アビドス対策委員会に拾われた少女 作:雪狐@ただのキツネ好き
なんだか久しぶりな気がします!
それはさておき、アンケートですけどシロコ派と百合ハーレム派がいい戦いすぎません?w
1月15日の21時に締め切ろうと思います!
「ここがブラックマーケット……」
「わあ☆
すっごい賑わってますね?」
「本当に。
小さな市場を想像してたけど、街ひとつくらいの規模だなんて…
連邦生徒会の手が及ばないエリアがここまで巨大化しているなんて思ってもみなかった。」
セリカが呟き、ノノミが疑問を呈すると、シロコも思ったことを口に出している。
「うへ〜、普段私たちはアビドスにばっかり居るからね〜。
学区外は結構変なところが多いんだよー。」
「ホシノ先輩、ここに来たことあるの?」
「いんやー、私も初めてだねー。
でも他の学区にはへんちくりんなものが沢山あるんだってさー?」
「"他の学区…いつか行ってみたいな"」
「ちょーデカい水族館もあるんだって。
アクアリウムっていうの!
今度行ってみたいなー。
うへ、お魚…お刺身…。」
「よく知らないけど、アクアリウムってそういうものじゃないような…」
アクアリウムで刺身っていう人、なかなかいないと思うなぁ…
まぁそういうところもホシノらしいっちゃらしいね。
『皆さん、油断しないでください。
そこは違法な武器や兵器が取引される場所です。
何が起こるか分からないんですよ?
何かあったら私が…きゃあっ!?』
アヤネが話していると銃声が響き渡る。
慌てて私たちがその音の方へと向かうと、一人の女の子がチンピラに追い回されていた。
「う、うわぁぁ!
まずっ、まずいですー!!
つ、ついてこないでくださいー!!」
「まてっ!
そうは行くかっ!」
『あれ…あの制服は…?』
「わわわっ、まずいですー!?
あっ、ど、どいてくださーい!」
そのままその女の子はこちらへと走ってきたかと思うと、シロコにぶつかった。
「大丈夫?
…なわけないか、追われてるみたいだし。」
「そ、それが…」
「なんだおまえらは、どけ!
アタシたちはそこのトリニティの生徒に用がある!」
「あ、あうう…
わ、私の方に用はないのですけど…」
それを聞いた瞬間、アヤネが思い出したかのように手をぽん、と打った。
『思い出しました。
その制服…キヴォトス一のマンモス校のひとつ、トリニティ総合学園です!』
「そう、そしてキヴォトスで一番金を持っている学園でもある!
だから拉致って身代金をたんまり頂こうってわけさ!」
「拉致って交渉、なかなかのテクだろう?
どうだ、おまえらも興味がある…ガッ!?」
「「「「「!?!?」」」」」
チンピラはこちらに交渉…というか仲間に加えようとしてたのだと思うが、言い切る間もなく二人の近くで爆発が起きた。
その結果、二人は意識を失い、私たちは驚く。
「な、何が…?」
『…!
気をつけてください!
生体反応が二つ、近付いてます!
…ですが、敵性反応では無い…?』
「むぅ、こんな変な奴らが蔓延っている場所なの?
このブラックマーケットは。」
「仕方ないよ。
どこにでもこんな奴らは湧くもんだからねー」
「…そうなの。
とりあえず、全員を助ける、とまでは行かなくても目に入る分の理不尽に関しては助けたいの。」
「あれれ?
優しいねー?
でもー、今は私とのデートなんだけどなー」
「ホントにデートのつもりならこんなとこに連れてこないと思うの。」
「あはは!
でもここだといろんなものがあってよくないー?」
「ブラックマーケットで騒ぎを起こした事があったんじゃないの?」
「にひひ、騒ぎを起こしたことがあるからこそ色々詳しいんだよ!」
「はぁ…それなら楽しもうと思うの…?
あ!お姉ちゃんなの!」
こちらに気付かず話しながら歩いてきたのは、ムツキとテンリだった。
どうやら爆発はムツキの攻撃だったようだ。
そしてそのままある程度近付くと、ようやくこちらに気付いたようで、真っ先にシロコに突撃していった。
「わ…テンリ、こんな所で何してるの?」
「えっとね、情報のお礼としてムツキとデートのようなことをしてるの!」
「"ようなこと"ではなくデートしてるんだよー?
デート中に別の女に抱きつくなんて…テンリちゃんってばー!」
「…テンリはあげないから。」
「にひひ、こわーいお姉さんに怒られる前に邪魔な私は退散しようかなー。
それじゃ、テンリちゃん、また今度今日の代わりに遊ぼうねー!」
「…お礼終わってないの。
だから一緒に行けばいいと思うの。」
「いやあ、流石に攻撃をしかけた相手と仲良く談笑…とはいかないかなー?
今度また誘うから、その時遊ぼ!」
「はぁ、仕方ないの。
それなら、またモモトークで誘うの。」
「うん、じゃあねー」
そのままムツキは笑いながら去っていった。
今日一日のつもりだったようだけど、私たちに譲ってくれたようだ。
うん、やっぱりムツキは根っこは優しい。
そして多分だけど便利屋の皆も悪い子ではないと思うんだよね。
だからいつかアビドスの皆と仲直りしてくれると嬉しいな。
「と、いうわけでわたしも今から参戦なの!
何してたところなの?」
「あ、ありがとうございますー!
このままじゃ学園に迷惑をかけちゃうところでした…」
「んぇ!?
あ、あー…わたしは何もしてないの。
やったのはムツキなの。」
「え?
そ、そうなんですか?
えっと、それでも多分、助けようと言ってくれたのは、あなた、ですよね…?」
「…まぁ、そうなの。」
「それなら、やっぱりありがとうございます!」
「……わ、わかったの。」
「ん、テンリ照れてる。
可愛い。」
「うへー、おじさん達蚊帳の外だよー、皆ー?」
「でも、可愛いテンリちゃんを見れたので私は問題ないですよー☆」
「う、うん、私も…可愛いとこ見れたし、いいかな。」
『…あまり油断しないでくださいね?
何が起こるか分からないんですから…』
蚊帳の外に置かれた私たちだけど、油断はしてないようで皆が周りを少し警戒している。
まぁ、今拉致の現場を見たし、ある程度の警戒はするよね。
「私、こっそり学園から抜け出してきたので、何か問題を起こしたら…あうう…
想像しただけでも…
あ、私はヒフミです、よろしくお願いします!」
「うん〜、よろしくね〜?
えっと、ヒフミちゃんはどうしてこんなとこに〜?」
「あ、あはは…
それはですね、実は…探し物がありまして…」
「探し物、なの?
その為にこんなところまで…」
「もう販売されてないものなので、買うことすら出来ない物なのです…
でも、ブラックマーケットで密かに取引されているらしくて!」
「もしかして、戦車?」
「もしくは違法な火器?」
「化学兵器とかですか?」
「ミサイルとかなの?」
皆それぞれ思い浮かんだものを口に出す。
テンリのはちょっと被ってるような気がするけど、ツッこんだらまけ。
「えっ!?
い、いいえ、えっとですね、ペロロ様の限定グッズなんです。」
「ペロロ様…?」
「限定グッズ?」
「それは一体なんなの?」
「はい!
これです。
ペロロ様とアイス屋さんがコラボした、限定ぬいぐるみ!」
「…」
「限定生産で100体しか作られていないグッズなんですよ!
ね?可愛いでしょう?」
「わあ☆
モモフレンズですね!私も大好きです!
ペロロちゃん可愛いですよねえ!
私はミスター・ニコライが好きなんです」
「わかります!
ニコライさんも哲学的なとこがカッコよくて…!
最近でたニコライさんの本「善悪の彼方」も買いましたよ!
それも初版で!」
「いやー、何の話だか、おじさんにはさっぱりだなー。」
「いや、ホシノ先輩はそもそもこういうファンシー系にはまったく興味無いでしょ。」
「ふむ、最近の若いやつにはついていけん。」
「ホシノ、一体何歳なの?」
「えっと、ほとんど歳の差は無いはずなんだけど…」
苦笑しながらセリカがテンリに教える。
「というわけで、グッズを買いに来たのですが、先程の人達に絡まれて…
みなさんが居なかったら今頃どうなっていたことやら。 」
「ん、皆さんっていうか、テンリとムツキって人。」
「あ、あはは…そうですね。
ところで、アビドスのみなさんは、どうしてここへ?」
「まぁ、私達も似たようなもんだよ。
探し物があるんだー。」
「あ、わたしも知りたいの。
ムツキに連れられてここに来ただけだから、皆が何のためにここに来たのか知らないの。」
「今は生産されていなくて、手に入れにくいものなんだけど、ここにあるって話を聞いて。
テンリ、後で教えるから待ってて。」
「はーい、なの!
わたしはいい子だから待てるの!」
「ん…偉い。」
「姉妹仲がいいんですね!
えっと、来た理由は似たような感じなんですね。」
『皆さん、大変です!
四方から武装した人達が向かってきています!』
「何っ!?」
「あのチビだ!
もう一人の奴はいないが…」
「よくもやってくれたな!痛い目にあわせてやるぜ!」
「…見られたつもりはなかったんだけど、見られてたの?」
「ん、多分気絶の前に少し見えたんだと思う。」
『先程爆発で倒したチンピラの仲間のようです!
完全に敵対モードです!』
「おらァ!
そのチビだけ置いていくならてめぇらは逃がしてやってもいいぞ?」
「冗談。
望むところ。」
「まったく、なんでこんなのばっかり絡んでくるんだろうね?
私たち、なにか悪いことでもした?
とりあえず、テンリちゃんを置いて逃げるほど最低じゃないつもりだから、やってやるわよ!」
『愚痴は後にして…応戦しましょう、皆さん!』
「…とりあえず援護は任せるの。
それじゃあ、わたしのせいでごめんだけど、頑張るの!」
「テンリは何も悪くない。
むしろヒフミを助けたから、いい事をした。」
「お姉ちゃん…ありがとうなの!」
「"今回も私が指揮を取るよ!
ヒフミは戦える?"」
「えっ!?
あ、は、はい!
私がきっかけなので、戦わせてください!」
「"わかった。
それじゃあ、戦闘開始!"」
『敵、後退していきます!
だけどこのままじゃ…』
「仲間を呼ぶつもり?
いくらでも相手になってあげる。」
「ま、待ってください!
それ以上戦っちゃダメです!」
「ん?
どうして?」
「だ、だって…ブラックマーケットで騒ぎを起こしたら、ここを管理している治安機関に見つかってしまうかもしれません!
あうう…そうなったら、本当に大事です…
ひとまずこの場から離れ…」
「ふむ、分かった。
ここのことはヒフミちゃんの方が詳しいだろうから、従おう。」
「ちぇっ、運の良い奴らめ。」
「こっちです!」
「…ちょっとした仕返しに置き土産して行くの。」
「がぁっ!?」
「な、なんだぁ!?」
「…?
テンリ、何したの?」
テンリが何かすると、敵が沢山いた場所で大爆発が起きた。
何をしたのかシロコがテンリに聞いた。
私も気になるしね。
「えっと、ムツキから貰った爆発力を高めた爆弾を敵のど真ん中に投げたの。
それだけだと逃げられるかもだから、地面に着く前に撃ち抜いて、空中で爆発させたの。」
「…曲芸?」
「ちょっ、お姉ちゃんひどいの!」
「早くきてくださーい!」
「あ、ご、ごめんなのー!」
「…ここまで来れば大丈夫でしょう」
「ふむ…ここをかなり危険な場所って認識してるんだね。」
「えっ?と、当然です。
連邦生徒会の手が及ばない場所のひとつですから…」
「相当危険な場所なの〜。
色んなものがあって退屈はしなかったの!」
「あ、あはは…
ブラックマーケットだけでも学園数個分の規模に匹敵しますし、ここで遊ぶのは危険ですよ…?」
「それは…確かにそうなの。
むぅ…ごめんなさいなの…」
「あ、あわわ!
落ち込ませるつもりじゃなかったんです!
た、たしかに面白い場所だとは思いますよ!」
テンリが落ち込んで、しっぽと耳がだらん、となると、ヒフミが慌てたように慰めの言葉を言う。
「…!!
やっぱりここは面白い場所だと思うの!?
一緒なのー!」
「わわっ!?」
「テンリ、無許可で急に抱き着くのはどうかと思う。
私ならいつでも抱き着いていい。」
「わ、私もいつでもいいわよ!」
「ん〜?
私もいいよ〜」
「勿論、私もですー☆」
『そっちには居ないですけど、私も大丈夫ですよ。』
「あ、あはは…私も驚きはしましたけど、嫌では無いので大丈夫ですよ。
…可愛い子ですね!」
ヒフミに抱き着いたテンリをシロコが注意のようなものをして、それに便乗してみんながいつでも抱きついていいという許可を出していた。
うーん、これ、注意なのかな?
ただ自分が抱きつかれたいだけな気がする。
「撫でるのはいいけど、耳としっぽはやめてほしいの!
それ以外なら撫でられるとむしろ嬉しいの!」
「あ、は、はい!
分かりました!」
今回も読んでいただきありがとうございますー!
もし続きが気になる、面白かった!と思ってくださったら、次の話も読んでくださると嬉しいです!
…書くかは分かりませんし書いても不定期投稿ですけど。
感想や評価があればモチベーションが上がるので、もしよければどうぞ…!
テンリを誰とゆりゆりさせるか意見ください!(一度投票してくれた人はすいません…選択肢を増やしました…!)
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シロコ
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ホシノ
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アヤネ
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セリカ
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ノノミ
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先生を女の人って確定して、先生と
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その他(感想で)
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誰とも関係を確定させず、全員と軽く
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百合ハーレムルートメンバーは私の独断