アビドス対策委員会に拾われた少女 作:雪狐@ただのキツネ好き
なんとなく二次創作を書きたくなった雪狐です。
ちなみに私の原作知識はアビドス編しか無いので、アビドス以降は書くとしても原作をきちんと見てからです。
でもしばらくはアビドス編を楽しくかきます!!
まぁ、続き書くかは分かりませんけど!
1話
「くそっ!?
なんだあいつッ!!!」
やばいやばいやばい!
今までそれなりのヤバいやつらを見てきたが、その中でもトップクラスにヤバい奴だとアタシの本能が言っている!!
「はぁっ!はぁっ!
こ、この辺りまで逃げれば安心…」
「…何が安心なの?」
「うわぁっ!!!?
く、くそぉ!くらえぇ!!!」
全速力で逃げて、逃げて、それでも気が付いたら追い付かれていた。
なぜ?いつの間に?
そんな事を考える余裕もなく、アタシは振り向くと同時に愛銃であるアサルトライフルを狙いを定める事も出来ず適当にばら撒く。
「はぁっ、はぁっ!
に、逃げないと…!」
「…いたい、痛いのは…嫌いなの…!
お返しなの…!」
「ぎゃぁぁっ!?!?」
普通の奴なら少しのダメージで済むはずなんだが、目の前のヤバい奴は何故か血が出ていた。
…脆いのか?弱いのか?
そんなことを考えて少し動きが止まった瞬間。
アタシは目の前に突き付けられた大きな銃を見て、撃ち抜かれた。
「…あ、色々と聞けばよかったなの…ま、いいの。」
そんな声を最後に聞いて、それを最後に意識を失う。
わたしの意識が覚めてすぐに、歩いて移動していると沢山のヘルメットを被ったよく分からない団体に攻撃をされたの。
咄嗟に物陰に隠れてやり過ごしたけど、何故隠れるなんて事をしたのかはよく分からない。多分反射的になの。
そのまま1人ずつ確実に手に持つスナイパーライフルで意識を奪っていき、最後の一人になると同時にその一人が逃げ出したの。
それを後ろから撃ち抜くのは簡単だったけど、それじゃ"面白くない"の。
なので後ろから追いかけて、追いつくと同時に気になったことについて質問した。
わたしは身長がかなり低いようで、多分だが130前後だろう。
だから追いつくのにはそれなりに苦労した。
なのに質問には答えられず、沢山の銃弾の雨に晒された。
わたしは体が脆くて弱いようで、簡単に血まみれになったの。
勿論急所は当たらないようにきちんと急所は腕やスナイパーライフルで守ったの。
わたしが撃ち抜いた人はこれよりも強い弾でも血が出なかったので私が弱いというのはまぁ確実だと思うの。
血まみれになると同時に、かなりの痛みが体に走っていた。
痛みで少し頭に血が上っていて、そのまま手に持つ銃を突き付けて撃ち抜いたの。
「はぁ、ここがどこかとか、聞いておくべきだったの…。
…おなか、すいたの…」
私がヘルメット集団に襲われてから、今で二日目。
食べ物はおろか水すらも飲めていないの。
何故ならここは、"物凄く広い砂漠"だからなの。
…なんでわたしはこんなところに居るの?
そもそも、"わたし"とはなんなのだろう。
ここまでの成長の記憶どころか、親の記憶すらもないの。
いや、それ以前に"わたし"という自我が目覚めたのが二日前の、襲われる前なの。
なのに知識だけは色々あり、訳が分からないの。
この思考しているわたしの意識が作られたものなのかどうかすらも分からないの。
別に作られたものならそれでいいの。
例え作られたのであろうと"わたし"は"わたし"なの。
まぁそれはいい。
今はそれよりもこの食べ物も飲み物もない現状をどうするかだ。
どうしようも無いから、最悪は水分不足や餓死になるんだろうか?
わたしの知識ではその二つはかなり苦しい死に方だと知識にあるの。
だから、出来ればその二つは嫌なの。
死ぬこと自体はまぁいいの。
わたしは多分、生まれるべき人間じゃないから。
それどころか人間なのかすらも分からないから。
「…はぁ、考えても仕方ないの。
もうちょっとだけ…歩くの。」
…苦しい死に方をするなら私は自死を選択するの。
丁度よく手元にスナイパーライフルもあるの。
これで頭を撃ち抜けばわたしなら苦しまずに死ねるだろうから。
ちなみにこのスナイパーライフルは、わたしの目覚めた場所のすぐ近くに置かれてあったの。
なのに誰かいたような痕跡はあれども、誰も居なかったし、なんならホコリのたまり具合からして数年は誰も来ていないので拝借したの。
わたしの知識の中にこの銃の情報があったの。
正式名称はSVLK-14Sと言うらしいの。
だが、見たところ改造されているようで、多分だが威力と弾速が上がっているの。
スナイパーライフルというのはそもそもとして弾速も威力も銃の中では高いんじゃないの?
そうでもないのだろうか?
「…のど、かわいたの…おなか、すいた…なの…。」
…そろそろ諦めてもいいかな。
結局、よく分からない集団に襲われた後から三日も歩き続けているの。
ただでさえわたしは多分体が弱いの。
なのに、これだけ歩けたの。
もう、諦めてもいいよね?
「…仕方ないの…。
あーあ、わたしの命、短いの…
次の生があれば、少しでもマシに生きれますように…なの…」
そう呟くと同時に自分の頭に銃口を向けるの。
バン!!
という大きな音と共にわたしの頭に衝撃が――
――来なかったの。
その代わりに、横から何かが抱きついてきて、勢いが強かったため引き金を引くことは出来たがあらぬ方向に弾丸は飛んで行ったの。
一体…なにが…?
「ん、危なかった。
何、してるの?」
「…誰なの?」
抱きついてきた何かは、目の前の女の子なの。
外見を説明すると、セミロングの銀髪で水色の瞳だけど、瞳の中をよく見ると瞳孔の色が白と黒で左右で違うの。
とてもミステリアスな雰囲気を醸し出している美少女、なの。
…勢いよく抱きついてきたところからするとミステリアスに思えないけど、あくまで雰囲気がミステリアス、なの。
多分、本質はパッション系なんじゃないかとわたしは思うの。
「ん…私は砂狼シロコ。
君は?」
「私の名前…?
…無い、んだと思うの。
少なくともわたしは名前、分からないの…
ごめんなさいなの…」
「別に気にしなくていい。
名前が無い人…とりあえず、何をしようとしてたか聞いてもいい?」
えっと、どう説明すればいいの?
素直に言えばいいの?
…意識が怪しくなってきたし、あまり考えがまとまらないの…
「…えっ、と…
見たまんまで…自殺しようとしてたなの。
もう三日も何も飲食してなくて、苦しんで死ぬなら楽に自殺しようと思ってたの。」
素直に言うと、衝撃を受けたような、驚いたような顔をしている。
…そろそろ、話すのも辛くなってきたの…
「…とりあえず、これで良ければあるけど、いる?」
少しすると再起動したようで、わたしにまだ開いていないスポーツドリンクとパンを渡してきたの。
「…!
いいの?
でも、わたし、今返せるもの何もないの…」
凄く有難かったのでもらおうと思ったけど、お返しになるものを渡せたりしないのでやっぱりやめておこうと思ったの。
「ん…受け取ってくれないなら適当に捨てる。
勿体ないと思うなら受け取って」
「………。
有難く貰うの…
ありがとうなの!シロコ、凄く優しいの!」
そこまで言ってくれるのなら、遠慮する方がダメなの。
多分だけど、シロコは本気なの。
心配してくれるのは嬉しいけど、もう少し説得の方法があったと思うの…
まぁ、これは受け取る側のわたしが言うことでもないとは思うなの。
とりあえず、シロコから貰ったスポーツドリンクを開けようと思ってキャップを回すけど、力が足りないから開けれないの。
銃の引き金を引くので力を使い果たして、もう握力も録に残ってないの…
「シロコ、力が入らないの…
開けて欲しいの…ごめんなさいなの…」
「分かった。
別にこのくらい気にしなくてもいいよ」
「ありがとうなの!!
シロコ優しいから大好きなの!」
あけてくれた礼を言って、そのまま勢いよく貰った飲み物を飲むと、半分くらい一気に飲みきったの。
あぅ…なんか生暖かい目で見られてるの…
がっつき過ぎて恥ずかしいの…
くぅ…
と小さく私のお腹から音が鳴ったの。
わたしは恥ずかしさから一気に顔に熱が集まるのを感じるの…
「ん、食べて。」
「あ、ありがとうなの…!」
スポーツドリンクを飲んだから、パンを開ける程度の力は戻ったなの。
でもシロコがパンの袋を開けてくれたの!
やっぱりシロコは優しいの!
わたしはそのまま勢いよくパンを食べて、すぐに貰ったパンを食べきったの。
うぅ…やっぱりがっついちゃうの…
恥ずかしいなの…!
わたしが食べているところをシロコにじっと見つめられてたの。
見られるのは別に嫌じゃないの。
でも、食べてるところをじっと見つめられるのは恥ずかしいの…
でも、色々貰ったから文句は言いたくないの…
「し、シロコ、ありがとなの…
お陰で生き返ったの…!」
「別に、気にしなくていい。
テンリ、可愛かった。」
「…テンリ、なの?」
「ん、名前、無いと不便だから今付けた。
いや…?」
「テンリ、テンリ、うん、凄く気に入ったの!
わたしは今日からテンリなの!
シロコ、よろしくなの!」
「ん、よろしく。
テンリの苗字は私と一緒でいい?」
苗字…?
あ、ファミリーネームの事なの。
それなら、シロコは姉、になるの?
「シロコ、お姉ちゃん、なの?」
だって、私は生まれたのは知らないけど自我が芽生えたのは三日前なの。
それでシロコと家族になるなら、お姉ちゃんってことになる、と思うの。
「…!!
ん、私は今日からテンリの姉。
お姉ちゃんって呼んで。」
「分かったの!
わたしは砂狼テンリなの!
お姉ちゃん!今日から家族として宜しくなの!」
「改めて、テンリ、よろしく。」
わたしもオオカミの耳としっぽが生えてるの。
だからお姉ちゃんと姉妹でもおかしくなんてないの!
お姉ちゃんにはしっぽは何故か無いけど、まぁ細かいことは気にしちゃ負けなの!
とりあえず、わたしに家族が出来たの!
凄く嬉しいの!
「テンリ、テンリの銃、テンリよりも大きいけど、持てるの?」
「持てるの!
わたし、こんなんでも意外と力はあるの!!
この子もこれからずっと使うから、名前をつけた方がいいの?
お姉ちゃんは名前を付けてるの?」
「ん、私の銃は"WHITE FANG 465"だよ。
大体は名前つけてる人が多いと思う。」
それならわたしも名前を付けるべきなの…!
名前…名前…いいのが思いつかないの…
「別に無理して名前を付ける必要も無い。
思いついたら付ければいいよ。」
「思いついたの!
SABLE LOUP ONGLEにするの!」
「かっこいい。
いいと思う。」
「砂狼の爪、って意味なの!」
お姉ちゃんが牙ならわたしは爪にするの。
我ながら中々いいネーミングセンスなの♪
「テンリ、嬉しい。
流石私の妹。良いネーミング。」
「褒められると嬉しいの!
ふぁ…」
流石に砂漠できちんと寝れる訳もなく、3日間ほとんど寝れてなかったの。
だから流石に眠たくなってきたの…
「ん、テンリ、後は私に任せて。
寝ててもいいよ。」
「…んぅ、なら、言葉に甘えるの…」
「…テンリは3日間もよく頑張った。
ゆっくり休んで。」
「…すぅ」
お姉ちゃんに背負われたような感覚と同時にわたしの意識が暗闇に落ちていったの…
「…?
ここは、どこなの?」
「待ってたよ、███、いや、今はテンリか。」
「待ってた?
わたしを、なの?」
いや、そんなことよりもここはどこなの?
お姉ちゃんは、どこなの!?
「あぁ、そうとも、君を待ってたよ。」
「ここはどこなの?
お姉ちゃんはどこなの!?」
「ふふ、ここは君の夢の中、と言うのが正しいかな。
お姉ちゃん、ね。
ふふ」
「む…何がおかしいなの?
それに、夢、なの?」
夢の中?
明晰夢というやつなの?
いや、それにしてはなんか…違和感なの。
夢というものを見たことがないから気の所為かもしれないけど、なんか明晰夢では無い気がするの。
それよりも、笑われたことについて聞きたいの…!
「あぁいや、すまない。
バカにするつもりは無かったんだ。
僕に出来なかったことを簡単にしている君が羨ましくてね。
どうか許して欲しい。」
「あ、いや、大丈夫なの。
それより…あなたは、誰なの?」
どこか自嘲するように笑っている目の前の女の子、と言うか私に瓜二つの子に、誰なのかを聞いてみるの。
わたしに、双子の姉妹でも居たなの?
「ふむ、僕について、か。
僕は…あぁいや、今はまだ言わなくてもいいだろう。
それよりも、まずは少し忠告を。」
「忠告、なの?」
「あぁ。
君は、自分の過去が気になるかい?
"どこで、どうやって、どのように生まれた"のか」
「……確かに、気にはなるの。
でも、わたしにとって一番大事なのはお姉ちゃんなの。
わたしの過去なんかそれと比べたらどうでもいいの。」
「おや?
それは重畳。
君は自分の過去を知ると"壊れる"だろうからね。
もしくは壊れるまでは行かなくても、すぐに自殺しようとするだろう。
だから、君は自分自身の過去について調べないことをオススメしておくよ。
いや、オススメじゃないね、"過去を調べてはいけない"。」
まぁ、そう簡単には調べられないけどね。とおどけたようにいう目の前の女の子。
その言葉には、何故かとてつもない説得力を感じたの…
「さて、話はこれで終わりだよ。
じゃあ、後は普通に眠っていいよ。
睡眠の時に呼んで悪かったね。」
「あ…わ、わかったの。」
「それじゃあね。」
「ま、待つの!」
「ん?
どうしたんだい?」
「また、会えるの…?」
わたしがそう問いかけると、どこか驚いたような顔になる目の前の女の子。
そう、わたしはまだこの子の名前すらも聞けてないの。
今日は名前を聞かないでおくけど、いつか教えて貰えるまでは絶対にさよならなんてしてあげないの。
「ふふ、そうだね、君が望んでくれるなら、また会いに来るとも」
「ん、それじゃ、"またね"なの。」
「あぁ、"またね"」
それを最後に、わたしの意識は今度こそちゃんと落ちたの。
こんな駄作を読んでくださり、ありがとうございます!
主人公の外見がほとんど決まってないんですがどうすればいいですか???w
ロリってことと狼の耳としっぽが生えてることしか決まってないです…w
ガールズラブにしようか悩んでます。どうした方がいいですか?
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いらん
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百合にしよう!!!!