アビドス対策委員会に拾われた少女   作:雪狐@ただのキツネ好き

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忘年会四時半まで…死にます…
楽しかったけど、四時半とかそんなに起きることないから死にそうでしたw
それはそれとして、今回ほとんど会話だけですw
私はストーリー見ながらセリフほとんどそのまま使ってるんですが、セリフ以外を挟む場所を見つけれなかった…

それと、今回は便利屋が少しキャラ崩壊気味かもですので、どうぞお手柔らかに…


12話

「いやぁー、悪かったってば、アヤネちゃーん。

ラーメン奢ってあげるからさ、怒らないで、ねっ?」

 

「怒ってません…」

 

「はい、お口拭いて。

らち、よくできましたねー☆」

 

「子供じゃありませんからっ!!」

 

「…なんでもいいんだけどさ、なんでまたウチに来たわけ?」

 

「アヤネ、チャーシューもっと食べる?」

 

「あ、わたしのもあげるの。」

 

「…ふぁい、」

 

セリカの言葉を無視して皆は食べている。

アヤネが食べながら返事をして、変な言い方になっているが、可愛いからいいだろう。

でも、先生としては少し注意するべきか。

 

「"アヤネ、食べながら話すのは、よくないよ?

可愛いけどね。"」

 

「…ごめんなさい。」

 

「話をきけー!!!」

 

「ん、セリカ、うるさい。

他の客の迷惑。」

 

「ここが美味しいからここに来たに決まってるの。

それと、セリカとも会いたいからなの。」

 

「……そ、そう?

私に会いたかったのなら仕方ないわね!

ゆっくり食べていきなさい。」

 

「おーい、セリカちゃんお客さんが来たぞ。

喋ってばかりじゃなく対応してくれ。」

 

「あ、はい!

すいません!」

 

するとセリカは仕事に戻り、今入ってきた四人組を対応し始めた。

 

「…あ、あのう…」

 

「いらっしゃいませ!

何名様ですか?」

 

「…こ、ここで一番安いメニューって、お、おいくらですか?」

 

「一番安いのは…

580円の柴関ラーメンです!

定番メニューなんで、美味しいですよ!」

 

「あ、ありがとうございます!」

 

「えへへっ、やっと見つかった、600円以下のメニュー!」

 

「ふふふ、ほら、何事にも解決策はあるのよ。

全部想定内だわ。」

 

「そ、そうでしたか、さすがは社長。

何でもご存知ですね…」

 

「はあ…」

 

「四名様ですか?

お席にご案内いたしますね!」

 

「んーん、どうせ1杯しか頼まないし大丈夫。」

 

「1杯だけ…?

でも…どうせならごゆっくりお席へどうぞ。

今は暇な時間帯なので、空いてる席も多いですし。」

 

「おー、親切な店員さんだね!

ありがとう、それじゃお言葉に甘えて。」

 

「あ、わがままのついでに、箸は4膳でよろしく。

優しいバイトちゃん。」

 

「えっ?

4膳ですか?

ま、まさか1杯を四人で分け合うつもり…?」

 

「ご、ご、ごめんなさいっ。

貧乏ですみません!!お金が無くてすみません!!」

 

「あ、い、いや…!

その、別にそう謝らなくても…」

 

「いいえ!

お金が無いのは首がないのもおなじ!

生きる資格なんてないんです!

虫けらにも劣る存在なのです!

虫けら以下ですいません…!」

 

「はあ…ちょっと声でかいよ、ハルカ。

周りに迷惑…」

 

「そんな!

お金が無いのは罪じゃないよ!

胸を張って!」

 

「へっ?

は、はい!」

 

「お金は天下の回りもの、ってね。

そもそもまだ学生だし!

それでも、小銭をかき集めて食べに来てくれたんでしょ?

そういうのが大事なんだよ!

もう少し待っててね。すぐ持ってくるから。」

 

「…何か、妙な勘違いされてるみたいだけど?」

 

「まあ、私達もいつもはそんなに貧乏ってわけじゃないんだけどね。

強いて言えば、金遣いの荒いアルちゃんのせいだし。 」

 

「アルちゃん、じゃなくて社長でしょ?

ムツキ室長、肩書きはちゃんと付けてよ。」

 

「ん?

だってもう仕事は終わった後じゃん?

ところで、社長のクセに社員にラーメン1杯奢れないなんて、そんな社長、面白いよね〜?」

 

「…」

 

「今日の襲撃任務に投入する人員を雇うために、ほぼ全財産使っちゃったし…」

 

「ふふふ、でもこうして実際ラーメンは口にできるわけでしょ?

それくらい想定内よ。」

 

「たったの一杯じゃん。

せめて4杯分のお金は確保しておこうよ…」

 

「ぶっちゃけ、忘れたんでしょ?

ねえ、アルちゃん。

夕食代取っておくの、忘れたんでしょ?」

 

「…ふふふ」

 

「はあ。

ま、リスクは減らせた方がいいし、今回のターゲットは、ヘルメット団みたいなザコには扱えないってことには同意する。」

 

「でも全財産をはたいて人を雇わなきゃいけないほど、"アビドス"は危険な連中なの?」

 

「それは…」

 

「多分アルちゃんもよくわかってないと思うよ。

だからビビっていっぱい雇ってるんだよ。」

 

「だ、誰がビビってるって!?

全部私の想定内!

失敗は許されない。

あらゆるリソースを総動員して臨むわ。

それが我が"便利屋68"のモットーよ!」

 

「初耳だね、そんなモットー…」

 

「今思いついたに決まってるよ。」

 

「うるさい!

じゃあ今回の依頼を成功させて報酬が手に入ったら、すき焼きにするわ!

だから気合い入れなさい、みんな!」

 

「すっ…すき焼きとはっ…!?それは一体…!」

 

「大人の食べ物だね。

すごく高価な…」

 

「う、うわあ…私なんかが食べていいものなんでしょうか?

食べたあとはハラキリですか…?」

 

「ふふふ、うちみたいなすごい会社の社員なら、それくらいの贅沢はしないとね。」

 

「へえ〜?

やる気満々じゃん、アルちゃん。

すごい会社にしてはラーメン1杯を皆で分け合うことになってるけどね〜?」

 

「アルちゃん、じゃなくて、社・長!!」

 

「らい、おまたせしました!

お熱いのでお気を付けて!」

 

「ひぇっ、何これ!?

ラーメン超大盛りじゃん!」

 

「ざっと、10人前はあるね…」

 

「こ、これはオーダーミスなのでは?

こんなの食べるお金、ありませんよう…」

 

「いやいや、これで合ってますって。

580円の柴関ラーメン並!

ですよね、大将?」

 

「あぁ、ちょっと手元が来るって量が増えちまったんだ。

気にしないでくれ。」

 

「大将もああ言ってるんだから、遠慮しないで!

それじゃ、ごゆっくりどうぞー!」

 

「う、うわあ…!」

 

「よくわかんないけど、ラッキー!

いっただきまーす!」

 

「…ふふふ、さすがにこれは想定外だったけど、厚意に応えて、ありがたく頂かないとね。」

 

「食べよっ!」

 

「「「「…!!」」」」

 

「お、おいしい!」

 

「なかなかイケるじゃん?

こんな辺鄙な場所なのに、このクオリティなんて。」

 

「でしょう、でしょう?

美味しいでしょう☆」

 

「あれ?

隣の席の…?」

 

「うんうん、ここのラーメンは本当に最高なんです。

遠くからわざわざ来るお客さんもいるんですよ。」

 

「ええ、わかるわ。

色んなところで色んなものを食べてきたけど、このレベルのラーメンはなかなかお目にかかれないもの。」

 

「その制服、ゲヘナ?

遠くから来たんだね。」

 

「私、こういう光景をみたことがあります。

1杯のラーメン、でしたっけ…」

 

「うへー、それは一杯のかけそばじゃなかったっけ?」

 

「(…連中の制服…)」

 

「(あれ、ホントだ。)」

 

「うふふふっ!

いいわ、こんなところで気の合う人たちに会えるなんて。

これは想定外だけど、こういう予測できない出来事こそ人生の醍醐味じゃないかしら。」

 

「(アルちゃんは気付いてないみたいだけど?)」

 

「(…言うべき?)」

 

「(…面白いから放っておこ)」

 

シロコとノノミと、隣の席のうちの一人が仲良く談笑している。

同じくらいの年の生徒達だからか、仲良くなるのも早い。

そして、それとは別に何か小さく話していた二人の方には、テンリが向かっていった。

 

「このラーメンは凄く美味しいの!

二人もそう思うの?」

 

「ん?

くふふっ!

勿論、凄く美味しいと思うよ!」

 

「…まぁ、美味しいよ。」

 

「それはよかったの!

ここの大将は凄く優しくて、かっこいいの!」

 

「確かに凄く優しいね〜?

確かに性格はかっこいいけど、見た目可愛くない〜?」

 

「あ、それは分かるの!」

 

「くふっ、だよね〜?

君の名前聞いてもいい〜?」

 

「あ、わたしは砂狼テンリなの!

あそこで話してるお姉ちゃんの妹なの!

仲良くしてくれたら嬉しいの!」

 

「ん〜、そうだねー?

私としても可愛いテンリちゃんとは仲良くしたいな〜?」

 

「可愛いって言われると恥ずかしいの。

それより、あなた達の名前も教えて欲しいの。」

 

「私は朝黄ムツキだよ!」

 

「…まぁ、名前くらいいいか。

私は鬼方カヨコ、あっちで話してるのがアル。

黙って食べているのが、ハルカ。」

 

「ムツキにカヨコにアルにハルカなの!

覚えたの!」

 

「ねーねーテンリちゃーん?

ちょっと撫でてもいいかな〜?」

 

「…何で会う人会う人皆に撫でられるの?

…別に、嫌じゃないから撫でるのはいいの。」

 

「くふふ!

やったー、それじゃ、撫でるね〜!」

 

「…♪」

 

「…撫でられると嬉しそうじゃん。

少しだけ可愛いかも…」

 

「あ、二人ともモモトークを交換したいの。

だめ…なの?」

 

「ん〜、まぁいいよ〜!」

 

「…今はオフだし。

私も別にいい。」

 

うん、テンリも仲良く出来てそうだね。

それなら私はアヤネと話しておこうかな。

アヤネだけ独りだしね。

 

…流石に向こうの一人の子に話しかけるのは、ね?

いい大人がご飯を食べてる子供に話しかける構図…まずい気がする。

 

それからしばらく談笑し、みんなが食べ終わったので帰ることに。

それなりに仲良くなれたのか、見送りをすることにした。

 

「それじゃあ、気を付けてね!」

 

「お仕事、上手く行きますように☆」

「あははっ!

了解!

あなたたちも学校の復興、頑張ってね!

私も応援してるから!

じゃあね!」

 

それから四人を見送って、私達も帰ることにした。

 

「ふう…いい人だちだったわね。」

 

「「…」」

 

「はあ…あの子たちの制服、気付いた?」

 

「えっ?

制服?何が?」

 

「アビドスだよ、あの子たち。」

 

「…。

なななな、なっ、何ですってーーーーーー!!!???」

 

「あははは!

その反応ウケるー!」

 

「はあ…本当に気付いてなかったのか…」

 

「えっ?

そ、それって私たちのターゲットってことですよね?

わ、私が始末してきましょうかっ!?」

 

「あははは、遅い、遅い。

どうせもうちょっとしたら攻撃を仕掛けるんだし、その時暴れよっ、ハルカちゃん。」

 

「う、うそでしょ…あの子たちが?

アビドスだなんて…

う、うう…なんと言う運命のいたずら…」

 

「何してるの、アルちゃん。

仕事するよ?

…まぁ私もあまり攻撃仕掛けたいとは思えなくなったけどね〜」

 

「…オンとオフの切り替えはしっかりして、ムツキ。」

 

「え〜?

カヨコちゃんだって結局撫でてたし、テンリちゃんにちょっと絆されてたくな〜い?」

 

「…確かにあまりしたくはない。

けど、仕事なら仕方ない。

仕事は仕事だから、ちゃんとやる。

アル、バイトの皆が、命令が下るのを待ってる。」

 

「…本当に…?

私、今から…あの子たちを…」

 

「あはは、心優しいアルちゃんに、この状況はちょっとキツいね〜。

私もカヨコもあまり乗り気じゃないし、やめるならいいよ〜?」

 

「…まぁ、やめるなら別にいい。

別の依頼を探せばいい。」

 

「い、いえ!

このままじゃダメよ!アル!

一企業の長としてしっかりしなさい!

行くわよ!バイトを集めて!」

 

「なんだよー!

遅かったじゃん。」

 

「少し野暮用よ。

それでバイト、準備は出来てるわね?」

 

「もちろん。

何でもいいけど、残業はなしでね。

時給もねぎられてるし。」

 

「細かいことは今置いておいて!

さあ、行きましょう!アビドスを襲撃するわよ!」

 

「乗り気じゃないけど、出動〜!」

 

「はあ…」

 

「アル様!わッ、私、がんばりますから!

ひとり残らず、ぶっ潰しちゃいますっ!」

 

 

 

「校舎より南15km地点付近で大規模な兵力を確認!」

 

「まさか、またヘルメット団?」

 

「ち、ちがいます!

ヘルメット団ではありません!

傭兵です!

恐らく日雇いの!」

 

「へ〜?

傭兵か〜。

結構高いはずだけど。」

 

「これ以上の接近はまずいです!

先生、出動命令を!」

 

ヘルメット団が終わったと思ったら、今度は傭兵…?

ヘルメット団ならまだ分かる。

ヘルメット団が雇ったのかと思ったけど、襲撃をしたからもうそんな余裕も無いはずだし。

 

これ以上は考えても意味が無い、ね。

それじゃあ行くしかない。

 

「"それじゃあ、出動だー!"」

 

「前方に傭兵を率いている集団を確認!」

 

「あれ…ラーメン屋さんの時の…?」

 

「ぐ、ぐぐっ…」

 

「アル、カヨコ、ムツキ、ハルカなの…

仲良くなれたと思ってたのに、気のせいだったの…」

 

「…テンリちゃーんごめんね〜?

でも私達も仕事だからね〜。

また今度お話しよ〜!」

 

「…別に嫌われても仕方ない。」

 

「誰かと思えばあんたたちだったのね!!

ラーメンも無料で特盛にしてあげたのに、この恩知らず!」

 

「あははは!

その件はありがと、でも、それはそれ、これはこれだからねー。

こっちも仕事でさ〜

正直、この依頼受けるの辞めようかなーって少し考えた位にはテンリちゃんに情が移っちゃってるよ〜

でも、アルちゃんがやるっていうから、仕方ないよね〜!」

 

「ムツキッ!?」

 

「…本当に残念だけど、公私の区別ははっきりしないと。

受けた仕事はしっかりこなす。」

 

「くふふっ、カヨコちゃんもギリギリまで悩んでたくせに。」

 

「…。」

 

「…なるほど、その仕事っていうのが便利屋だったんだ。」

 

「もう!学生ならもっと健全なアルバイトがあるでしょう?

なのに便利屋だなんて!」

 

「ちょっ、アルバイトじゃないわ!

れっきとしたビジネスなの!

肩書きだってあるんだから!

私は社長!

あっちのムツキが室長で、こっちのカヨコが課長。」

 

「はぁ…社長。

ここでそういう風に言っちゃうと、余計薄っぺらさが目立つ。」

 

「誰の差し金?

…いや、言えるわけないか。」

 

「くふふっ!

オフの時にテンリちゃんになら教えてあげなくもないよ〜?」

 

「…それなら、モモトークは消さずに置いておくの。」

 

「あれ〜?

もしかして、消されそうだった〜?

悲しいな〜!」

 

「仲良くなったと思ったのに、裏切られたら当然なの。

…もしかしたらわたしがそう思ってただけで、そっちからは何とも思われてなかったのかもだけど…なの。」

 

「…とりあえず、すぐ聞きたいから、力尽くで口を割らせるしかない、か。」

 

「お姉ちゃん、援護はするの。」

 

「ふふふ、勿論、誰に雇われたかは企業秘密よ。

…だからムツキ室長、言うのはダメよ。」

 

「くふっ!」

 

「……。

総員、突撃!!」

 

 

 




今回も読んでくださりありがとうございます!
続きを書くかは分かりませんが、感想や評価があれば各気になりますのでもしよければ…
ちなみに作者の便利屋の中で好きなキャラはムツキです。
なのでムツキを一番テンリと仲良くさせましたw

そんな作者のどうでもいいことはさておき、投票もお願いします!
実はこれをかくときに見たアンケートでは、テンリ百合ハーレムルートとシロコルートが完全同数でしてw

テンリを誰とゆりゆりさせるか意見ください!(一度投票してくれた人はすいません…選択肢を増やしました…!)

  • シロコ
  • ホシノ
  • アヤネ
  • セリカ
  • ノノミ
  • 先生を女の人って確定して、先生と
  • その他(感想で)
  • 誰とも関係を確定させず、全員と軽く
  • 百合ハーレムルートメンバーは私の独断
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