WORLD ONE BRIDE GENESIS   作:マリービィ

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15話 白い藤の花言葉①

 

 

 

 

─────瑛人・・・

 

 

 

誰かの声がした。

気づくとそこには、自分はカプセルの中だった。

これって─────何時頃の記憶だ?

 

 

 

─────瑛人・・・

 

 

 

声がした方向に向けると、カプセルの外には、銀髪の髪をした若い男性の姿があった。

そして、カプセルの中から俺を出して、優しく持つ。

その男性は俺を見て、優しく笑っていた。

 

 

 

男性「久しぶり──────じゃないか。君とは、初めまして──────だよね?」

 

 

 

男性はそう言って、俺に優しい笑顔をしていた。

 

 

 

瑛人「えっと・・・」

 

ドクター「僕の名前は《ドクター》─────君の友達だよ。」

 

 

 

その男性・ドクターは自己紹介をしていた。

 

 

 

瑛人「そ、そうなんだ。だけど、大人なのに?」

 

 

 

あまりにも年齢が違うので、俺は少し疑った。

 

 

 

ドクター「あははは・・・痛いところ突くね。だけど、年齢は関係ないよ。」

 

瑛人「そうなんだ。」

 

 

 

ドクターは俺の答えに微笑んだ。

 

 

 

ドクター(純粋な性格・・・性格もバッチリだね。)

 

瑛人「此処は何処なの?」

 

 

 

俺は周りを見ていた。

周りはメカメカしい、近未来風の研究室だった。

 

 

 

ドクター「僕の研究施設さ。今此処で─────君は生まれた。」

 

 

 

ドクターは何か、考え始めていた。

 

 

 

ドクター(この子の生年月日は・・・2000年9月28日。今は5歳という設定だから、2005年から成長し始めるね。そして僕は、来年の5月5日まで────)

 

瑛人「ドクター。僕、ちょっと探索してくる!」

 

 

 

俺は純粋にドクターの研究室が気になって、周りをうろちょろすることにした。

 

 

 

ドクター「こらこら。まだ生まれたばかりなんだから、じっとしなさい。」

 

 

 

ドクターは微笑みながら、優しくそう言った。

すると、ドクターは何か思いついたかのように言った。

 

 

 

ドクター「そうだ。君の好きそうな部屋を案内するよ。こっちにおいで。」

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

ドクターは俺を連れて、とある部屋に入って来た。

そこは、さっきのメカメカしい近未来風の研究室とは打って変わって、可愛らしい子供の部屋であった。

 

 

 

ドクター「どうだい?さっきよりも、此処のほうが居心地はいいはずだよ。」

 

 

 

俺はまだ幼かったから、単純に子供の部屋ではしゃぎ回ってしまった。

 

 

 

ドクター「子どもって元気でいいね。気に入ってくれたかい?」

 

瑛人「うん!」

 

 

 

俺は近くにある玩具を、遊んでいた。

 

 

 

ドクター「そうそう。僕が研究している間、このボールで遊んでてごらん?」

 

 

 

ドクターは近くにあった赤いボールを、俺に渡してきた。

俺は遊び方が分らないから、単純にそこら辺に投げていた。

 

 

 

瑛人「それぇ!」

 

ドクター「こらこら。手で投げるより、魔法で動かしてごらん?」

 

 

 

魔法?

俺はその時、初めて聞く単語だった。

 

 

 

ドクター「目と体からぐっ・・・と力を入れてごらん。そしたらボールを浮かばせることができるよ。」

 

 

 

ドクターは優しく、俺にそう教えていた。

そして俺は、やってみることにした。

できるかな?

 

 

 

 

 

TO BE CONTINUE・・・・・・

 

 

 

 

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