだ。
ドクター(純粋な性格・・・性格もバッチリだね。)
瑛人「此処は何処なの?」
俺は周りを見ていた。
周りはメカメカしい、近未来風の研究室だった。
ドクター「僕の研究施設さ。今此処で─────君は生まれた。」
ドクターは何か、考え始めていた。
ドクター(この子の生年月日は・・・2000年9月28日。今は5歳という設定だから、2005年から成長し始めるね。そして僕は、来年の5月5日まで────)
瑛人「ドクター。僕、ちょっと探索してくる!」
俺は純粋にドクターの研究室が気になって、周りをうろちょろすることにした。
ドクター「こらこら。まだ生まれたばかりなんだから、じっとしなさい。」
ドクターは微笑みながら、優しくそう言った。
すると、ドクターは何か思いついたかのように言った。
ドクター「そうだ。君の好きそうな部屋を案内するよ。こっちにおいで。」
ドクターは俺を連れて、とある部屋に入って来た。
そこは、さっきのメカメカしい近未来風の研究室とは打って変わって、可愛らしい子供の部屋であった。
ドクター「どうだい?さっきよりも、此処のほうが居心地はいいはずだよ。」
俺はまだ幼かったから、単純に子供の部屋ではしゃぎ回ってしまった。
ドクター「子どもって元気でいいね。気に入ってくれたかい?」
瑛人「うん!」
俺は近くにある玩具を、遊んでいた。
ドクター「そうそう。僕が研究している間、このボールで遊んでてごらん?」
ドクターは近くにあった赤いボールを、俺に渡してきた。
俺は遊び方が分らないから、単純にそこら辺に投げていた。
瑛人「それぇ!」
ドクター「こらこら。手で投げるより、魔法で動かしてごらん?」
魔法?
俺はその時、初めて聞く単語だった。
ドクター「目と体からぐっ・・・と力を入れてごらん。そしたらボールを浮かばせることができるよ。」
ドクターは優しく、俺にそう教えていた。
そして俺は、やってみることにした。
できるかな?
TO BE CONTINUE・・・・・・