さて、君たちが今日のここに来た新人かい?
まあ今私の目の前に椅子を用意した、座ると良い、今から話をするから流石に新人は聞いてくれよ?
今から言うのは聞きたいヤツは聞いて良いしもう聞き飽きたヤツは聞かなくて良い、だがどちらでもないなら取り敢えず聞くだけ聞いておくれ。
殺し合う敵に相対してその敵を殺す為ならば魔法は勿論剣も知恵も卑怯とも言える手段も使って良い、勿論数で押し寄せるのも戦術だ、そうだろう?殺し合いをしてるんだ、生存をするために何もかもを使って何が悪い?
これより我々は敵を倒す為に力を鍛え、知恵を付け、相手の認識の外から狙い、そして数を束ねて相対する。
この魔法界をマグルに、数はもはや比較にならず、破壊と殺戮だけならばはるかに我々の上を行く種族に晒して『マグルの殲滅』を謳うヤツをマグルに片付けさせるなんてのも私の頭の中にある、ああ、流石に今はするつもりは無い、『死喰い人』をそれで片付けたその後で『善良なる我々』でさえも被害を受ける可能性は高いだろうからね。
だがこの発想は魔法を絶体視する奴らにとってはあまり馴染みの無い概念の筈だ、何せあちらさんの大将がマグルの知識に富んでいるとはとても思えない、故に我々はマグルの世界の過去の戦術を学ぶ事にした、何故なら『未知』とは初見であり、対応策はその場で考えなければならない、いかに『死喰い人』の闇の魔術だとしてもその効果は一人か、一人に何かをさせるには命令する数秒がかかる、これは『闇の帝王』だとしても覆す事が出来ない絶対の理だ、こっちで確保した捕虜にインペリオをかけて『闇の帝王』に特効を仕掛けた上で私が戦えば時間稼ぎにはなる、何時ものコンフリンゴと石片のコンボか?それとも小さくしておいた巨石をもとに戻しての質量攻撃?ルーモスマキシマによる目眩ましからの物理的な攻撃?あるいは只のハズレ?それとも私の『至高の破壊』?
まあ『闇の帝王』ならヴェンタスで一旦吹き飛ばしてその後どうとでもするんだが、その穴は私が埋める。
とにかく時間稼ぎをしてダンブルドアを呼べば取り敢えずは撃退出来る、残念なのはこれをやる度にその場で英雄様に嫌な顔をされる事くらいだがまあそれは仕方の無いことだ、英雄は善人で私は悪人なんだからね、今聞いているあんたが強くて善人で規律を重んじるならさっさとダンブルドアの下に行きな、あっちは騎士団だからね、こっちはただ『死喰い人』をとにかく殺したい集団だ、相手がちゃんとした『死喰い人』ならそいつの何もかもを奪う悪の巣窟と言っても決して過言じゃない、個人の屋敷しもべ妖精でさえも例外にはならない。
降伏した奴含めてこの要塞で保護して欲しいならちゃんと働いて貰おう、ついでに戦い方も教える、潜入員対策は私の不意打ち開心術、ここにインペリオを使われて来た奴対策としても新人用の労働として一定期間過ごして貰う。
この要塞街が陥落したとしてもちゃんと私が作った素晴らしい破壊の魔術を何時でも起動出来るようにしてある、この要塞街を攻略するなんて事は無いから安心しな。
さて、疲れただろう、取り敢えず屋敷しもべ妖精の作った飯でも食べてな。
ん?どうした新人?どうして殺した『死喰い人』の首を飾るのかって?『この要塞街を攻めた奴』の末路を見せてるのさ、簡単だろう?
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