ゴーストフリーク
1-A教室
臨時の休みがあけ、本日もクラスはいつも通りの賑やかさだ。
案外肝が座ってるね君ら。
「ねぇ梅雨ちゃん 今日のHR誰が来るのかな?」
「ケロッ そうね相澤先生は怪我が大きかったから誰か別の先生が来るんじゃないかしら?。」
いやぁ…原作であの怪我で出てきたくらいだからなぁ、恐らく…
「おはよう」 「「「「「相澤先生復帰早い!!」」」」」
ですよね〜(^ω^)原作ほど包帯は巻いてないけど松葉杖つきながら入ってきたよこの人
「いいんですか?先生 体」
「俺の事は気にするな…それより君達はまだ戦いが残っている…………体育祭だ!」
「「「めちゃくちゃ学校っぽいのキター!?」」」
切島、芦戸、上鳴 君ら朝からよく叫ぶね?
「いやいや!中止しないんっすか? あんな事あったのに」
「いちいち敵の襲撃ごときで中止してられない 非合理的だ。」 「いやそこは中止しようぜ…?」
峰田の言い分は分かるが、やると言ったらやるのがこの学校だ 何となくわかってるだろうに。
「あんな事あった後だが上がるな! 体育祭!!」
切島はやる気満々って所か、なんというか暑いね。
「影裏はあんまり楽しみじゃないの?体育祭」
「いや?ただやる事をやるだけだからね…後朝は低血圧でしんどいだけさ。」
芦戸とやる気みたいだし、水を指すのも良くないからね。
正直あんま乗り気では無い、 体育祭ではなくこの後の帰りの時の状態がなぁ…
「皆私頑張る!!」 「うわぁ!?麗日さん!」 「顔が全然麗日じゃねえ!」
あっちはあっちで盛り上がってるし、後瀬呂よ顔が麗日じゃないのは思っても少し失礼だぞ(^^; あっ峰田が蛙水のベロビンタ喰らってる。
「ヒーローになりたい理由? どうしたの藪から棒に?」
「いや、昼休みに麗日さん達にも聞いたから…」
そうゆう事ね、別に構わないからそんなに申し訳ない顔しないでくれ。
「私みたいな異形系の中でも異形の私がヒーローになったらさ、面白いだろう?」
「なっ何事だァァ!?」
あー やっぱこうなるか…
「出れねぇじゃねえか!」 「きっ 君達A組に何か用なのか!」
「敵情視察だろ!雑魚共が!」「ざっ 爆豪君!君は誰ふり構わず雑魚というのはやめたまえ!」
「がっかりだなぁ…幻滅っていうの?」
「アァ!?」 「こんな口の聞き方しか出来ない奴ばっかりって幻滅でしょ?」
髪が紫ががった男が人混みから出てきた はぁ…
「帰ろ…疲れた」 「いやまだ帰らないでもらおうか?」
わざわざ前に出てきて止めんなよ…あぁ イラついて
「俺が言いに来たのは体育祭のリザルト次第ではヒーロー科にくり上がれる…いい気になってると足元をすくっちゃうってことさ…」
「おうおう!B組のもんだがよ! 敵が襲撃してきたら話聞こうと思ってきたが!随分調子乗ってんなぁ!」
あぁ…虫唾が走る!!
「えっ 影裏? うわっ!」
「なっ?なんだぁ? ぐっ!」 「がぁ!?」
「ゴースト……フリーク!!」
影裏が急に光ったと思えば、前に出てきた2人の首を掴んでる…? えっ?どゆこと?
「ちょっ!影裏マズイって!」 「おまっ!そんなバイオレンスキャラじゃないだろ!」
砂糖と瀬呂が止めに入ろうと影裏に近づいた。
「調子に乗ってる ?なら貴様らはこうなっても調子に乗れるか!いい気でいられるか!」
影裏の怒号が…動こうとした皆を止めた。
「答えてみろ! こうやって命を奪われかけて! 自分の命を他人の手に握られてる恐怖を受けてなお!調子に乗ってると言えるか!!」
あぁ…心が…黒く沈んでいく 怒りで頭が痛い ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!
「いっ…息が…」 「ぐっ…えぇぇ」
「苦しいかぁ! 辛いか!」
「そこまでにしておけ影裏」
「あっ…相澤先生 ?」
俺は 私は
「怒りにのまれるな 確かに今ここに宣戦布告に来たやつらは、常識にかける発言があっただが そこで手を出すのは非合理的だ。」
「 」
「廊下にいる奴らもそうだ! ここにいるのは確かにヒーロー科の人間だ だが君らと同じく生徒だ。」
相澤先生は廊下の生徒を見回しながら一喝。
「それもわからないなら…貴様ら全員除籍にしても構わないんだが?」
個性を発動させ、髪をたなびかせ睨みつける。
「 」 「えっ影裏?」
「悪い…今は誰とも…喋りたくない」
芦戸が話しかけてきたが、とても今は 話す気になれない。
「あっ、影裏君!」
後ろを誰かがおってきてる…誰?
「影裏の奴は…昔から人といるのが少なかったそうだ。」
相澤先生が過ぎ去る影裏君を見つめながら語り始めた。
「あいつは個性の都合上、何種類もの姿を持つ だがそれは子供や大人に不気味に思えたのだろう。」
相澤先生は影裏君の過去を語ってくれた、異形の中でも珍しい個性 そのせいで周りから孤立していたこと。
だからこのクラス…A組の皆を蔑ろにする発言が許せなかったのだろうと。
「爆豪の喧嘩を売る発言も悪いが、君達もヒーローを目指すなら 尚且つB組の生徒は被害者にかける言葉を考えるべきだ。」
「まだA組の生徒は生徒だ、プロでもアマですらない…それを弁えて 調子に乗ってるだなんだを語るべきだな。」
相澤先生はそのまま、ブラド先生達に報告すると言って去っていった。
「おっ…俺はなんつー事を…」
B組の人はブツブツと呟き意気消沈しながら去っていた。
それを皮切りに他の廊下にいた人もどんどん去っていき。
「ッ…俺はただ 」
最初に宣戦布告してきた子も最後に、なにか呟きながら去っていった。
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