アビドス対策委員会に拾われた少女 作:雪狐@ただのキツネ好き
なので今投稿します!
ちなみに今日は忘年会とか大掃除とかあるので、この1話で今日は投稿終わりです。
アンケート…凄いいい戦いしてて笑ってしまいます
話し合いも終わったし、そろそろセリカとテンリの様子を見に行こう。
シロコに見てもらったから大丈夫だろうけど、お見舞いくらいは行きたいしね。
「はぁ…
あ、れ…?
先生!?ど、どうしたの?」
「"セリカとテンリのお見舞いに来たよ。"」
「…あぁ、私なら大丈夫。
いつまでもこうしちゃいられないし。
アヤネちゃんや他のみんなも心配してるし、バイトにも行かないと。
だ、だからお見舞いなんて私にはいらないから、テンリちゃんにだけでいいわよ!
ほら見て、元気だし。」
「"ふふ、それは良かったよ。
助けが遅れてごめんね。"」
「そ、そんなこと!
先生が助けてくれなったらあのままどうなってたか分からないし…」
「"それでも、だよ。
もっと早く助けれたら…いや、そもそもとしてさらわれる前に何とか出来たら、そう思うんだ。 "」
「…先生って、ばかでしょ?」
話していると、突然バカ呼ばわりされた。
本当に突然だったので、私はすごく驚く。
「"き、急だね。
否定はしないけど…"」
「そもそも私とテンリちゃんがさらわれたのは、判断ミスで戦闘に走ったから。
全力で逃げでもしたらさらわれなかったの。
だから、悪いのは私よ。
テンリちゃんは逃げたかったようだし。」
「"いや、そんなことは…"」
「あるのよ。
別に、これで自分を責めてる訳じゃないわ。
終わったことは仕方ないし、これからきちんと考えて行動するようにするわ。」
小さく笑みを浮かべながらも悔しそうに言うセリカ。
なんていうか、すごいね。
自分の過ちっていうのは簡単に認められないものだよ。
「せ、先生!?」
「"セリカは凄いね。
過ちを認めて、成長できてる。"」
ついつい撫でてしまったが、嫌ではなさそうなのでよかった。
「…あ、あの!」
「"ん?
どうしたのかな?"」
「え、ええとね…
せ、先生に、まともにお礼を言ってなかったなって思って…
だから、その…
あ、ありがと、色々と…」
「"うん、お礼は受けとっておくね。"」
「で、でも!
これでアビドスの役に立てただなんて思わないでよね!!
この借りはいつか絶対返すんだから!!」
やっぱり、セリカは可愛いな。
顔を赤くしながらこちらに捲し立てるセリカを見て笑っていると怒られた。
「な、何よ!?
何ヘラヘラ笑ってんの!?
信用はしてもいいかもって思ったけど、それだけだから!!
…はぁ、とりあえず、また明日!
えっと…せ、先生。」
「"…!!
うん、また明日、ね。"」
先生、か。
認めてくれたのは嬉しいな。
恥ずかしかったのか凄い勢いで走り去っていった。
じゃあ、後はテンリの方も見に行こう。
というか、シロコも戻ってきてないけど、どうしたんだろう。
「"…邪魔するのは悪いね。
今日は帰って、また明日、見に来ようかな。"」
セリカと隣のベッドを見ると、テンリとシロコが抱き合って眠っていた。
姉妹仲良く眠っているのを見ると、このままにしてあげたくなる。
なので、私は今日はこの二人に挨拶するのはやめ、このまま帰ることにした。
うん、姉妹仲が良くて結構。
そんな、どこ視点かも分からないことを思いながら。
「……それでは、アビドス対策委員会の定例会議を始めます。
本日は先生にもお越しいただいたので、いつもより!真面目な議論が出来ると思うのですが…」
「はーい!」
「もちろん。」
「同じくなの!」
「何よ、いつもは不真面目みたいじゃない…」
「うへ、よろしくね〜、先生。」
「"うん、よろしく。"」
あのさらわれた事件から、一週間が経ち、テンリの足も治ったくらいの時に、アヤネに言われ、対策委員の定例会議に参加することになった。
「それでは、早速本題に入ります。
本日は、私たちにとって非常に重要な問題…
"学校の負債をどう返済するか"について、具体的な方法を議論します。
ご意見のある方は、挙手をお願いします!」
「はい!はい!」
「はい!一年の黒見さん。お願いします。」
「…あのさ、まず名字で呼ぶの、やめない?
ぎこちないんだけど。」
「せ、セリカちゃん…
でも、せっかくの会議だし…」
「いいじゃーん、おカターい感じで。
それに今日は珍しく、先生もいるんだし〜。」
「めずらしくというより、初めて。」
「確かにそうなの。
わたしも数える程だけど、先生は初参加なの。」
「ですよね!
なんだか委員会っぽくてイイと思いまーす☆」
「はぁ…ま、先輩たちがそう言うなら…
…それはともかく!
対策委員会の会計担当としては、現在我が校の財政状況は、破産寸前としか言いようがないわっ!
このままじゃ廃校だよ!みんな、わかってるよね?」
「うわ、まあね〜。」
「毎月の返済額は、利息だけで788万円!
私達も頑張って稼いではいるけど、正直利息の返済も追いつかない。
これまで通り、指名手配犯を捕まえたり、苦情を解決したり、ボランティアするだけじゃ無理があるわ。
このままじゃ、埒が明かないってこと!
なんかこう…でっかく1発狙わないと!」
「でっかく…って、例えば?」
「宝くじでも買うの?」
「そんな馬鹿なことしないわ!
これこれ!街で配ってたチラシ!」
「こ、これは…!?」
「どれどれ〜?
"ゲルマニウム麦飯石ブレスレットであなたも一攫千金"てんねぇ…?」
「そうっ!
これでガッポガッポ稼ごうよ!」
「…。」
これは…中々、あれだね。
セリカって、もしかして天然なのかな?
「この間、街で声をかけられて、説明会に連れていってもらったの!
運気を上げるゲルマニウムブレスレットってのを売ってるんだって!」
「…。」
シロコも何も言えないようだ。
まぁ、私も何も言えないから、同じだね。
「これね、身につけるだけで運気が上がるんだって!
で、これを周りの三人に売れば…
…?
みんな、どうしたの?」
「うんとね〜、とりあえず、却下〜」
「えーっ!?
何でよ!?どうして!?」
「セリカちゃん…それ、マルチ商法だから…」
「儲かるわけが無い。」
「へっ!?」
「そもそも、ゲルマニウムと運気アップって関係あるのかな…
こんな怪しいところで、まともなビジネスを提案してくれるはずなんてないよ…」
「そ、そうなの!?
私、二個も買っちゃったんだけど!?」
「セリカちゃん、騙されちゃいましたね、可愛いです☆」
「…!!」
「まったく、セリカちゃんは世間知らずだね〜?
気を付けないと、悪い大人に騙されて、人生取り返しのつかないことになっちゃうかもよー?」
確かに、こんなことに騙されるのは可愛いけど、世間知らずもいいところだね…
なんていうか、テンリの、セリカへの視線が少し生暖かい気がする。
「そ、そんなぁ…
そんな風には見えなかったのに…
せっかくお昼抜いて貯めたお金で買ったのに…」
「大丈夫ですよセリカちゃん。
お昼、一緒に食べましょう?私がご馳走しますから☆」
「ぐすっ…ノノミせんぱぁい…」
「えっと…それでは、黒見さんからの意見はこの辺で…
他にご意見のある方…」
「はいはーい!」
「えっと…はい、三年の小鳥遊委員長。
ちょっと嫌な予感がしますが…」
「うむうむ、えっへん!
我が校の一番の問題は、全校生徒がここにいる数人だけってことなんだよね〜。
生徒の数イコール学校力。
トリニティやゲヘナみたいに、生徒数を桁違いに増やせれば、毎月のお金だけでもかなりの金額になるはずー。」
「え…そ、そうなんですか?」
まぁ確かにそうだね。
というか、ホシノの案外しっかりしてる意見に驚いたね。
でも、どうやって増やそうと思うんだろう?
「そういうことー!
だからまずは生徒のかずを増やさないとね〜。
まずはそこからかな〜。」
「でも、簡単に増やせたらここまで困ってないと思うの。」
「そうなんだよ〜。
でも増やせたら議員も選出できるし、連邦生徒会での発言権も与えられるからね。」
「鋭いご指摘ですが、一体どうやって…」
「簡単だよー、他校のスクールバスを拉致すればオッケー!」
「はいっ!?」
「…嫌な予感はしてたの…」
「登校中のスクールバスをジャックして、うちの学校への転入書類にハンコを押さないとバスから降りられないようにするのー。
うへー、これで生徒数がグンと増えること間違いなーし!」
「それ、興味深いね。
ターゲットはトリニティ?それともゲヘナ?ミレニアム?
狙いをどこにするかによって、戦略を変える必要があるかも。」
「お?
……えーっと、うーん…そうだなあ、トリニティ?いや、ゲヘナにしよーっと!」
絶対同意する人が出ること考えてなかったね。
今考えて学校を決めたし。
多分本当にやるってなったら止めるんじゃないかな。
まぁその前にテンリやアヤネが止めるとは思うけどね。
「ちょ、ちょっと待ってください!
そんな方法で転校とかってありなんですか!?」
「いや、アヤネも落ち着くの。
そもそもとしてそんなんじゃ他校の風紀委員が黙ってないの。」
「うへ、やっぱそうだよね〜?」
「やっぱそうだよねー、じゃありませんよ、ホシノ先輩…
もっと真面目に会議に臨んでいただかないと…」
「ん、私にいい考えがある。
先生が来る前の日に、作戦を練ってくるって言ったと思う。
それ。」
「…はい、二年の砂狼シロコさん。」
「あ、わたしも同じなのー!」
「砂狼テンリさんもなら、期待できるかも…!」
「「銀行を襲うの」」
「はいっ!?」
「確実かつ簡単な方法。
ターゲットも確定済み。
市街地にある第1中央銀行。」
「いや、お姉ちゃん、それはダメって言ったの。
やるならブラックマーケットの、闇銀行ってやつなの。」
「…仕方ない。
どっちにしても、金庫の位置、警備員の動線、現金輸送車の走行ルートは事前に把握しておいたから。
あ、でも闇銀行の方は把握できてないのもある。」
「さっきから2人で1生懸命見てたのは、それですか!?」
「五分で一億は稼げる。
はい、覆面も準備しておいた。」
「…いつの間にこんなものまで…」
…テンリなら、ちゃんとしたものを提案してくれるかと思ったのに、テンリも悪ノリしてるね。
いや、それとも本気なのかな?
わざわざ悪ノリでこんなに色々考えたり調べたりなんてしないと思うし。
…わざとならわざとでタチが悪いね。
「うわぁー、これ、シロコちゃんとテンリちゃんの手作り〜?」
「わあ、見てください!」
「…。」
「いや〜、いいねぇ。
人生1発でキメないと。
ねぇ?セリカちゃん?」
「そんなわけあるか!!
却下!却下ー!!」
「そっ、そうですっ!
犯罪はいけません!」
「「むー…」」
「そんなふくれっ面をしても、ダメなものはダメなんです!
はぁ…みなさん、もうちょっとまともな提案をして頂かないと…」
「あのー!
はい!次は私が!」
「はい…二年の十六夜ノノミさん。
犯罪と詐欺は抜きでご意見お願いします…」
…今度、アヤネには何か持ってこよう。
ひとりでこのメンバーをまとめるのはしんどそうだ。
「はい!
犯罪でもマルチ商法でもない、とってもクリーンかつ確実な方法があります!
アイドルです!スクールアイドル!」
「あ、アイドル…!?」
「そうです!
アニメ見たんですけど、学校を復興する定番の方法はアイドルです!
私たち全員がアイドルとしてデビューすれば…
最近メンバーに加わったテンリちゃん含めて可愛い子揃いですから☆」
「却下。」
「あら…これもだめなんですか?」
「なんで?
ホシノ先輩なら、特定のマニアに大ウケしそうなのに。」
「うへー、こんな貧弱な体が好きとか言っちゃう輩なんて、人間としてダメっしょ〜。
ないわー、ないない。」
「ホシノ、それはより小さいわたしに対しての煽りなの?」
「うへ!?
やぶ蛇だったー!
煽ったりなんてしないよー!」
「ん、わかってるの。
少しからかってみただけなの。」
「うわー、テンリちゃんにいじめられるよー!」
「決めポーズも考えておいたのに…
じゃーん、水着少女団のクリスティーナでーす☆」
「どういうことよ…
何が"でーす☆"よ!そらに、"水着少女団"って!だっさい!」
「えー…徹夜で考えたのに…」
「それは深夜テンションってやつなの。
きちんと休んで冷静になるの。」
「あのう…議論がなかなか進まないんですけど、そろそろ結論を… 」
「それは先生に任せちゃおうー!
先生、これまでの意見でわやるならどれがいい?」
「えっ!?
これまでの意見から選ぶんですか!?
も、もう少しまともな意見を出してからの方が…」
「大丈夫だよ〜。
先生が選んだのなら、間違いないって。」
突然こっちにキラーパスが来たね…
それに、相当責任多いね…
「まさかのアイドルなんて言わないわよね?」
「アイドルで☆お願いします!」
「「…」」
セリカとノノミから強い圧力が…
それに、テンリとシロコが無言で覆面を被るのも怖いね。
でも、この中から選ぶのなら…
「"よし、銀行を襲おう!"」
「ええっ!?
本気ですか!?」
「あはははー!
よし、決まりー!それじゃあ出発だー!」
「きゃあー☆
楽しそうです!」
「ほ、ほんとに?
これでいいの?」
「うへー、いいんじゃない?」
「計画は大型な程いい。
でしょ、アヤネ。」
「銀行ならわたしたちが頑張って色々調べてるの!
だから作戦は任せるの!」
「…い」
「い…?」
「いいわけないじゃないですかぁ!!」
アヤネはそのまま机を大きくひっくり返してキレた。
普段温厚な人ほど怒ると怖いっていうのは本当なんだね…
「出たー!
アヤネちゃんのちゃぶ台返しー!」
「……」
「初めて見たの…」
「きゃあー☆
アヤネちゃんが怒りました!
緊急事態です!」
「キレのある返しが出来る子に育ってくれて、ママは嬉しいよーん。」
「誰がママですか!
もうっ!ちゃんと真面目にやってください!
いつもふざけてばっかり!
銀行強盗とかマルチ商法とかそんなことばっかり言って!!」
アヤネがそう言うと、セリカとテンリがぎくっ、とした。
シロコは無言でアヤネを見ていた。
その後、悪ノリした私も含めてめちゃくちゃ説教された。
今回も読んでくださりありがとうございます!
続くかは分かりませんが、感想や評価があればモチベが上がりますので、もし良ければ…
それと、アンケートもお願いします…!
テンリを誰とゆりゆりさせるか意見ください!(一度投票してくれた人はすいません…選択肢を増やしました…!)
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シロコ
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ホシノ
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アヤネ
-
セリカ
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ノノミ
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先生を女の人って確定して、先生と
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その他(感想で)
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誰とも関係を確定させず、全員と軽く
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百合ハーレムルートメンバーは私の独断