トリニティはトリニティでも、違う作品ですよねコレ? 作:ペルフェクティ
1/1:色々調べてモモトーク画面をわかりやすくしました
「アビドスですか?」
“うん、アビドス高等学校から支援要請の手紙が来ててね”
「なるほど…」
シャーレに出向して2日目、業務のお手伝いに伺った所、なにやら準備に勤しんでいる先生が居たのでその理由を聞いたところ、アビドス高等学校へ支援の為に向かうとのことだった。
「私もお手伝いで付き添ったほうが良いでしょうか?」
“うーん…もし可能であればそうしてもらえると嬉しいけど、ハヤトは生徒だから学業を疎かにしてほしくないんだよね”
「一応BDでの学習なので、端末さえあれば何処でも勉強はできますけどね」
“それに、もし長引いたりした時、ハヤトの時間を拘束しちゃうことになっちゃうからね”
「んー…わかりました…ただ、先生」
“なにかな?”
「私は一度だけ見学も兼ねてアビドスに行ったことがありますが、かなり過酷な環境になっているので、入念に準備して向かってください 下手すると遭難します」
“そういう噂は聞いていたけど、そんなに?”
「そんなにです、少なくとも私一人でもし行ってたら、間違いなく遭難していたかもしれないですね」
“なるほど、ならしっかりと準備していくことにするよ”
「お気をつけて先生…あ、先生が居ない間は業務はどうしますか?」
“それなら、書類整理と、私関係以外の書類の処理をお願いしてもいいかな?勿論、なにか自分の事があれば、ソレを優先してね?”
「了解です、先生の方も何かアクシデントがあればモモトークに連絡ください」
“なるべくそうならないように努力するね”
…
数日後…。
「急ですねハヤト、モービル…ああ、アレですか?アレなら部室の裏手に置いてありますが…その慌て具合からして先生が関係してますね?」
「理解が早くて助かります、急を要するのですぐにでも使いたいんですが」
「使用するのは構いませんよ。ああ、ただついでに頼みたいことがあります」
「なんでしょうか!?」
「先生を回収したら、そのまましばらく先生と一緒に行動するように。これは部長命令です」
「…わかりました、それでは行ってきます!」
「ええ、行ってらっしゃい」
……
【アビドス市街】
ブロロロロ…
「さすがに先生の端末のバッテリーが持たなかったかな…最終位置はこの辺な筈なんだけど…」
ピコン
「ん?先生からの通信だ…(ピッ) もしもし先生?」
『“あ、繋がった繋がった!ごめんハヤト、いまそっちは大丈夫かな?”』
「私の方は大丈夫です、いま先生のGPS信号の最終地点までやってきましたが、先生はどちらに?」
『“私は今、生徒に助けてもらって、アビドス高等学校にいるよ。バッテリーが回復したから、連絡を入れたところだったんだ”』
「そうでしたか、ならそのまま私もある程度の物資は運んできてあるのでアビドス高等学校に向かいます」
『“わざわざ時間もかかって助けに向かってきてもらってたのに、ごめん”』
「気にしないでください、部長からもしばらくは先生と同行して手助けするように言伝を貰ってるので」
『“ならアビドス高等学校の生徒たちには、今からもう一人助っ人が来るってことで伝えておくね”』
「お願いします、ではまた後程」