アビドス対策委員会に拾われた少女   作:雪狐@ただのキツネ好き

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凄い書きやすくて、4000字くらい目安に書いてるのに5000超えましたw
すらすらと書けたので、すごく楽しいです!
私が楽しんでるのと同時に楽しんでくれたら嬉しいです!


3話

…んぅ、ふぁ…

なんか、揺れてるの〜…

 

「ん、?」

 

わたしが目を覚ますと、お姉ちゃんに背負われて、砂漠を歩いているところだったの。

どうして砂漠の中を歩いてるの?

 

「ん、テンリ、起きた?

おはよう。」

 

「あ、おはようなの。

今は、どこに向かってるの?」

 

「学校。」

 

いや、お姉ちゃん…凄く端的な説明なの。

というか、名詞を言ってるだけで説明でもないの。

でも、確かに見たところお姉ちゃんはたぶん高校生くらいなの。

 

そりゃあ学校に行くの。

そんな当たり前のことを忘れてたの。

 

そういえば、わたしは今何歳なんだろう?

流石に生まれて四日とかのわけも無いの。

んー…まぁ、お姉ちゃんと同じ学校行きたいから、高校1年生ってことでいいの。

 

多分勉強に関しては問題ないの。

それより、学校がどんなところか楽しみなの!

 

わたし、当たり前だけど学校になんてまだ行ったことないから、どんなのか正直かなり気になってるの。

お姉ちゃん、お友達とか紹介してくれるのかな?

 

昨日、確か皆にわたしを紹介するって言ってた気がするの。

皆って、多分だけどお友達なの。

なら、わたしもその人たちと友達になれたら嬉しいの。

 

お姉ちゃんのお友達、どんな人なのか楽しみなの!

 

「ん、テンリ、着いた。

ここ。」

 

「ここ、なの?」

 

なんか、予想していた学校とは違うの。

なんていうか、少し不思議な場所なの。

 

「入るよ。」

 

「あ、待ってなの!」

 

わたしは、慌ててお姉ちゃんについて行き、教室の中に入る。

その中にはたくさんの人!という程ではなく、数えられる程度の人数が居たの。

 

まぁ、この外観ならあまり人は来ないと思うの。

わたしはお姉ちゃんの学校ってだけで大好きになったの。

 

「あ〜、シロコちゃんおはよ〜」

 

「ん、ホシノ先輩、おはよう」

 

「シロコ先輩、おはよう!」

 

「セリカ、おはよう」

 

今お姉ちゃんに挨拶した二人は、入口の近くの方にいた二人なの。

 

ふわふわとした話し方の人の、ホシノ先輩と呼ばれた女の子の見た目は、凄く小柄な体型で、ピンク色の長い髪の頭頂に一本の巨大なアホ毛があるの。

右目は黄色で、左目は青のオッドアイなの。

それと、八重歯が生えているの。

 

お姉ちゃんを先輩って呼んで、セリカって呼ばれた女の子の見た目は、ツインテールに結んだ長い黒髪と赤い瞳が特徴的で、猫耳が生えてるの。

でもお姉ちゃんと一緒でしっぽは無いの。どうして?

 

「シロコちゃん、おはようございます☆」

 

「シロコ先輩、おはようございます!」

 

「ノノミもアヤネも、おはよう。」

 

ノノミ、と呼ばれた女の子は、ベージュ色のロングヘアを左側頭部だけ輪を書くように結んだ髪型と、服の上からでも分かる巨乳が特徴的なの。

わたしもいつか大きくなるの?

身長も今見える人たちの中では一番高いの。瞳の色は黄緑なの。

 

アヤネ、と呼ばれた女の子は、耳が尖っていて、それ以外はごく真面目な女学生さんって感じなの。

細かい説明は大変だから省くの。

 

この四人と、お姉ちゃんとわたしの六人が今この教室に居るの。

お姉ちゃんに挨拶した後に気が付いたのか、わたしに視線が集中してるの。

 

…正直、こんなに見られると緊張するの。

そしてしばらく見られていると、代表してホシノさん?が話し始めたの。

 

「んーっと〜、シロコちゃん、その子は〜?

誘拐してきちゃった〜?」

 

「ホシノ先輩、それは心外。

私が誘拐とかすると思う?」

 

「ん〜、しかねないかな〜、とは思うよ〜?」

 

ごめんなの、お姉ちゃん。

わたしも、一日しか過ごしてないけどなんとなくわかるの。

 

「…とりあえず、この子は私の妹。

テンリ、自己紹介。」

 

「あ、はいなの。

え、と、わたしは、砂狼テンリなの。

よろしくおねがいするの!」

 

緊張したけど、なんとか噛まずに言えて、心の中でホッ、としていると、四人が驚いているような表情をしているの。

一体どうしたの?

そのまま少しすると、ようやく再起動したようで皆が挨拶を返してくれる。

 

「あ、う、うん。

テンリちゃん、よろしくね〜?

おじさん…ううん、私は三年の小鳥遊ホシノだよ〜

好きにおじさんとでもホシノとでも呼んでね〜」

 

「えっ、と、テンリちゃん、よろしく!

私は一年の黒見セリカよ!好きに呼んでいいわよ!」

 

「テンリちゃん、よろしくお願いします〜☆

私は二年の十六夜ノノミです☆」

 

「テンリちゃん、よろしくお願いします!

私は一年の奥空アヤネです。好きに呼んでいいですよ。」

 

小鳥遊ホシノさん、黒見セリカさん、十六夜ノノミさん、奥空アヤネさん。

うん、全員覚えたの。

 

えっと、わたしは高校一年生っていう事にする予定だから…

小鳥遊先輩、十六夜先輩、セリカさん、アヤネさん、にするの。

 

「ホシノ、ノノミ、セリカ、アヤネ、よろしくなの!

わたしは、多分15歳なの。

だから、高校生だと一年生なの!」

 

「「「「「え?」」」」」

 

なんか、お姉ちゃん含めた全員に驚いたような目で見られたの。

確かに、少しだけ平均より小さいし、この中で一番小さいホシノと比べてもかなり小さいけど、一応高校生の範囲なら勉強は頭にあるの!

 

だから実年齢が分からなくても高校一年生ってことにしておくの!

お姉ちゃんと一緒の学校に入りたいだけなの。

 

「あ、あー…15歳だったんだね〜?

全然15歳には見えなかったからさ〜

ま、まぁ、それはいいんだけど〜、シロコちゃんとはどういう関係なの〜?

誘拐でもされてきた〜?」

 

「誘拐とかじゃなく、わたしはお姉ちゃんの妹なの!」

 

「「「「えーーー!?!?」」」」

 

わたしとお姉ちゃん以外の四人が驚きの声をあげていたの。

この四人とお姉ちゃんはかなりの付き合いに見えるけど、一度も話されたことがない妹が居れば確かに驚くかもなの。

 

少なくともわたしは絶対に驚くの、断言するの。

 

「ん、テンリは私の可愛い妹。」

 

「た、確かに可愛いけど〜、妹なんて居たならもっと前に教えてくれればよかったのに〜」

 

「昨日出来たから、話すタイミングがなかった。」

 

「昨日妹になったの!」

 

「「「「…えー?!」」」」

 

「い、妹ってそんな急にできるものじゃないわよ?

きちんとした説明をしてほしいんだけど!」

 

「ん、仕方ない。

昨日のお昼すぎに、自殺しようとしたテンリを見つけた。

それをなんとかギリギリ止めれた。

そして昨日一日話したら妹になった。」

 

「待って欲しいな〜?

えーっと、始めから割とやばい話だね〜?

自殺〜?自殺なんてどうせ出来ないし〜、辛いだけだと思うけど〜?」

まぁ確かに、銃弾食らったところでアザができたりするだけなんだから、自殺なんてまず難しいと思うの。

でも、私くらい体が弱くて、威力の高いスナイパーライフルがあれば自殺できると思うの。

 

「わたしは、脆いので、ヘルメットの集団に襲われた時も簡単に血まみれになったの。

だから、わたしの銃で頭をうち抜けばかんたんに死ねると思ったの。

一度、腕でも撃ち抜いて確認してみてもいいの!」

 

わたしの銃じゃ大きくて自分の腕を撃ち抜くのは厳しいけど、ハンドガンでも借りれれば見せられると思うの。

 

「テンリ、自分を大切にして。」

 

あ、お姉ちゃんに自分を大切にって言われてたの、忘れてたの。

じゃあ、まあ確かめるのはなしなの!

 

「ごめんなさいなの…」

 

「ん、分かればいい。」

 

「いや〜、シロコちゃんにお姉ちゃんが出来るのかって思ってたけど〜、案外きちんとお姉ちゃんしてるんだね〜?」

 

にやにやと笑いながらお姉ちゃんをからかうようにホシノがお姉ちゃんに言ったの。

すると、お姉ちゃんは少し心外そうな顔をしたの。

 

「私はきちんとお姉ちゃん出来る。

無理だと思われてたのが心外。」

 

「シロコちゃんがお姉ちゃん出来てるのかは私も心配でした☆」

 

「ノノミも…?」

 

少しむすっとした表情になったお姉ちゃんを見て、わたしは少し可愛いなって思ったの。

パッと見はミステリアス系なのに、きちんと話してみると凄く面白くて、可愛いの!

 

こんなお姉ちゃんを持てて、わたしは幸せなの!

 

「大丈夫なの、わたしのお姉ちゃんはシロコだけなの!」

 

「テンリ…ありがとう。」

 

「んー♪」

 

「いや〜、会って一日とは思えないくらい仲良いね〜?」

 

わたしがお姉ちゃんに抱きついて、お姉ちゃんにそのまま撫でられていると、ホシノにそう言われたの。

 

「ホシノとも仲良くしたいと思ってるの!」

 

「うん、おじさんもだよ〜!

シロコちゃんの妹なら、対策委員会全員の妹でもあるからね〜」

 

何かあれば頼るんだよ?とホシノ先輩にも頭を撫でられたの。

 

「ノノミ先輩とか、アヤネちゃんにも頼っていいのよ。

私はまぁ…話くらいは聞いてあげるわよ!」

 

セリカにも撫でられたの。

話し方は少しツンツンしてるけど、凄く優しく撫でてくれるの。

多分、本当はすごく優しい人だと思うの!

 

「あら〜?

しっぽがぶんぶん勢いよく揺れてますね〜☆

可愛いです☆」

 

「あ!

ご、ごめんなさいなの…」

 

「いえいえー、気にしなくてもいいんですよ☆」

 

あぅ、凄く恥ずかしいの。

でも、ノノミの撫で方も好きなの…

 

あ!

またしっぽ振っちゃうの!止まるの…この…なの!!

 

そのまま少しの間しっぽと格闘してたら、アヤネも近付いてきたの。

もしかして、アヤネにも撫でられるの?

 

「テンリちゃん、私とも仲良くしてくれると嬉しいです。」

 

あまり自分に自信が無いのか、少し引き気味に話しかけてきたの。

アヤネもここの全員に負けないくらい可愛いの。

一番は勿論お姉ちゃんなの。

 

「わたしとしても仲良くしてくれると嬉しいの!

アヤネも撫でてもいいの!」

 

そう言うとわたしはアヤネに頭を差し出したの。

すると、少し驚いたような顔になり、遠慮気味に手を出してきたの。

 

だから、その出てきた手に頭を押し付けるの。

 

「わ、わっ…

テンリちゃん、もふもふしてます…」

 

そうなの?

わたし、本当の狼じゃないからそんなもふもふなんてしてないと思うの。

 

「多分、アヤネの勘違いなの!」

 

「いや、ホントにテンリはもふもふしてる。

すごく触り心地がいい。

しっぽも凄く触り心地良かった。」

 

「へー?

おじさんもしっぽ触ってみたいな〜?」

 

「いやなの!

しっぽはわたしは弱いから、触っていいのはお姉ちゃんだけなの!

お姉ちゃん以外には触らせないの〜!

ひゃんっ!?」

 

しっぽを隠すように動いて、ホシノから少しだけ距離をとるの。

すると、後ろからお姉ちゃんにしっぽを触られたの。

急だったから、すごく変な声が出ちゃったの…

 

「ん、今の声、可愛かった。」

 

「き、急に触るのは…ダメなの〜…」

 

「いや〜、シロコちゃんを騙そうとしてるんじゃないかとか思ってたけど、大丈夫そうだね〜。

うへへ、しっぽ、おじさんにもいつか触らせて欲しいな〜」

 

「あうぅ…少しだけなら、許すの。

でも、対策委員会?の皆だけなの!

お姉ちゃん、待って欲しいの!?

にゃぁぁぁっ!?!」

 

そのまましばらくお姉ちゃんにしっぽを触られ続けて、わたしは力が抜けきっちゃったの。

お姉ちゃんの仲間の、対策委員会?になら、まぁ…少しは触られても許せるの。

 

お姉ちゃんが心から信頼してるのが分かるし、ぽっと出のわたしをきちんと警戒するようなホシノも居るから、変な人がいないのは確実なの!

 

そんなことを考えていると、昨日骨抜きにされたブラッシングをまたされたの〜…

気持ちよすぎて何も考えられないの〜…

 

「ん、皆も少し触っていいって。」

 

「ん〜、痛くはしないで欲しいの〜。

にゃぁぁ…」

 

「いいならおじさんから〜

おー、すっごくもふもふしてるね〜!

さわってて気持ちいいな〜」

 

「わ、私も…少しだけ気になる…

わ、も、もふもふ…!」

 

「私も〜☆

わー!凄く触り心地いいですね〜☆」

 

「…頭よりもふもふ…私も、少しだけ…!!

わぁ、凄く気持ちいいです…!」

 

「んにゃぁぁ…」

 

全員撫で方気持ちよすぎて、お姉ちゃん以外の皆も好きなの〜…

はっ、しっぽ撫でられるだけで好きになるとか、ちょろすぎるの!?

 

でも、撫で方気持ちよすぎて口から息が漏れるの〜。

狼なのに、猫のような声がでちゃってるの!

正直、凄く恥ずかしいの…

 

「お、終わり、終わりなの〜!!」

 

そう言って、何とか全員から少しだけ距離を取れたの。

でも力があまり入らないから、足がぷるぷるしてるの…

俗に言う、産まれたての子鹿みたい、なの。

 

そして離れたら、追いかけてきたりはしなかったけど、凄く残念そうな表情を五人ともしていたの。

お姉ちゃんは昨日もいっぱいしっぽを堪能してたの。

 

「また触らせて欲しいな〜?」

 

ぅ、ホシノにねだるような視線で言われたら、許したくなるの。

し、仕方ないなの。

たまになら、触らせてもまぁ、いいの。

 

「たまになら、触らせてあげなくもないの。」

 

「やった〜♪

テンリちゃん優しい〜!」

 

「わ、わたしは優しくないの!

それと、あまり抱きつかないでなのー!?」

 

あまり拒否するのはしのびなく、たまに触らせてあげると言うと、それなりに勢いよく抱きつかれたの。

 

「うへへ、このまま一緒にねちゃう〜?」

 

「ホシノ先輩!

あまりテンリちゃんをダメな方向に誘わないで!」

 

そのまま寝るか、と言う魅力的な提案をしてきたホシノに対してびし!!と注意したのはセリカなの。

 

まぁ、お姉ちゃんの家で凄くゆっくり寝たから、まぁ眠気はもうないの。

 

「魅力的な提案だけど、今は遠慮しておくの!

今度一緒に眠るの!」

 

「うへへ、テンリちゃんのしっぽを枕にさせてね〜?」

 

「絶対やなの!」

 

全く。

油断も隙もないの。

 

 

 

 




テンリちゃんはアビドスの皆に受け入れられて可愛がられてるようですね?w
タイトルを対策委員会からシロコに変えるべきか悩んでましたw

ガールズラブにしようか悩んでます。どうした方がいいですか?

  • いらん
  • 百合にしよう!!!!
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