フォワードの4人のもとへ飛んでくるなのはとヴィータ。
「みんなー大丈夫!?」
「すまねぇ!遅くなっちまった!」
「え,あの…大丈夫…です。」
「この人が助けてくれて…」
倒れた男の人を見ながらスバルが答える。
その顔を見たなのはとヴィータは驚いた。
「えっ?この人は…」
「…ルル?」
「えっ,なのはさん達,この人ご存じなんですか?」
「うん。何度か私たちを助けてくれたことがあるの。」
男の人の顔を確かめながら答えるなのは。
「どうしてこんなに消耗してんだ?」
「…わたしが…周りも見ずに……それで敵に囲まれちゃって…それで」
責任を感じながらもなんとか説明しようとするティアナ。
「…この人が私たちをかばいながら全部倒してくれたんです。」
続けてスバルが答える。
「大丈夫だよティアナ。来るのが遅くなった私たちが悪いんだから。
とりあえず,皆も戻ってルル君を六課の医務室に運ぼう。」
「「「「分かりました。」」」」
【はやての部屋】
はやて,なのは,フェイトが話をしている。
「フォワードのみんなは大丈夫やったんか?」
「うん。だれも怪我はないみたい。」
「私が着いたときにはもうガジェットはいなくなってたし…」
「そうそう,そのガジェット倒したんルル君なんやろ?」
「うん。まだ詳しい話はフォワードのみんなから聞けてないけどそうみたいだよ。」
「ルル,もう少しで目を覚ますらしいよ。三人で行ってみない?」
「せやね,詳しい話も聞きたいし,ず~っと探しとったし…」
「はやてちゃん………ルル君管理局にスカウトする気でしょ?」
「う…まぁええやん!大量のガジェットを人守りながら討伐できる人材なんてそうそうおらんで。
しかも無所属やし,こんな機会を見逃す手はないわ~」
「いいからお見舞いに行こうよ。」
【医務室】
プシュー
「シャマル~ルル君の調子はどうなんかな?」
「ええ,怪我もありませんし,魔力の使いすぎで気を失ってるだけかと思います。」
「あ,目を覚ましそうだよ」
「う……(ここは?…っ!この人たちは…)」
「目が覚めた?」
「…はい。……ここはどこでしょうか?」
「ここは機動六課…といっても分からないか…えっと,管理局の医務室だよ」
「そうですか…どうして僕を運んでくれたんでしょうか?」
「えっと,ルル君うちの子たちを守ってくれた時に魔力の使いすぎで気を失っちゃって
…覚えてない?」
「いえ,覚えてます。気を失った僕をどうして運んでくれたのですか?」
「えっ?それは,そのままにしておけないし…お話もしたかったし」
「そうですか…分かりました。何を話せばいいでしょうか?」
「えっ?いや,そんなに急がなくても…」
「まぁとにかく今はしっかり休みや~
あとデバイスかなり傷んどるみたいやからウチのメカニックに見せといたるわ」
「えっと…結構です。大丈夫なんでそのままにしておいてくれませんか?」
「でもこのままやと満足に魔法使えんかもしれんよ?」
『御主人様,大丈夫です。メンテナンスしてもらいましょう』
「(でもユダ,何をされるか…)」
『大丈夫です。何かありましたら呼びますので』
「(…そうか,分かったよ)」
「あ,いや…すいません。やっぱり見てもらえますか?」
「了解や」
「じゃあ,またあとでね」
プシュー
「ん~~~どう思う?」
「なんか…変だよね?」
「変というより………すごく警戒してるような…」
「そやね…とりあえず会った時の状況を知りたいな。
シグナム達にも聞いてもらっといた方がええやろなぁ。
ウチの部屋にフォワード4人とシグナム達も呼んで全員集合っちゅーことで!」
「分かった。みんな呼んでくるね」
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【はやての部屋】
「みんな集まってくれたな」
「「「「「はい」」」」」
「まず,フォワードの4人には謝らなあかんな。
ガジェットの増援を感知できんかったのはウチらのミスや。
おそらく敵の中に感知能力にジャミングできる能力を持ってるものがいる。
次からは気をつけんと…。」
「い,いえ,ルル…さんっていう人に助けてもらいましたし…」
「そう,そのルル君なんやけどなんか様子が変なんや。」
「変…というのは?」
「こちらを警戒しているというか,信用してないというか…
それでルル君と会った時の状況を詳しく聞きたいんやけど…」
「了解しました。まず…………………………
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…以上です。」
「私らを守ってくれて,そのまま敵を全滅させて気絶…しちゃいました。」
「そうなんだ…特に変わったことはなかったみたいだね…」
「そしたらなんであんなに警戒しとったんやろうか…?」
「はじめてゆっくりお話しできると思ったんだけどなぁ~」
『俺が説明しましょうか~』
ちょっと短めです。
次回は本編の題名の所以の回になる予定です。